こんにちは、不登校のお母さん、藤平紗榮です。
前回に引き続き、長男の不登校の軌跡について、お話しして
いきます。
職場が決まった長男…
決まるまでも、親としての関わりが難しいなぁと思っていましたが
更に、ここからもとっても大変でしたっ。。。
一番大変な想いをしていたのは長男ですけどね。
去年の４月１２日、午後に着き、その日の午後から出勤となり、
行くはずがなかった私が忘れ物を届けに、挨拶がてら部屋の
確認掃除をして、仕事がはじまる時間までには帰りました。。。
その日から休憩時間、仕事が終わってからのLINEが…
その返答次第で、長男のモチベーションが変わってしまうだろうと
今までの学びの知識を全集中して臨みました（笑）
まずこちらからは、『どう？』『何してる？』『おはよう』とか
一切しない。。。
長男からLINEが来た時だけ返事。。。
待つとこが苦手で、アドバイスをバリバリしていた私が、長男の話
を聴くという難題。。。
言いたくて、やってあげたくて、境界線が長男に寄ってしまう…
そこを一歩も二歩も引く。。。
何があった。。。
どう思った。。。
どうしたい？
親の考えなんていらないんだなぁ。。。
仕事って、お金をもらうわけだから、上司の性格にも寄るけど、
理不尽なことってあるよね。。。
・やることが分からないから聞いたら忙しいからと放置された
・お皿のしまうところ、あっちとざっくりでよくわからない
・上司が洗った皿が汚いと長男のせいになった
などなど色々理不尽なことありましたね。。。
いい人に恵まれて、いい会社にたまたま就職できたらラッキーな
わけで、いろんな人がいるし、悪気がない人もいるけど、敵意向き
出しな人もいる。。。いい社会勉強になりました。。。
３日働いたところで、
『僕は、もう辞めたい、辞めることは決めたんだ、でもこれから
の自分の人生のために、１け月はやると決めたんだ。』
と。。。そうか、辞めたいんだけど、１け月がんばることにしたんだ。
もっと続けて欲しいという私の気持ちは抑えた…
そして、そのホテルの従業員には外国人がいて、ネパール人、スリランカ
人…人手不足もあるけれど、外国人技能実習生かな？
その人たちとは仲良く楽しく関われていたらしい…
料理長の【まかない】がとっても美味しくて楽しみだとか…
休憩時間には外を散歩して運動しているとか…
途中の休みの日には、家に帰ってきて、仕事の相談をしたり、
私が当時はまっていた、神社巡りに一緒に行きながら話をしたなぁ。。。
徐々に本人の中で考えが整理できてきて、
今のままではやりたい仕事に就けない、
これからの人生のために１け月はやる、
その後は通信高校に行く
という決断。。。
本当にいろんな経験ができて、いろんな感情もあって、良くも悪くも学んだ
なぁと辞めるころには、もっと働いてもよかったかもなんて思ってたよう。
次のお話しは、長男が辞めることについてです。