新海監督の「天気の子」を観てきました!
この作品、ずっと気になっていました。
評価も二分され、展開が読めず、
日本を代表するアニメ監督なので、
何を見せてくれるんだろうって期待がありました。
作品は観る人の求めるものによって、
最大級の傑作にも駄作にもなる、
フラジャイルな光をもっていました。
今の東京に根差した
リアルな感覚がベースです。
電車も駅も、東京在住なら見慣れた光景で、
降りしきる雨、廃ビル、光が差す街、
監督が本当に雨が好きなんだなって伝わってくる
カットの美しさは素晴らしかったです。
ただ、風景がシャープでリアルなのに。
犯罪と、その後の整合性があまりにとれない。
モヤモヤ感もすごかったな。
登場人物の誰一人として、
地に足をつけて生活ができていなくて、
設定も背景も、曖昧でふわふわし、
行動に走る理由が分からないまま、
展開をなぞっていく感じ。
でも、理由なく 美しいものは美しく、
とくに空の場面は圧巻でした。
もし、彼女が消えるに任せたら、
世界が助かる可能性もある中で、
主人公は全力で救い出しに行くのですが、
天界の青さ、彼女の存在、
人を愛することが、世の規則に背き、
世界が崩壊していくことより、
個人の愛を選ぶ自由について、
そこにしかない輝きを全力で追っていました。
アニメーション、音楽の綺麗さは、
素晴しかったです。涙がでるような
切実な思いも描かれていました。しかし、
現代の毒も、棘を持って
一緒に流れてくる感じです。
俺たちは大丈夫って、
東京大丈夫じゃないよ とか、
犯罪犯しているのに、
三年後、普通に東京来て、
過去に銃を向けた人にふつうに再会、
水没した東京は、常に遠景、
ここは昔は海だったから昔に戻っただけと、
おばあさんが、つぶやいて終了とか、
え!みたいな。。
あと、大人が若者を搾取するだけの存在で、
暖かさがなく、
発砲しても、誰も死んでいないとか、
描き方が中途半端すぎて、
ストーリーに関する事が
引っかかってしまいました。
食生活も、圧倒的に貧しく
インスタントで一杯です。
これを、若い人に希望として託すなら
それは違うと思います。
これは、絶望の肯定で
美しいアートでした。
若い人に何かをメッセージにするなら、
天候が変わりゆく世界に、
持ち得る希望を
より、整合性をとったものが見たかったなと。
答えが、この監督の中に
無いのかなと思いました。
アニメーションは最高に綺麗です。
日本を代表する天才の一人と。
だから、もうすこしストーリーのリアリティーを
体験したかったなと思いました。
読んでいただきありがとうございました。
モヤモヤが書くことで、すこし整理できました。
この映画、きっと色々な感想ありますよね。


























































