[将棋]里見女流王座が第2局も勝利  | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 本日仙台で行われた女流王座五番勝負の第2局は、後手番の里見女流王座がゴキゲン中飛車の対抗形の将棋で、序中盤は形勢が苦しく持ち時間を常に先に使わされる展開ながら上手く挽回して、最後の最後は逆に先手の加藤桃子女流四段が1分将棋となり142手目の△7六香を見て投了。これで、里見さんは開幕から2連勝でタイトル防衛に王手をかけました。次局は少し開いて12月5日(火)に天童で行われます。(なんか理由があるのかもしれませんが、ここで約4週も開くなら、10月下旬の白玲戦終了前に開幕戦をやる必要が無いと思うんだが...。

 

 今日は現地大盤解説会のYouTube放送がありました。これはありがたい。私も今週は結構忙しくて頑張ったので、16時に仕事を切り上げて早仕舞い。終盤戦はガッツリモバイル中継を見て観戦・応援していましたが、途中でこの大盤解説会があるのにも気づいたので、最後の方だけリアルタイムで見ていました。明日は休みなので、改めて最初から見ようかな。(解説者が明日斗君だし)

 

 白玲戦の七番勝負の中で、プロ棋士のどなたが言われていたのか忘れましたが、里見vs西山戦はお互いにやりにくさがあるらしく、それで好局になりにくいのかなと。確かに序盤から両者強気に突っ張り合って、中盤からは割と一気に形勢が傾くことが多い気もします。もちろんそれでも逆転勝ちなどもつれることはありますが、対戦成績がほぼ互角の割に、毎局終盤までどちらが勝つか目が離せないという感じでもなく。それだけ序中盤までの厳しさとか難しさがあるのかもしれませんが...。それに対して、里見vs加藤戦は対戦成績が現状やや開いている割に、毎回どちらが勝つのか分からないような手に汗握る激戦となりがちな気がします。この二人が戦うと必ず対抗形になるから長手数になりがちというのも理由の一つかもしれませんが。

 今日も序盤が苦しく、中盤で上手く形勢を入れ換えたとは言え、持ち時間が途中で1時間近く差が開き、最後まで勝ち切るのは大変そうに思いましたが、ストップウォッチ方式だからか、最後2分を残していましたので、実はまだもう少し余裕があったのかもしれません。それと、見ている方は持ち時間が短いと不安に感じますが、どちらかというと苦しい時に崩れずにしっかり時間を投入している時の里見さんはコンディション的には良い時ではないかとも思います。調子が悪そうという時は、あまり時間を使わずに突っ込んで悪くなる...そういうことがたまにある気がします。体調そのものがやや思わしくなく疲労気味とかあるのかもですが。