本日、ケーブルTVの囲碁将棋チャンネルで女流王将戦トーナメントの挑戦者決定戦の放送がありました。(実際の対局は8月16日)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220910/20/taetae-yas/44/c0/j/o1080060715172830824.jpg?caw=800)
先手の西山女流二冠が中飛車に、後手の渡部愛女流三段が居飛車とし、銀対抗の将棋に。渡部さんが△1三角と出て先手の4六の歩取りを牽制しつつ自分は穴熊に、対する西山さんは木村美濃から飛車を4筋に振り戻し盤面の中央から右側での戦いになりました。
形勢が何度か行き来する見ていて面白い勝負でしたが、最後先に40秒将棋となった渡部さんが力尽きた感じだったでしょうか...。解説の星野五段が一番印象に残った場面を、△4七歩と飛車先を叩いた手に対して、同飛車、同金の両方あるが西山さんの棋風は間違いなく(攻め合い志向の)同飛車と言ったところが同金の一手にビックリと。(棋譜は公式サイトでたぶん明日公開)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220910/20/taetae-yas/67/36/j/o1080060715172830828.jpg?caw=800)
10月からの女流王将戦は、里見女流王将対西山女流二冠の戦いとなりました。タイトル戦に向けてのインタビューで、西山さんは昨年の第3局(逆転負け)について触れられてました。
やはりという結果ではありますが、これで今年度、女流王位、マイナビ、白玲に続きまたもや里見vs西山のタイトル戦。倉敷藤花がどうなるか...。