今日は流石に筆が進みません。初代白玲のタイトル戦七番勝負に進めるか否かの大一番、先週の女流王座戦に引き続き、渡部愛女流三段との対局でしたが、残念ながら里見女流四冠は敗れてしまいました。9月に始まるタイトル戦は、同じく本日の対局で加藤圭女流二段に勝った西山女流三冠対渡部愛女流三段となりました。
今日の対局ですが（棋譜はこちら）、持ち時間2時間で早指しとは言えないまでも、3時間、4時間と比べると、じっくり考えるだけの時間はなかったのかと。もちろん、それは両対局者に言えることですが...。振り駒で先手を引いたのは、渡部さん。大方の予想通り、対抗形で後手となった里見さんはゴキゲン中飛車を採用。序盤早々、居飛車側から▲２二歩と打ち込まれ、駒損をしながら５筋で成果を上げられるかという戦いに。概ね先手の居飛車ペースで進みつつも中終盤は二枚飛車で反撃し、いったんは逆転したようですが、終盤両者１分将棋にもつれ込む大激戦の中、勝った渡部さんが強かったとしか言いようがありません。
ようやく白玲戦の中継ブログも出来たようなのですが（今日に合わせていた？）...。
七番勝負の日程：9/11開幕とのことです。
流石の里見さんも、負ける時はある。一番悔しいのはご本人でしょうし、夏から秋に向けて清麗の防衛戦、女流王将、女流王座の挑戦者争い、倉敷藤花の防衛戦と次から次へと戦いの日々は続きます。それに、まだ順位戦で加藤圭さんとの対局も残っています。
今日はぐっすり寝て
、また明日からファイト
