いやぁ、僕が新たに書き足すことはないのでしょうが、自分も歴史的瞬間を見たってことで...。
投了の瞬間。モバイル中継の動画実験中継から。藤井新棋聖誕生。おめでとうございます。
今日はときどき連盟のモバイル中継とABEMA中継を見たりしていましたが、夕方頃までは渡辺棋聖が少し優勢ではないかということでした。いつものように藤井七段の方が少しだけ残して早めに時間を使うという流れでしたが、どうも渡辺さんの使う時間がどんどん増えてきて、いつの間にか持ち時間も逆転。そのころからはツイッター上が興奮を抑えきれずというのか賑やかなことになってきていました。夜はもうがっつりABEMAを見ていましたが、久保九段の解説が冷静で的確。徐々に局面が藤井ペースになって勝ち筋に入ってきているのがよく伝わってきました（理解したとは言えないのが悲しいところですが....雰囲気は(^^ゞ）。
投了してすぐ後の絵です。渡辺さんが振り向いた瞬間だったのか覚えてませんが、波動砲で吹き飛ばされているわけではないです。
感想戦から一コマ。落ち着いているのと、全般的には少しうつむき加減で話されていたのもいつも通りか。五番勝負で印象に残ったのは？という旨の質問に対しては、敗れた第3局を挙げられ勉強になったとのこと。その第3局について、渡辺さんの側は研究で勝ったので勝ち方としてはどうかのようなことを言われており、今日も局後のインタビューで中終盤に見えない手を指されて、とのこと。やはり、地力というか将棋力というか、実力そのものは中終盤で、そこで（自分に見えない差が厳然とあって）負けてるという怖さでしょうか。ただ、全局とも接戦が多かったのでとの言葉もあり、ここで完全ギブアップではないという意思表示だったでしょうか。