今日は朝、最寄り駅のコンビニでスポーツ報知を買って会社に行きました。最近は電車の中で新聞広げて読んでる人は少なくなりましたかね。今日の紙面は野球の野村監督が亡くなられたので、その追悼特集になっておりました。ご冥福をお祈りします。さて将棋ページのメイン記事は北野さんでしたが、棋士の総評は立ち合いの村山七段でなく菅井八段でした。その中に書かれていましたが、谷川九段との研究会に誘われた際に、里見さんをメンバーに推薦したのは菅井さんだったそうで。理由は「本当に強くなりたい意志を持っている人と一緒に学んだ方がこちらも勉強になるので」とのこと。私はてっきり畠山鎮八段がセッティングしたのかなぁと想像していましたが。確か、前に谷川九段がニコ生に出た時に、将棋連盟の会長を辞めて時間が出来たので研究会をやるようになって、そのメンバーが畠山八段と弟子の斎藤七段で、谷川九段も弟子の都成六段をメンバーに入れてもらったとかいう話だった記憶があり・・・(明確ではないですが)、それと里見さんは畠山八段とVSを300局以上やってきたという話でしたので、なんかその繋がりかなぁと思ってました。。。それから同紙面で、村山七段が関西に移籍し、最初に研究会に誘ってくれたのが里見さんで「命の恩人」だと。あと半年くらい前のNHK将棋フォーカスで都成さん、稲葉さん、奨励会三段の方と里見さんで研究会をやっているというシーンがありました。何を長々と書いてるのかというと、里見さんはプロ棋士の研究会に参加できるポジションにいるということで、先の菅井さんの話でもそうですが、実力とともに将棋に向き合う姿勢が認められているということなのかと思います。そのほかの女流棋士の方たちって、実態はどうなんでしょうか?というのが知りたいところです。現在のタイトルホルダーが里見さんと西山さんの2名になったので、タイトルを取るにはそのレベル、すなわちプロ棋士を目指すレベルにないと届かないということになります。女流棋士は、なった後の努力が大事と、里見さんがどこかで言われていたように思いますが、同じ趣旨のことを上田初美さんも言われていたように思います。プロの人がどうやって強くなるのか分かりませんが、ちょうど昨日朝日杯を勝ってシルバーコレクターを返上した千田七段や豊島竜王・名人のようにひたすらPCソフトで研究ということもあるのかもしれませんが、普通は自分より強い人に揉まれて、そのレベルでの戦いに馴染んで入っていけるようにするというかなるというか、そういうのがあるんじゃないかと。渡部愛さんは野月八段に本当にやる気が有るのかどうかの覚悟を試されて、その上で指導役を引き受けてもらえたという話もありましたし。自分から門を叩かないと開かないでしょうが、門の前に立つのもそれはそれで勇気がいることもあるでしょうし。そのあたりの葛藤は少し前に山田久美女流棋士会長が書かれたコラムからも伺われます。強くなる人は結局自分で道を切り開いていくもんだということかもしれませんが、そういうサポートを師匠(とか兄弟子?)の方がやったらいいのにとか素朴に思いますが、そんなことでもないんですかね?実態がよく分からないので、どうなのかなぁってレベルの話ですが。若い人には特に目標高く精進する気持ちを持って欲しいですね。狭く険しい道なんで、好きでなければ歩み続けるのも厳しそうですが・・・。経済的なことも現実的には避けて通れないかもしれませんし。。