早いもので2019年も残すところ今日を含めてあと2日、まさに師走ですね。さて2019年の将棋関連ニュースの振り返りPart2は里見女流編ということで予告してきましたが、
{公式戦の対局＋（私が参加した）イベント} ×（香奈さん＋咲紀さん）
みたいな出来事を整理して書くのは意外と難しいかなと。つまり、記憶を頼りに思い浮かんだことだけを書くとずいぶん偏り過ぎるかなと。元々（にわかファンによる）200%主観的ブログなのでそれでもいいんですが、少しは客観性を持たせたいという見栄？こだわり？もあります・・・。
それでPart2（其の1）としては、将棋連盟webの対局結果記録を見返しつつ、2019年の里見香奈女流四冠と里見咲紀女流初段の星取表をまとめてみることにしました。抜けが無ければ表自体は100%客観データです。これを見ているだけで結構いろんなことを思い出しますね。
【注：非公式戦は、1月1日・3日にそれぞれAbemaTV女流トーナメント準決勝・決勝（谷口由紀さんに2勝0敗、伊藤沙恵さんに1勝2敗）もありましたが、NHK杯と叡王戦は公式戦出場に繋がりますので・・・。】
2019年は64局戦って41勝23敗。非公式戦（扱い？）の3局を含めたことと、3月～4月を跨いでいるので、年度成績というのとは違いますが。しかし勝ちも勝ったり、時に負けも負けたりで週一平均を超えるペースで対局が有り、まさに山あり谷ありで一年間楽しませて頂きました。本当にお疲れさまでした。年明けからはまた女流名人戦が始まりますが、鋭気を養い2020年も里見香奈さんにとって更なる飛躍の年となりますよう祈念しております。
咲紀さんの2019年は14勝11敗。表を見ても分かる通り約1/3がヒューリック杯清麗戦なので、もちろん勝つことが前提ですが、確かに女流の対局数増加の効果が表れていますね。清麗戦で言えば、2/21の渡辺弥生戦に勝てば姉妹対決だったのですが、ここは残念でした。あと女流王座とマイナビは一斉対局みたいのがありますが、松下舞琳アマに連敗しなくて良かった。マイナビでの雪辱戦はモバイル中継をリアルタイムで見ていましたが、一気の攻めが炸裂してましたよね！あと、これは仕方ないことなのかもしれませんが、咲紀さんの場合、モバイル中継に選ばれていることの方が少なくて、普段はなかなか見れません。咲紀さんだけでなく女流戦はトップレベルにならないとなかなか入りません。ということは、翌日の連盟のwebで結果が出てくるまでは、どうしようもない訳でして...。せっかくリコーさんが自動記録システムとか作ってくれたんだから全局棋譜のネット配信すればいいのにとか思うんですけど。見たいのだけ1局100円とか課金しても自分の推しの（女流に限らず）対局は見ると思うんだけど。まぁ、そういうのが成り立つかどうかも分かりませんし、新聞社やテレビ局主催のところは難しいかもしれませんけど…。いつかそうなればいいなぁと。
話がずれちゃいましたが、里見咲紀さんの来年のさらなる進歩・成長を楽しみにしています。
其の2につづく・・・