[将棋]40年ぶりに親父と将棋を指してみた | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 4月末から母親が実家の近くの病院に入院した関係で、GWは何回か顔を出し、今日も行ってきました。親戚の人達も代わるがわるお見舞いに来てくれたりするのですが、同時に連絡を取る機会も増え、ひょんなことから叔父さんから3寸脚付きの将棋盤と彫り駒(簡略文字のもの)のセットをもらえることになり、取りあえず我が家には置くスペースが無いので実家で保管することになりました。親父はもっぱら囲碁ファンではありますが、将棋も自称初段(くらい)ということで、私も中学生くらいの時は負かされたので、一局指してみることになりました。母親づてに聞いたところ、親父もじいさんになったので、息子と遊ぶのは楽しみだったような話でした。結果は私の完勝でした。振り駒で先後を決め、私が先手で中飛車、親父が居飛車。細かい説明は抜きますが、途中7八に飛車を振り直し、7三地点が突破できそうになりましたが、親父が角銀交換で角を切って銀2枚で飛車を閉じ込めにかかり、その辺りではたぶん形勢不利だったかもしれません。その直後、親父が動かした飛車位置に致命的なミスが出て、(たぶんほぼ)詰めろ飛車取りの角打ちが決まり、勝負有ったとなりました。親父は「飛車角全部取られちゃたよ」と凹んでました。帰り際に、また時間差で私が一人で母親の病室に寄ってから帰宅したのですが、親父がまた指したいと言っていたとのことだったので、負けても嬉しいんかなとか複雑な感じ。たぶん真面目にやると8,9割くらいは勝っちゃいそうな気がしましたが、3回に1回くらい負けてやるもんかなぁとか思ったり。

 そう言えば、今日のNHK杯で加藤桃子女王が及川六段に勝ってましたね。去年が近藤誠也五段、一昨年が佐藤俊和六段だったと思うのですが、序盤結構いい感じになりながらも中終盤での地力差を見せつけられて負けていた感じで、そう思っちゃいけないのでしょうけど、心情的には可哀想じゃないかと憤慨したりしましたが、今日は最後一分将棋の中で拾ったというか押し切りましたね。解説の永瀬七段の話を聞いていると、一手差の勝負なので、両者が少しミスをするたびに細かく優劣が何回か逆転していたようです。