少し遅いですがA級順位戦の最終日は凄かったですね。とは言え、ニコ生のタイムシフトを見ましたが、やっぱり一番面白いのは前夜祭の福崎先生のお話だったり。。。それで６人プレーオフというすごい状況になりましたが、その２日後に共に４敗目を喫して抜け出すチャンスを逸した久保王将と豊島八段戦をこれはリアルタイムで見てましたが、内心は分からずとも中一日で何事もなかったように淡々と対局している姿を見て、これぞプロという感じを受けました。豊島さんは春先の絶好調時と比較して調子を落としているようにも思ってましたが、息を吹き返したかのようにこのプレーオフとさらに続く王将戦の第５局にも勝ち、流れを引き戻しつつあるようにも見えます。ハードスケジュールの連戦となると若さが活きるということも有るでしょうし。またB級１組に転落した渡辺棋王が自身のブログで呻き声を上げていました。あんまり自分の弱さをさらけ出すのは一般的にはプラスにならない気もしますが、良い時も悪い時もハッキリ言うという点では渡辺さんらしく、やせ我慢しないところは逆にこの人の場合は逞しさの一つであるかもしれません。ただ、状況は深刻のようですが。一つ目に留まったのは、将棋のプロにはコーチが居ないという点です。ゴルフなどではトッププレイヤーにも教えるレッスンプロが居ます。ゴルフの実力自体はトッププロ>>レッスンプロとなる訳で不思議な感じもしますが、自分では見えないとか、身体能力が高いので出来るけど理論が分かっていないとかが有るのでしょうね。あとスポーツ一般で言えば、最近はあんまり明らさまには言われなくなったように思いますが、メンタルトレーニングが進んでいるはずです。80年代頃までの東西冷戦状態の時に、東ドイツとかのオリンピック選手がスーパーラーニングとか呼ばれていた自律訓練法や瞑想などを活用していたとか聞いたことが有りますが、最近はどうなっているのでしょうかね？将棋は個人競技で、またナショナルチームとかが無いので（電王戦が少し近かったか？）、純粋な将棋の技術を含めすべてのことは自己管理でやらざるを得ない状況かと思いますが、少し無理が有るように思います。メンタルを強化してどれくらい将棋が強くなるのかどうかは分かりませんが。。。
谷口（室谷）さんと高浜さんがご結婚とのことで、おめでとうございます。むろやんは、そういう空気感を出してたかなぁ？結構、意表を突かれました。渡部愛さんはツイッターで今のところ私は０％と言われていたので、安心？しました。その渡部さんと清水市代さんで女流王位挑戦者決定戦となりました。共に5戦全勝で紅白リーグを勝ち抜けており、14日の決戦でどちらが勝たれるのか非常に楽しみです。
私はと言えば、青野先生の詰将棋本１１周を終わり、先週少し気が変わって森けい二九段の寄せが見える本応用編を買ってきて読み始めました。中段玉なんて難しいし特殊なもので関係ないとか思ってましたが、端まで追い詰めた玉が１三から２四と上がってくるのを阻止するなど、結構頻出する状況の話でした。買って良かった。本の後半は全体盤面を使っての問題のようで、次の一手問題と同じことかもしれませんが、寄せの部分図を勉強してその流れで全体をということで、まだそこまで行ってませんがタメになりそうな予感。
今日は江の島で将棋イベントですが、雨はなんとか止んだみたいで本当に良かった。でも寒そうなので股引穿いていきます。今日もうたた寝しちゃったので、夜中に目が覚めてこんな時間（午前５時前）まで起きてゴソゴソしてますが、現地行って眠くならないかが心配。あと早めに行かないと席が取れないで立ち見になることが予想されますが、どうしようかな？