「すべてをプラスにする」という言葉が出てくるところに、並みの15歳ではない凄みを感じます。今は割合は少ないでしょうが昔は高校に行けない人も多かっただろうし、対局が増えてきて羽生さんのように通信制に転校?したり、さらに藤井さんの場合、もっと勝ちまくって全然登校日数が足りず高校中退とかになったとしても、それは元巨人の松井選手が甲子園で5打席連続敬遠の常識を超えたエピソードがその後の大活躍の序章を飾ったように、中退を勧めるわけでも望んでいるわけでももちろんありませんが、歴史に名を残す人の勲章の一つだったと後からそうと分かるように、とにかく将棋+高校生活をエンジョイしつつ有意義に過ごしてやれるところまでやってほしいものですね。強くて立派で大人びているけど、やっぱりなんか、かわいいし。
藤井さんの国語力は人並み外れて秀逸であることは既に知れ渡っていますが、高校に行って、数学で微積分を習うのは物事の見方、判断の仕方をする際に一生役に立つと思います。ニュートンやライプニッツの天才の歴史的思考の片鱗に触れることでもあるし。行列は数学のテクニックとして量子力学をやったり、コンピューターで多元連立方程式を解いたりするときに役立ちますが、手抜きでいいでしょう(これは私の個人的意見なので・・・)とか、それぞれの科目カリキュラムを勉強する意図を前もって説明してあげれば、良いガイドになるというか学習効率も上がるはずです。これって別に藤井さんだけでなく、世の中の高校生一般に教えてあげるべきことで、今の高校でどういうふうにそこを教えているのか分かりませんが...。大学のカリキュラムもそうだし、δ-ε論法が分からなければ数学は理解できないとか、ある人に騙されて(^^;思いこまされてましたが、純粋数学に進むのでなければ、別に要らないとか後で分かったりとか...。高校教育については、うちの子に聞いてみればいいというか、アンタまず自分の子供によく教えなさいよってことですね。まぁ藤井さんの場合は、高校で学ばなくても自分で勉強すればなんでも出来ちゃう感は有りそうですが、押し付けられないとわざわざ将棋以外の勉強に時間は割かないでしょうし。
さあ、シャワー入ってニコ生だ。それから光瑠先生はきのう誕生日でしたね。ここに書いてどうなるものかとは思いますが(^^;、遅くなりましたが、おめでとうございます。