京急将棋まつり速報

すごい人の山。去年の5割増か、それ以上。感心したのは、長時間の荷物での座席キープはやめて席をみんなでシェアしましょうってアナウンスが有ったこと。大事なことですよね。

開会挨拶の佐藤会長

指導対局の伊藤女流二段。3面指しで、2名が平手、1名が飛車落ちでした。永瀬六段をずっと見ていたので途中分かりませんが、平手の2名は早く終わってたので結果はおそらく・・・。飛車落ちの方は最後惜しかったようです。

男性棋士は5面指しで、対局開始直後の永瀬六段。まだニコニコしていますが、僕が驚いたと言うか感激したのは、2枚落ちで下手が2歩突っ切りの定跡形で割と手堅く指してきた方に対して、ある局面ではじっと止まって1分くらい考えていました。パッと見えた手でササッと指している感じには見えなかった。

三浦九段。元気そうに見えました。

最初のプログラムでは指導対局をずっと見てました。永瀬六段は5面指しで平手、6枚落ち、4枚落ちに2枚落ちが二人。至近距離で見学してましたが、やっぱり強くなる人はこうだなって感じの真剣味を感じました。駒落ちでもすごく丁寧に考えているというか…。プロのみなさんは皆そうかもしれませんが。舞台近くは超混雑。指導対局の周りは比較的空いていて、いい感じで見れました。その後、近くにひょっこり現れた森内先生の写真も撮れちゃいました。ゲットだぜ。

続いて詰め将棋企画。伊藤さんは普通に、佐藤会長と森内理事は玉の位置が不明とかのイジワル問題。

遊びといっても真剣😠✨

最終問題はめでたく全員正解！

続いては女流対局。2人は同い年だそうです。子供の頃の将棋教室で伊藤さんはおとなしく真面目で、香川さんは男の子2人組とつるんで？やんちゃだったそうです。伊藤さんが早く強くなり、香川さんが追って強くなった感じらしいです。結構火花散らしてガチな感じでした。

先手、香川さんの中飛車に後手、伊藤さんの三間飛車。中盤まで伊藤さんが優勢だったのを逆転し最後入玉を狙った伊藤さんの玉でしたが逃げ切れず…。香川さんは今年は絶好調のようです。

あと、解説の合間に永瀬六段が話していましたが、指導対局では手を抜かない主義だそうです。合計10局指して、子供一人に負けただけと言ってました。
 

本日のメーンイベント

ラストは三浦九段vs永瀬六段。先手、三浦九段が居飛車穴熊、後手、永瀬六段が四間飛車穴熊。中盤、飛車を切って駒損ながら先に攻めた永瀬さんがそのまま押し切って勝ちとなりました。三浦九段は明日、羽生さんと対局だそうですが、アマチュアのみなさん10名(指導対局のこと)と永瀬先生から勉強して明日に臨むとおっしゃってました。なお三浦九段は一日10時間勉強の伝説が有りますが、永瀬六段も昔は一か月に28日の研究会（残りは対局日）をしていた、と聞いてビックリと森内九段が言ってました。

あと実行委員長の中村修九段は去年もそうでしたが、今年も忙しく働き回ってました。来場者が多く手応え有りと満足げでしたが、まだあと2日有りますのでお疲れの出ませんように。