そんな、8月の終わり |  ©たえこ

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   Love Sports, Love Athletes が信条の
   スポーツカメラマン taeko のブログ
   スポーツ写真はもちろん、感じたこと考えたこと、
   綴ります
   愛して止まない相棒・うさぎの五輪(ごりん)との
   かけがえのない日々の記録

 

わたしが2年に1度患う"オリンピックロス"。

おそらく母からの遺伝で先天性と思われるこの病、今回は3年ぶりに患いました。が、いつもよりは軽症で乗り越えられた気がします

もちろんこれまでのオリンピックと同じように、いやそれ以上に膨大な時間観戦できたからその分ロスも大きかった。

でも「開催できないんじゃないか」と思われた今大会

自分が住んでる TOKYO で行われているというのが嘘のような、なんだかすごく"近くて遠い大会"、 "夢見てる間に終わった大会" みたいな不思議な感覚だった。

だから病についても"夢のうちに終わった感じ"。なのかな

 

無観客での開催には賛否両論あったけど、今のこの困難な状況と、この大会あの瞬間に人生を賭けてきたアスリートのことを考えるとこれが最善だったと思います。

 

『開催国の選手団は大健闘、大躍進する』

過去どの大会でもどの都市でも"史上最多の(金)メダル数"となることがほとんどだけど、今回の TOKYO2020 も例に漏れず。

でも全然"ホーム感"のなかった今大会でのこの日本選手団の活躍は 例に漏れず どころか 特筆すべき快挙 だったと思うのです。

 

開幕前は大多数が否定的な見方だったものが、大会が進むに連れて明らかに変わっていった

これは間違いなく日本選手団の活躍、スポーツの力が示された結果じゃないかな

 

とは言え、どんなに贔屓目に見ても「困難を乗り越えた大会」「安心安全の大会」とは言えなかった2020年東京大会。

来年の北京(冬季)五輪、そして3年後のパリ(夏季)五輪は本当の意味で「世界が困難を乗り越えた大会」「安心安全の大会」となることを願うばかりです。

 

 

さてそんなパンデミック真っ只中の今年の夏ですが、2年ぶりにチームの遠征が決行されました。去年は直前に中止が決定。今年もどうなるか・・・と心配したけど、コーチ・スタッフ全員ワクチン接種や参加者全員事前の抗原検査実施、移動手段の見直しに加えて他団体との接触皆無という予防策を講じてなんとか無事に終えられたよ。

 

でもわたし個人としては、感染対策については万全を期してる自信があるので今はあまり心配しておらず、それより断然気がかりだったのはお留守番の相棒と爆弾を抱えた状態の腰。

(毎月腰の話題が出てきて失礼!笑。しかし残念ながら、腰のことを気にしないで過ごせる日はもう一日もないのが現実なのです。。)

正直なところ、数ヶ月前には夏の遠征に同行することは不可能だと本気で思ってた。そう考えれば、かなりハードなスケジュールを無事にこなせたことはとにかく嬉しいことで頑張ってくれた腰に心から感謝。

 

そしてそして

頑張ってくれたと言えば、なんと言ってもごりん!薬と特別なケアが必要なごりんはペットホテルには預けられず(まぁ元気でもペットホテルには預けたくないけど。)親友家族の元でお留守番。これがもうほんとにほんとに最高の環境で、何より絶大な信頼を持って預けることができたおかげで我ながら「とてもいい仕事」ができました。

(うちにいないから映るわけないのに、時間ができるとつい『ペットカメラアプリ』開いちゃって、真っ暗な部屋の「異常なし」を何度も確認しました。笑)

 

 

 

 

 

 

ところでわたし、遠征中に限らず毎晩お風呂で「今日もありがとう」と腰に話しかけています。笑

そこでいつも思い出すのが、むかし母が歌ってくれた子守唄

タイトルとかわからない & 全部正しく覚えてるわけじゃないんだけど

 

♪ おやすみ ぼく(○○)のおめめ

いろんなものみて つかれたね

おやすみ おめめ またあした

 

♪おやすみ ぼくのおくち

いっぱいしゃべって つかれたね

おやすみ おくち またあした

 

こんなの♡

 

 

で、これを書いてるいま

わたしまさにベビーシッターの最中なんだけど、歌ってみたら3回くらい繰り返したところで・・・・・寝た!♡

 

 

 

 

 

 

愛しい相棒と信頼の存在と可愛いベビ♡

オリンピックの余韻と甲子園の熱闘とパラリンピックの感動と全米オープンテニス開幕のワクワク

そして我が腰がかなり頑張ってくれた賜物、膨大な量の写真たち。

 

 

 

 

 

感謝と愛しさと充実に囲まれてる

そんな、8月の終わり。