来月3月から英語教材の一部が改訂されます。
改訂に伴って、指導者は「改訂講座」を受けました。
私は、その後改訂された新教材30枚を解いてみました。
M教材1~10は、ビートルズのメンバーの一人、ポール・マッカートニーが書いたエッセイです。ビートルズの代表曲の一つでもある『Let It Be』の曲が生まれた秘話が語られています。
これまでの学習と異なって、自学自習形式が徹底しており、自然に英語力が身につくような学習の構成になっています。
また、新しい教材に使用される作品が、実に興味深く、思わず読んでみたくなりました。
・The ABC's of Courage『勇気あるABC』…55歳になるその男は文字を読むことができなかった。そのため彼は職を失う。彼は勇気を出してアルファベットの勉強に取りかかった・・・
・Seedfolks『種をまく人』・・・貧しい人たちが住む町の一角にある空き地に一人の少女が種をまいた。それがきっかけになって、一人、また一人と年齢、職種、人種、境遇の異なる人たちが種をまき、畑をつくっていくことで町が少しずつ変わり始める。
・Matilda『マチルダ』・・・マチルダは4歳で大人の文学作品を楽しむ天才少女。ところが両親は、彼女の才能を理解せず冷たく当たり、マチルダは一人で図書館へ通うようになる。テレビしか見ない両親と本を通して世界を広げるマチルダとの溝、学校へ上がってくり広げられる校長先生との戦いなど楽しい見せ場が随所にある。
今回の改訂教材には、世界の少年少女が読めば楽しめる話が一杯詰まっています。ただし、大人も楽しめるため、是非、共に日本語訳、英語の原書での読書をお勧めします。
私も、早速図書館へ行って、上記の本を手に入れ、一気に読みました。
いくつになっても、はらはらしたり、人との触れ合いに感動したりできますね。
今では、新英語教材、M・N・Oを解くのが楽しみになっています。
改訂のお知らせと特長は以下の通りです。
英語MNO教材改訂のお知らせ
新教材では物語、エッセイ、評論文、演説、日記文、SF小説など、幅広い年齢層の生徒さん達がこれまで以上に興味を持って教材に取り組んでいただけるようバラエティー豊かな作品を揃えました。M教材では『チャーリーとチョコレート工場』で知られるロアルド・ダールの作品『マチルダ』、N教材では『ティファニーで朝食を』のトルーマン・カポーティによる『クリスマスの思い出』、O教材では数学界最大の謎の1つであった未解決問題に迫る『フェルマーの最終定理』など、魅力溢れる全18作品が並びます
<新MNO教材の特長>
◇ すべての作品をCDに収録しています。
◇ 設問に取り組む中で、より深く内容を理解することができます。
◇ 1日5枚学習で、毎日400語~600語もの英文に触れることができます。
現在、MNO教材を学習中の生徒さんは、3月から新教材
での学習になります。(その際、教材番号が戻ることもありま
すが、これは新教材への順調な移行のためです。)