先日ようやく読み終えたこちらの本
これは親でない方も人間関係について学べる、とってもいい本だと思うのでご紹介します![]()
ざっくりと自分の備忘録としてまとめると
- 親もしろうとなのだから訓練が必要である
- 親も人の子であって、神様ではない
- 受容すること、受動的な話の聞き方
- 能動的な話の聞き方
- 相手が受け入れる話し方
- わたしメッセージを使う
- 親子の対立の時の勝負なし法
- 親自身が自分を受容する
親として・・・というよりも人としてどうある?という所が根本なんだなと感じました![]()
否応なく自分の内側をみる機会となって、アイタタタって感じたところもあり![]()
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まだ13歳の娘との関係で、出来る事はやってみようという意気込みもあり![]()
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それと同時に、まだ私が幼少の頃に出版されたこの本(知識)を私の両親が知っていればな~なんてせんない事もよぎったりして 笑
本文より一部抜粋
~子供に対してどれほど受容的であるかは、その親自身がどんな人間であるかに、ある程度関係している。~
~受容的である親~彼らの内部の安定性の高さ、許容度の高さ、自分が自分を好きだということ。自分自身に対してもつ感情は自分の周囲になにがおこるかには左右されないこと。等々の性格の特徴~
~他人に対して受容的でない親~どういうわけか他人の行動の多くを受け入れられない。
こういう人は、子供だけでなく誰に対しても、いかに行動「すべき」か、どういう行動が「よく」て、どういうのが「悪い」か等の固定観念を非常に強くもっていることが多い。~
~自分がいかに感じるかをさらけ出すことは、自分を開いて他人が見ることができるようにすることに等しい。他の人は自分をなんと思うだろうか? 自分のことを前よりも軽く見るようになるだろうか?
とくに親業者は、子供に対して自分を透明にして本当のところが見えるようにし難いところがある。
なぜなら、親として子供の目からは絶対に正しいー弱点や、脆さや、欠点をもたない者ーと見られたいからだ。
多くの親にとって、自分の人間らしさを子供の目に触れさせるよりも、子供を非難する「あなたメッセージ」で自分の感情を隠すほうが、よほど簡単である。
自分を透明にすることで親が受け取る最大の報酬は、子供との関係の促進にある。
正直と開放性が親密さー真の人と人との関係のーを育む。私のあるがままの姿で子供を私が理解し、それが、子供のあるがままの姿を私に示すことを促す。
互いに疎外される代わりに、親しい関係を発展させる。
関係が「本当の」関係ー二人の独立した個人が、互いに自分のありのままの姿で相手に知ってもらおうとする関係ーになっていく。
親と子供が互いにオープンで正直であることを学ぶと、もはや「同じ屋根の下に住む他人どうし」でなくなる。
親は、人格をもった一人の個人の親となる喜びを味わい、子供は人格をもった人間を親とする幸いに恵まれるのだ。~
「自分をどれだけ受容するか」ということと、「他人をどれだけ受容するか」との間には、直接的な関係があることが、研究によってわかっている。
自分自身を一人の個人として受け入れる人は、他人に対しても受容を感じる可能性が高い。
自分自身について許容できないことが多い人は、他人についても許容しにくい。
親は、「私が私であることを私は好きか、どれだけ気に入っているか?」と自問してみるべきだ。
もし答えが、正直なところ、自分を一人の人間として受容していないというのであれば、その親は、自分の人生、生活を再検討し、自分が達成したもので満足することを考えねばならない。
自己受容と自己評価の高い人は、一般に生産的な目標達成に向かう人で、自分の才能、かくれた能力を実現し、なにかを成し遂げる行動派である。~
一人の個人として、生産的努力で自分の欲求を満足させる親は、自分自身を受容するのみならず、自分の「子供の行動を通じて、自分自身の欲求の満足を求める必要がない人」である。~
タッチフォーヘルスを知る前の自分と比べてみて、自分自身を受容出来ている範囲はものすごく広がっている!と感じています![]()
ただ、「自分を開いて表現する」という所は、習慣としてあまり無いような・・・![]()
「私」がどう感じているか?よりも、
「(あなたが)こうやって!」
「なんで(あなたは)○○したの?」
というあなたメッセージがまだまだ多いという気づき![]()
気づいた事は意識して変えてみよう
と前向きにトライ中です![]()
タッチフォーヘルスの根底に流れている『尊重』や『積極的傾聴』というものが、創始者ジョン・シー博士の奥さんキャリー・シーの影響が大きかったというお話があって、キャリー・シーさんとこの著者との関係などを知ったので、読んでみました♪
子育て中の親さんだけでなく、人間関係に戸惑ったり悩んだりしている方にもおすすめです![]()




