彼らが本気で編むときは、 | Trijana ~shanti life~

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ヨーガのこと、読んだ本の感想、日常、いろいろつぶやいてみたりして。



母親からネグレクトされたトモと、トランスジェンダーのリンコとの、優しい愛のお話。

映画化されていたのですね。

生田斗真くんがトランスジェンダーの女性役だとか。

観てみたい照れ照れ照れ

トランスジェンダーとネグレクトのお話といえば、名作『チョコレートドーナツ』や『ミッドナイトスワン』が思い浮かぶ。

どちらも、とても心震える物語でした。

この『彼らが本気で編むときは、』も感動するのだけれど、先に上げた2つの名作映画のようなトラウマになるくらいの虚無感ややるせなさは残らない。

悲しいけど、でも温かくて優しい物語でしたおねがいおねがい

どの作品にも共通してるんだけど、男として生まれたことに違和感を覚えながら生きてきて、心は完全に女性だと気付いて、そして母性が生まれて『あなたを愛してくれない本当の母親よりも、私の方がたくさん愛をあげる。私があなたの本当の母親になる』って強く思うのに、環境とか血縁とか情とか、いろんなものに勝てなくて、その思いが叶わないののが、観ていてとても苦しい。

この現実世界だって、まだまだ平等とは名ばかりの世界なのだなあなんて、思い知らされるよ。

いろいろ考えさせられるテーマの物語でした。
 
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プラサーダ企画、あと少しびっくりマーク


OM


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