太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」
曲調は、いたって明るいテンポで、
歌唱も明るめに歌われてるのですが、
歌詞のストーリー展開が、
とても切なく感じました。
田舎暮らしの女性と、
田舎から都会に上京した男性、
離れ離れになり、遠距離恋愛をしている、
1組の男女が描かれています。
田舎暮らしを好む女性の気持ちと、
都会の街に馴染み始めた男性の気持ちが、
それぞれに表現された世界に、
切なさを感じます。
この歌は、
フルコーラスで、4番の最後まで聴くことで、
初めて、1つのストーリーとして完成するのだと、感じました。
元・宝塚出身のはいだしょうこさんが、
女性役と男性役を一人二役で演じ分け、
この歌の世界を分かりやすく表現されています。