某テレビ局の検証番組を見ていて、思い出したこと。 | 東京・オンライン オーラリーディング、ヒーリング 荻久保多恵

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がんばりや長女タイプのアラフォーさんが、運命の彼と幸せになり、赤ちゃんを授かり夫婦円満で愛されることをサポートします。ブロックをリーディングで読み取り、ヒーリングやアファメーション、天然石とのワーク、クリスタルボウルなどで、変化を促します。

● 新卒で入社した会社での出来事を、思い出しました。

ヒーラーの荻久保多恵です。

自分より、お仕事や家族を優先にがんばって、疲れてしまう。そんな繊細系お世話女子の婚活・安産・夫婦円満・転職・子育てをサポートし、自分の人生を取り戻すセッションをしています。

某テレビ局の検証番組を見ていて、「ビジネスと人権」に関して、思い出したことがあります。

それは、4年制大学を出て、新卒で入社した会社での出来事でした。


入社して2週間くらい経った頃、社内の飲み会が、営業部主催で開かれました。

呼ばれたのは、営業部の新人女性社員全員と、同じく営業部の、独身男性達です。

もちろん、全員参加必須とのことで、断ることはできませんでした。

新人歓迎会をしてくれるのかな?と参加したのですが、開会の挨拶で、営業部の男性の先輩から、こんなことを言われました。

「良い人を見つけて、早く結婚してください」


「自分も社内結婚ですが、おかげさまで幸せです」

ガーン!すごーく、ショックを受けました。

仕事をしたくて入社したのに、「早々に結婚してください」と言われたことに。

そして、結婚相手を見つけるための合コンを、会社がわざわざ設定したことに、ショックを受けたのです。

もしかしたら、会社が設定した飲み会ではなかったのかもしれません。

けれど、部長や課長、課長代理など管理職の方々も同席していたので、オフィシャルな行事に見えました。

「結局、新入社員は花嫁要員ということですか???」

違和感を感じたのが尾を引いて、その会社は、3ヶ月で退職しました。

同期の中には、1ヶ月で退職した人もいました。

退職理由を聞かなかったけれど、もしかしたら彼女も、同じ違和感を感じたのかもしれません。

第二新卒で入社した会社には、バリバリ活躍する素敵な先輩女性社員がたくさんいて、先輩方を目標に、かれこれ17年勤めました。

新卒で入社した会社を退職する時、

「うちの会社に3ヶ月しか勤められないなんて、どの会社に行っても使い物にならない」

と言われましたが、

「私は仕事を通じて、社会の役に立つんだ」


という思いがあったので全然、傷つきませんでした。

そして新卒で入社した会社は、数年後のある朝、倒産しました。

私は男女雇用機会均等法成立後、90年代に入社しました。

この法律が成立したことが心の支えでしたが、1999年に改正されるまで、募集・採用から退職までのすべての段階で、性別を理由とする差別的取扱いをしないことは「事業主の努力義務」で、禁止事項ではありませんでした。

そんなこともあり、「女子社員は、早めに寿退社して欲しい」という空気感が、私が入社した会社には、残っていたのでしょう。

30数年前の話です。

ここ数年、さまざまな報道から、ビジネスと人権に関する意識が、進化しているのを感じます。


セッションでも、労働環境に関するご相談を受けることが、増えました。

私もお客様のお役に立ち続けることができるよう、ビジネスと人権に関する学びをアップデートしていかなくては、と改めて感じました。


人間関係・恋愛・婚活・転職・起業等に関するリーディング、変化を促すフル・ヒーリングを行っています。

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