「うちの子、毎朝起こしてっていうのに
その割に、寝起きが悪くて大変」
「彼女、教えても教えても
仕事の手順を覚えないんだよね・・・」
その状況、「心理ゲーム」が
繰り広げられているのかもしれません。
「ストローク が不足している。もっと欲しい」
そんなとき、「叱られるとか、あきれられるとか
否定的なストロークでもよいから、もらいたい」と
いう目的で、わざと、自分自身が叱られたり
あきれられるような状況を自ら作り出す・・・。
これ、交流分析 でいうところの
「キック・ミー」という心理ゲームなんです。
いたずらが過ぎる子どもさんに関する
リーディングをすると、
「心理ゲームを、お母さんに仕掛けているんだ」
と分かることがあります。
また、その状況が起きている原因が、
今生だけでなく過去世から続いている、
ということがわかることも。
原因がわかればそこに対して
ヒーリングを行ったり、
ゲーム状況を防ぐための
対応を読み取ったりします。
たとえば・・・
日頃からあたたかなストロークを交換すること。
もし、心理ゲームが始まってしまったな、と思ったら
相手の誘いにのらないこと。
相手が期待する役割を演じないこと。
冷静に分析してみれば、
その役割を演じなくても、別に良いのでは?
ということも多いはず。
ゲームを中断しても大丈夫。
ゲームに乗ってしまったら、
気分のわるい感情を持って終わらないこと。
エネルギーが下がってしまいます。
笑いで、エネルギーを上げてください。
もし自分が、だれかにゲームを仕掛けていると
気づいたら、
さびしんぼうの自分を「かわいいやつ」と認めてあげて、
ゲームではなく、あたたかなストロークを
意識的に交換すること。
リーディングでは、大元の原因を見つけて
そこに対処する方法も探ることもできます。
知識があれば、どんな状況に自分があるかを
認識できます。
そして、エネルギーをどこに向けるか次第で、
いつでも状況を変えることができます。