えー、本日もこんな駄ブログーを覗きに来てくださり、誠にありがとうございます(人-)謝謝
一年の半分も七夕も終わっちゃって、後半が始まってますのぅ・・・いつの間にー。
七夕なんてすっかり忘れとった。
先日、そうだ!あの方はどうしていらっしゃるだろう、元気かなぁと、とあるお気に入りブログを超久々に見たら・・・
去年のクリスマスに終わってたorz
アレ。
この方のブログは、だいぶ前に何かを検索していてたまたま見付けたのですが、リンクはしていなかったんですお。
何故なら、思い出した時にこっそり見て、一人で楽しみたかったから(苦笑)
なーんてね。
多分、有名なブログだったのでご存知の方もいらっしゃるんじゃないかなー。
その名も
『私を登山に連れてって』
登山が趣味のご夫婦のブログで、旦那さんが、『超アナログでネットをしない「鬼嫁」』と一緒に行った山のことや、山飯のことなどを書き綴ってます。
他の山関係のブログとはちょっと違ってて、面白いのはもちろん、とにかくステキだったんよ。
そのステキな感じをどう表現したら良いか分からなかったのだけど、最後の記事を読んで、そう、まさにそれー!と思ったのです。
最後の記事はコチラ
たえちゃんが一番カッケーと思った記事が、「長次郎谷単独行・点の記」
あれから半年。
鬼嫁さんが、あの何通ものラブレターを読んでたとしたらどう思うのかなぁ・・・
きっと読んでないだろうけど(苦笑)
またいつか、ご夫婦での山行とブログを再開してくださることを願わずにいられません。
たえちゃんの周りだと、ひろちゃんさんとまぁさんがこのご夫婦に近いかしらね。
ウフフ。
さて・・・
2ヶ月前の黄金週間、たえちゃんは超ヘタレ下山家から『超パワー系低山ハイカー』に変身すべく、(果敢と言うより)無謀にも丹沢主脈縦走(蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳)に挑んだ。
(その時の記事)
あの時は、暗~い雰囲気の焼山にしょっぱなからメンタル蝕まれ、まだ慣れていなかった暑さにもヤラレて休憩ばかりした為に時間がかかりすぎ、「超パワー系低山ハイカー」になれなかった・・・orz
この反省点を活かすなら!
リベンジするなら!
今度は主稜縦走じゃろー!(゚∀゚)アヒャー
(主稜縦走:檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を指してますー。)
でもぉ・・・
距離と時間、たえちゃんのヘタレ登りっぷりを考えると、一番日の長い今時期しかできない(´Д`ヽ)
でもぉ・・・
今時期の表丹沢と言えば、丹沢名物の一つでもあるヤマビルがわんさかおる(・ω・` )
さー、どうする、たえちゃん?!
悩んだ挙句、天気とタイミングを考え、先週末に敢行したのである!
主脈縦走時同様、日帰り、水歩荷、日没下山が目標だっ!
6月30日(土)
はれのちくもりあーんどがすまみれ

how have you been,小田急新松田っ。
降り立つのは今年2月の畦ヶ丸ハイク以来、約4ヶ月半ぶり・・・
はい、バス混んでますー。
「ジャイ子」と言う名がぴったりの、恰幅の良い(笑)乗車券売り場おばさん(仁王立ちしてる人)の素晴らしい仕切りにより、すぐに臨時バス運行ケテーイ!
たえちゃんは臨時バスに乗ったおー。

丹沢湖を眺めながらバスに揺られること1時間ちょっと。
西丹沢の入り口、西丹沢自然教室ゥー。
今日は何時間かかるか分からんので、いつもみたいにウダウダせず、とっとと登山届を書いて自然教室に出し

いつどこで運命の出逢いを果たすか分からん山メン・・・ではなく、ヤマビルに備え、「ヒル下がりのジョニー」なるふざけたネーミングの忌避剤を、これでもかー!ってくらい、足元と首から掛けるタオルにぶん撒く。
まぁさんとひろちゃんさんが過日に鈴鹿の山で使われたようで、効果がヒジョーに怪しい。
「ジョニー」って名の豆腐があるけど、それと関係あるんか?
因みに、西丹沢(西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳)は基本的にヤマビルはおらんです。
さー、準備OK!
迷惑防止条例に触れぬよう、この日は山スカではなく、山ボーイに間違われてもおかしくない、まぁさん風いでたちで参上したぞ!
いよいよ始まる、たえちゃんの
「the main crest of Tanzawa traverse story!」
(かなり大袈裟)
たけちゃん、しっかり付いて来いよー!
その前にハイクメモφ(・ω・ )
【メンバー】
たえちゃん
(・∀・)やまれこさんもアップしてるので、良かったら寄り道プリーズ(・∀・)
⇒こっちー
【歩行距離】
約22km

↑いつものカシさんだと納まりきれんかったので、やまれこさん地図をコピりますたー。
【ルート:西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳】
7:04小田急新松田駅7:26(臨時バス) ~ 8:37西丹沢自然教室8:50 ~ 9:27ゴーラ沢出合9:38 ~ 10:23展望園地10:28 ~ 11:44檜洞丸12:30 ~ 13:58臼ヶ岳 ~ 15:08蛭ヶ岳15:14 ~ 16:22丹沢山 ~ 17:06塔ノ岳17:17 ~ 18:56大倉バス停19:08(バス) ~ 19:20渋沢駅

夏じゃー!

5分も歩けば登山道。
檜洞丸までの最短コース、つつじ新道よー。
つつじがキレイなコースらしいので、その時に来れば良かったなぁ・・・

滑らんようにチャッチャッと沢を登って

工事現場の足場チックな橋を忍者のようにサササーっとね。
んで、鎖をヒョッと登って

このコースで一番好きな、木漏れ日プロムナードを軽快に突き進むー。
のぶりん、懐かしいじゃろ~?(笑)

そんでゴーラ沢出合。
自然教室から檜洞丸までって、距離は5.4kmで標高差1100m弱なのねん。
ゴーラ沢出合までは、楽して2kmちょっと稼げるお得ロード。
と、喜んではならぬ。

ココから先のアスレチックみたいなルートに立ち向かうべく、いつものようにいつもの朝ご飯を食べる。
アミノバイタルとバナナとカロリーメイトを立ち食い。

沢を渡って

いよいよ、ぼらぼら丸の短距離まやかしの術にかかる取り付きでござる。
頂上までの2.9kmで、標高を850m程上げるんよねぇ・・・ウガー。
この階段、一段目から思いっ切り足を上げないと昇れんし・・・
歩くというより、足を上げないと進めんところばっかやったり、鎖ちゃんの連続ー。
ハードなアスレチックって感じかのぅ。
渓さん、こんなん好きそう(笑)
ちょっと休みたいなぁ・・・と思ってると

展望園地に着いてくれるのがうれすぃー。
でも景色ダメー。
冬は、富士山と畦ヶ丸が見えたのにな・・・

たまに、こんな楽チン箇所もあるけど

基本、ガレガレー岩岩ー

鎖ー、梯子ー
また鎖ーの連チャン。

ガスるな!コラーッ!

たえちゃんの気分を萎えさせる、お決まりの”山頂まで「0.○km」”道標。
まぁでも、ぼらぼらの場合、ココから上は

アスレチックは終わり、整備された道なので許す。

途中、冬はこんな景色が見えて、下からゴォォォォ~っと音を立てて吹き上げてきた風の音にビビったけど、この日はこんなんよ(苦笑)

石棚山の合流点から先は

ブナ林の木道さんよ~。
ほら、誰も歩いてなーい(笑)
ココまでたえちゃんを抜かして行ったのは全員男性で、10人もいたかいなかったか・・・
バカ尾根ではあり得ん人の少なさ。

木道のシンボルはこの木。
口がパックリ~。
のぶりん専用、五右衛門風呂風(笑)

頂上いざー!

半年ぶりの「山ガールがいない」檜洞丸ゥ~。

山頂は草木が生い茂ってて鬱蒼としてると聞いてたけど、そうでもなかったかな。
でも虫はいる(苦笑)
冬だと富士山バッチリあるよ~。

お楽しみ~のお昼ゥー。
今日も手抜き。
コンビニのパスタサラダとパンと、コーヒーゼリーさっ。
凍らせたペットボトルを保冷剤代わりにすれば、暑い時期でも大丈夫あるね。
山頂にいくつかあるベンチが埋まってたので、一人で座っていた人のところにお邪魔させてもらって食べ始めようとしたら・・・
同席の人:(いきなり)「あのー、ヤマレコやってますかー?」
たえちゃん:(びっくり)「エントリーしたばかりですけど、一応やってますー。」
同席の人:「僕はkurihoって名前でヤマレコにいます。一人で丹沢のバリエーションルートばかり歩いてるんで、嫁や娘に呆れられてるんですよ~、ははは~。また丹沢のどこかの山で会うかもしれませんね。」
あらー、何ということでしょう~!!(・∀・ )
高田延彦似の山にーさんと、こんな会話をしながらのお昼時間でございましたのよ。
山メンでも山ボーイでもなく、「山にーさん」って感じの方でしたわ。
今後、たえちゃんにお声を掛けてくださる際は是非、こういう感じでよろしく願いたい(`・ω・´)キリッ

いつもなら1時間以上、山頂でダラーっとしてるたえちゃんですが、これから向かう蛭ヶ岳へのルートは唯一歩いたことがなく、主稜の中でも一番しんどそうなので、少し早目に昼撤収。
蛭ヶ岳まで4.6kmでコースタイム3時間って((((゚Д゚))))コエー

その前に、ぼらぼら丸の山小屋、青ヶ岳山荘に水をお渡し~♪
と、思ったら小屋番の方不在という悲劇がー(涙)
しょーがないのでまた背負う・・・

歩き出すとすぐ、倒木の連続、ザレザレで九十九な下り・・・
大した距離でなくとも、急やったのでせっかく稼いだ標高が一気に300mも下がってる・・・
下山家とは言え、たえちゃんのモチベーションももはや下がるしかなかった。

山座同定はおろか、アプリを見る気力もなかったのでハッキリ分からんが、手前の小山が次に向かう臼ヶ岳で、その向こうが蛭ヶ岳か?
遠すぎるやんorz

なので、花の写真を撮って、気分をごまかしてみた。
ジシバリ、花みたいなキノコ、カラマツソウ。
癒されるね、こういうの。

癒されたと思ったら、手書きの分岐に思わずプププ(≧ω≦。)

この辺の尾根はスリムだった。
願わくば、夏の間にこの尾根くらい細くなりたい。

何じゃコレ?
ビルの非常階段じゃないんだからさー(ノд`)・゚・。 ウワァァァァァァァァン

「橋げた崩落 通行注意」とかコワイこと書いてあるけど、この橋渡らんとやし

たえちゃんの肌と同じくらい荒れてるし

濃霧ってくるし、臼ヶ岳の直下は道が分かりにくかったし

臼ヶ岳の山頂に着いたって誰もいないし、濃霧で14時とは思えん黄昏っぷりやし

蛭ヶ岳までまだ2kmもあるし

急登で鎖だらけやし

細くてくねくね藪漕ぎ獣道やし・・・

今回、最も萎えたのが臼ヶ岳からの蛭ヶ岳直下ですた。
だって、周りを見ても真っ白、背中からひろちゃんさん達と塔ノ岳に行った時に花立小屋で会った、「重かったら歩荷水全部捨てちゃえよ。」とたえちゃんに言い放った、悪魔の山爺の声が聞こえたからであーる。
エスケープルートなんてステキなもんはない、引き返せる所じゃない、先に進むしかなかったんやけどさー。
誰もいなかったのといいことに、思わず
「コノヤロぉー!」
と、こだまってもーた。マジで。
心の中では、「丹沢の山神様、どうかたえちゃんを登らせてください・・・」と祈りながらだったわよ。

叫んだら追い打ちを掛けるように、たえちゃんのキライな「蛭ヶ岳0.5km」の道標が見えてきたので、もうギブアップと思ってたら、

急登が終わって、天国への階段が見えてきた!
神様っているんやねー。

蛭ヶ岳様~、また来たぞ~。
せっかく2時間40分で辿り着いたのに誰もいません、ガスってる・・・
さ、さみすぃー(;´∀`)

やっとこさ本日1本目の水を蛭ヶ岳山荘で下ろして一息・・・
もう15時過ぎてるし、先を急がねばー!

主脈の時はウゲッと思った登り返しはガスってたおかげか、案外へっちゃらぴー。

丹沢で好きな鬼ヶ岩様を見たら、かなり元気になっただよー!
たえちゃん、岩に恋してるなぅっぽい。

鬼ヶ岩様のアップ。

牛でもいそうな、こんな所もあるんよねー。
あー、晴れてたら景色が良いだろうに・・・

ハロー、フォギー丹沢山様ー。
目の前のみやま山荘があれだけしか見えないガスっぷり。
写真だけ撮って、最後の山、塔へ!

塔ノ岳の尊仏山荘裏で出迎えてくれたシカ。
珍しく撮ってみる。
人慣れしてるので、近寄っても逃げないんよね。
ヤマビルの宿主やし、繁殖しすぎて問題になってる故、可愛いとばかり言ってられない訳だが・・・

塔のお決まりショット。
アレー、いつもなら人がいるのに、ココでもあろーん(´;ω;`)ブワッ

尊仏山荘で水歩荷終了!
2Lペットボトルが足りんかったので、ダイソーで買ったプラティパスもどきを使って小分け(笑)
100均のってすぐ漏れそうやなー。
山頂には人がおらんくても山荘内は賑やかで、「今日は宿泊客多いよ~」と、小屋番のおじさん申す。
あと7km!
待ちに待った下山家フルスロットルの大倉尾根だよ!
この日、たえちゃんが塔からの一番最後の下山者っぽかった・・・
見てろー、下山が苦手な人がおるはずやから、途中で捉えて抜かしてみせる。
と、どうでも良い闘志を燃やしながら下山開始。
山頂から金冷ノ頭っつー鍋割山への分岐まで15分程は下山ウォーミングアップ、そこから先でアクセルを目一杯踏み込み、下山家本領発揮なのである!
気分はねこマシーンさんだよ!

大倉尾根は、たえちゃんが通る前に雨が降った模様。
雨に濡れて滑りやすい、こんな階段のコーナリングだって何のその!
下山家はこのような状況でも滑ってコケたりしてはならんのじゃ。
そして、この辺りで下山者一名を捉えた!
下山者:「最終バスは20時半過ぎまであるから、そんなに急がなくても平気だよ、おねーさん。」
たえちゃん:「はい、知ってますよ~。でも私、げ・・・あ、お先行きますね~。」
やべぇ~、またうっかり知らん人に下山家って言うところやった・・・

標高1000mを切った辺りはガスっておらず、見晴茶屋から見た景色がこの日一番の眺めやった(苦笑)

最初に下山者を捉えた後も次々と追い抜き、日没ギリに大倉に着いたぜー!ふぅー。
ヤマビルにも遭遇しなかったぜー!
日没時でも渋沢までのバスは満員・・・
塔や鍋割に行った人は多かったんやのー。
と、無事に主稜縦走終了ー。
丹沢の山神様、いつもありがとうございます!
主脈、主稜の両縦走を制覇できて丹沢お腹イパーイ。
距離は微妙に違えど、主脈の時はトータル11時間、歩行時間9時間、今回はトータル10時間、歩行時間8時間30分。
んー、少しは成長できたかのぅ・・・
たえちゃんがここまで歩けるようになったのは、丹沢の山神様のおかげもあるんよなー。
これからもたえちゃんの山原点である丹沢を、自分なりに楽しむとしよう♪
残りの大室山、加入道山は秋に行こうかな。
さぶくなったら、小屋番の草野さんにお会いしがてら鍋焼きうどんを食べに鍋割にも行きたいし、雪がたくさん積もったら雪山れんしうもしなきゃやし。
丹沢様、これからもよろしくです!
あ、丹沢の縦走は暫く遠慮致します。
旅人でもあるたえちゃんの2012年夏~秋は・・・
・山ボーイないでたちで、
・自称「気分だけ超パワー系低山ハイカー、実際はヘタレ下山家山少年」として、
・あなたの街の山に行きますおー(笑)
なんてね。
受験生にとって夏が勝負なのと同じように、迫り来る今年の一大お山プロジェクトを遂行する為に、たえちゃんもこの夏が勝負なのだ。
トレーニングgo onじゃ~!
その前に、読破できずに倒れてるたけちゃんを助けなければ(焦)
【おまけ】

下山中、堀山の家から漂っていたカレーのかほりがたまらんくて、駅構内の箱根そばでカレーうどんを食す。
それでも一日で-2kg痩せたんやから、縦走パワー恐るべし。
即効ダイエットにおススメよーん。
一年の半分も七夕も終わっちゃって、後半が始まってますのぅ・・・いつの間にー。
七夕なんてすっかり忘れとった。
先日、そうだ!あの方はどうしていらっしゃるだろう、元気かなぁと、とあるお気に入りブログを超久々に見たら・・・
去年のクリスマスに終わってたorz
アレ。
この方のブログは、だいぶ前に何かを検索していてたまたま見付けたのですが、リンクはしていなかったんですお。
何故なら、思い出した時にこっそり見て、一人で楽しみたかったから(苦笑)
なーんてね。
多分、有名なブログだったのでご存知の方もいらっしゃるんじゃないかなー。
その名も
『私を登山に連れてって』
登山が趣味のご夫婦のブログで、旦那さんが、『超アナログでネットをしない「鬼嫁」』と一緒に行った山のことや、山飯のことなどを書き綴ってます。
他の山関係のブログとはちょっと違ってて、面白いのはもちろん、とにかくステキだったんよ。
そのステキな感じをどう表現したら良いか分からなかったのだけど、最後の記事を読んで、そう、まさにそれー!と思ったのです。
最後の記事はコチラ
たえちゃんが一番カッケーと思った記事が、「長次郎谷単独行・点の記」
あれから半年。
鬼嫁さんが、あの何通ものラブレターを読んでたとしたらどう思うのかなぁ・・・
きっと読んでないだろうけど(苦笑)
またいつか、ご夫婦での山行とブログを再開してくださることを願わずにいられません。
たえちゃんの周りだと、ひろちゃんさんとまぁさんがこのご夫婦に近いかしらね。
ウフフ。
さて・・・
2ヶ月前の黄金週間、たえちゃんは超ヘタレ下山家から『超パワー系低山ハイカー』に変身すべく、(果敢と言うより)無謀にも丹沢主脈縦走(蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳)に挑んだ。
(その時の記事)
あの時は、暗~い雰囲気の焼山にしょっぱなからメンタル蝕まれ、まだ慣れていなかった暑さにもヤラレて休憩ばかりした為に時間がかかりすぎ、「超パワー系低山ハイカー」になれなかった・・・orz
この反省点を活かすなら!
リベンジするなら!
今度は主稜縦走じゃろー!(゚∀゚)アヒャー
(主稜縦走:檜洞丸、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳を指してますー。)
でもぉ・・・
距離と時間、たえちゃんのヘタレ登りっぷりを考えると、一番日の長い今時期しかできない(´Д`ヽ)
でもぉ・・・
今時期の表丹沢と言えば、丹沢名物の一つでもあるヤマビルがわんさかおる(・ω・` )
さー、どうする、たえちゃん?!
悩んだ挙句、天気とタイミングを考え、先週末に敢行したのである!
主脈縦走時同様、日帰り、水歩荷、日没下山が目標だっ!
6月30日(土)
はれのちくもりあーんどがすまみれ


how have you been,小田急新松田っ。
降り立つのは今年2月の畦ヶ丸ハイク以来、約4ヶ月半ぶり・・・
はい、バス混んでますー。
「ジャイ子」と言う名がぴったりの、恰幅の良い(笑)乗車券売り場おばさん(仁王立ちしてる人)の素晴らしい仕切りにより、すぐに臨時バス運行ケテーイ!
たえちゃんは臨時バスに乗ったおー。

丹沢湖を眺めながらバスに揺られること1時間ちょっと。
西丹沢の入り口、西丹沢自然教室ゥー。
今日は何時間かかるか分からんので、いつもみたいにウダウダせず、とっとと登山届を書いて自然教室に出し

いつどこで運命の出逢いを果たすか分からん山メン・・・ではなく、ヤマビルに備え、「ヒル下がりのジョニー」なるふざけたネーミングの忌避剤を、これでもかー!ってくらい、足元と首から掛けるタオルにぶん撒く。
まぁさんとひろちゃんさんが過日に鈴鹿の山で使われたようで、効果がヒジョーに怪しい。
「ジョニー」って名の豆腐があるけど、それと関係あるんか?
因みに、西丹沢(西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳)は基本的にヤマビルはおらんです。
さー、準備OK!
迷惑防止条例に触れぬよう、この日は山スカではなく、山ボーイに間違われてもおかしくない、まぁさん風いでたちで参上したぞ!
いよいよ始まる、たえちゃんの
「the main crest of Tanzawa traverse story!」
(かなり大袈裟)
たけちゃん、しっかり付いて来いよー!
その前にハイクメモφ(・ω・ )
【メンバー】
たえちゃん
(・∀・)やまれこさんもアップしてるので、良かったら寄り道プリーズ(・∀・)
⇒こっちー
【歩行距離】
約22km

↑いつものカシさんだと納まりきれんかったので、やまれこさん地図をコピりますたー。
【ルート:西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳】
7:04小田急新松田駅7:26(臨時バス) ~ 8:37西丹沢自然教室8:50 ~ 9:27ゴーラ沢出合9:38 ~ 10:23展望園地10:28 ~ 11:44檜洞丸12:30 ~ 13:58臼ヶ岳 ~ 15:08蛭ヶ岳15:14 ~ 16:22丹沢山 ~ 17:06塔ノ岳17:17 ~ 18:56大倉バス停19:08(バス) ~ 19:20渋沢駅

夏じゃー!

5分も歩けば登山道。
檜洞丸までの最短コース、つつじ新道よー。
つつじがキレイなコースらしいので、その時に来れば良かったなぁ・・・

滑らんようにチャッチャッと沢を登って


工事現場の足場チックな橋を忍者のようにサササーっとね。
んで、鎖をヒョッと登って

このコースで一番好きな、木漏れ日プロムナードを軽快に突き進むー。
のぶりん、懐かしいじゃろ~?(笑)

そんでゴーラ沢出合。
自然教室から檜洞丸までって、距離は5.4kmで標高差1100m弱なのねん。
ゴーラ沢出合までは、楽して2kmちょっと稼げるお得ロード。
と、喜んではならぬ。

ココから先のアスレチックみたいなルートに立ち向かうべく、いつものようにいつもの朝ご飯を食べる。
アミノバイタルとバナナとカロリーメイトを立ち食い。

沢を渡って


いよいよ、ぼらぼら丸の短距離まやかしの術にかかる取り付きでござる。
頂上までの2.9kmで、標高を850m程上げるんよねぇ・・・ウガー。
この階段、一段目から思いっ切り足を上げないと昇れんし・・・


歩くというより、足を上げないと進めんところばっかやったり、鎖ちゃんの連続ー。
ハードなアスレチックって感じかのぅ。
渓さん、こんなん好きそう(笑)
ちょっと休みたいなぁ・・・と思ってると


展望園地に着いてくれるのがうれすぃー。
でも景色ダメー。
冬は、富士山と畦ヶ丸が見えたのにな・・・

たまに、こんな楽チン箇所もあるけど


基本、ガレガレー岩岩ー


鎖ー、梯子ー

また鎖ーの連チャン。

ガスるな!コラーッ!

たえちゃんの気分を萎えさせる、お決まりの”山頂まで「0.○km」”道標。
まぁでも、ぼらぼらの場合、ココから上は

アスレチックは終わり、整備された道なので許す。


途中、冬はこんな景色が見えて、下からゴォォォォ~っと音を立てて吹き上げてきた風の音にビビったけど、この日はこんなんよ(苦笑)

石棚山の合流点から先は

ブナ林の木道さんよ~。
ほら、誰も歩いてなーい(笑)
ココまでたえちゃんを抜かして行ったのは全員男性で、10人もいたかいなかったか・・・
バカ尾根ではあり得ん人の少なさ。


木道のシンボルはこの木。
口がパックリ~。
のぶりん専用、五右衛門風呂風(笑)

頂上いざー!

半年ぶりの「山ガールがいない」檜洞丸ゥ~。


山頂は草木が生い茂ってて鬱蒼としてると聞いてたけど、そうでもなかったかな。
でも虫はいる(苦笑)
冬だと富士山バッチリあるよ~。


お楽しみ~のお昼ゥー。
今日も手抜き。
コンビニのパスタサラダとパンと、コーヒーゼリーさっ。
凍らせたペットボトルを保冷剤代わりにすれば、暑い時期でも大丈夫あるね。
山頂にいくつかあるベンチが埋まってたので、一人で座っていた人のところにお邪魔させてもらって食べ始めようとしたら・・・
同席の人:(いきなり)「あのー、ヤマレコやってますかー?」
たえちゃん:(びっくり)「エントリーしたばかりですけど、一応やってますー。」
同席の人:「僕はkurihoって名前でヤマレコにいます。一人で丹沢のバリエーションルートばかり歩いてるんで、嫁や娘に呆れられてるんですよ~、ははは~。また丹沢のどこかの山で会うかもしれませんね。」
あらー、何ということでしょう~!!(・∀・ )
高田延彦似の山にーさんと、こんな会話をしながらのお昼時間でございましたのよ。
山メンでも山ボーイでもなく、「山にーさん」って感じの方でしたわ。
今後、たえちゃんにお声を掛けてくださる際は是非、こういう感じでよろしく願いたい(`・ω・´)キリッ

いつもなら1時間以上、山頂でダラーっとしてるたえちゃんですが、これから向かう蛭ヶ岳へのルートは唯一歩いたことがなく、主稜の中でも一番しんどそうなので、少し早目に昼撤収。
蛭ヶ岳まで4.6kmでコースタイム3時間って((((゚Д゚))))コエー

その前に、ぼらぼら丸の山小屋、青ヶ岳山荘に水をお渡し~♪
と、思ったら小屋番の方不在という悲劇がー(涙)
しょーがないのでまた背負う・・・

歩き出すとすぐ、倒木の連続、ザレザレで九十九な下り・・・
大した距離でなくとも、急やったのでせっかく稼いだ標高が一気に300mも下がってる・・・
下山家とは言え、たえちゃんのモチベーションももはや下がるしかなかった。

山座同定はおろか、アプリを見る気力もなかったのでハッキリ分からんが、手前の小山が次に向かう臼ヶ岳で、その向こうが蛭ヶ岳か?
遠すぎるやんorz



なので、花の写真を撮って、気分をごまかしてみた。
ジシバリ、花みたいなキノコ、カラマツソウ。
癒されるね、こういうの。

癒されたと思ったら、手書きの分岐に思わずプププ(≧ω≦。)

この辺の尾根はスリムだった。
願わくば、夏の間にこの尾根くらい細くなりたい。

何じゃコレ?
ビルの非常階段じゃないんだからさー(ノд`)・゚・。 ウワァァァァァァァァン

「橋げた崩落 通行注意」とかコワイこと書いてあるけど、この橋渡らんとやし

たえちゃんの肌と同じくらい荒れてるし

濃霧ってくるし、臼ヶ岳の直下は道が分かりにくかったし

臼ヶ岳の山頂に着いたって誰もいないし、濃霧で14時とは思えん黄昏っぷりやし

蛭ヶ岳までまだ2kmもあるし

急登で鎖だらけやし

細くてくねくね藪漕ぎ獣道やし・・・

今回、最も萎えたのが臼ヶ岳からの蛭ヶ岳直下ですた。
だって、周りを見ても真っ白、背中からひろちゃんさん達と塔ノ岳に行った時に花立小屋で会った、「重かったら歩荷水全部捨てちゃえよ。」とたえちゃんに言い放った、悪魔の山爺の声が聞こえたからであーる。
エスケープルートなんてステキなもんはない、引き返せる所じゃない、先に進むしかなかったんやけどさー。
誰もいなかったのといいことに、思わず
「コノヤロぉー!」
と、こだまってもーた。マジで。
心の中では、「丹沢の山神様、どうかたえちゃんを登らせてください・・・」と祈りながらだったわよ。

叫んだら追い打ちを掛けるように、たえちゃんのキライな「蛭ヶ岳0.5km」の道標が見えてきたので、もうギブアップと思ってたら、

急登が終わって、天国への階段が見えてきた!
神様っているんやねー。

蛭ヶ岳様~、また来たぞ~。
せっかく2時間40分で辿り着いたのに誰もいません、ガスってる・・・
さ、さみすぃー(;´∀`)

やっとこさ本日1本目の水を蛭ヶ岳山荘で下ろして一息・・・
もう15時過ぎてるし、先を急がねばー!

主脈の時はウゲッと思った登り返しはガスってたおかげか、案外へっちゃらぴー。

丹沢で好きな鬼ヶ岩様を見たら、かなり元気になっただよー!
たえちゃん、岩に恋してるなぅっぽい。

鬼ヶ岩様のアップ。

牛でもいそうな、こんな所もあるんよねー。
あー、晴れてたら景色が良いだろうに・・・


ハロー、フォギー丹沢山様ー。
目の前のみやま山荘があれだけしか見えないガスっぷり。
写真だけ撮って、最後の山、塔へ!

塔ノ岳の尊仏山荘裏で出迎えてくれたシカ。
珍しく撮ってみる。
人慣れしてるので、近寄っても逃げないんよね。
ヤマビルの宿主やし、繁殖しすぎて問題になってる故、可愛いとばかり言ってられない訳だが・・・

塔のお決まりショット。
アレー、いつもなら人がいるのに、ココでもあろーん(´;ω;`)ブワッ

尊仏山荘で水歩荷終了!
2Lペットボトルが足りんかったので、ダイソーで買ったプラティパスもどきを使って小分け(笑)
100均のってすぐ漏れそうやなー。
山頂には人がおらんくても山荘内は賑やかで、「今日は宿泊客多いよ~」と、小屋番のおじさん申す。


あと7km!
待ちに待った下山家フルスロットルの大倉尾根だよ!
この日、たえちゃんが塔からの一番最後の下山者っぽかった・・・
見てろー、下山が苦手な人がおるはずやから、途中で捉えて抜かしてみせる。
と、どうでも良い闘志を燃やしながら下山開始。
山頂から金冷ノ頭っつー鍋割山への分岐まで15分程は下山ウォーミングアップ、そこから先でアクセルを目一杯踏み込み、下山家本領発揮なのである!
気分はねこマシーンさんだよ!

大倉尾根は、たえちゃんが通る前に雨が降った模様。
雨に濡れて滑りやすい、こんな階段のコーナリングだって何のその!
下山家はこのような状況でも滑ってコケたりしてはならんのじゃ。
そして、この辺りで下山者一名を捉えた!
下山者:「最終バスは20時半過ぎまであるから、そんなに急がなくても平気だよ、おねーさん。」
たえちゃん:「はい、知ってますよ~。でも私、げ・・・あ、お先行きますね~。」
やべぇ~、またうっかり知らん人に下山家って言うところやった・・・

標高1000mを切った辺りはガスっておらず、見晴茶屋から見た景色がこの日一番の眺めやった(苦笑)

最初に下山者を捉えた後も次々と追い抜き、日没ギリに大倉に着いたぜー!ふぅー。
ヤマビルにも遭遇しなかったぜー!
日没時でも渋沢までのバスは満員・・・
塔や鍋割に行った人は多かったんやのー。
と、無事に主稜縦走終了ー。
丹沢の山神様、いつもありがとうございます!
主脈、主稜の両縦走を制覇できて丹沢お腹イパーイ。
距離は微妙に違えど、主脈の時はトータル11時間、歩行時間9時間、今回はトータル10時間、歩行時間8時間30分。
んー、少しは成長できたかのぅ・・・
たえちゃんがここまで歩けるようになったのは、丹沢の山神様のおかげもあるんよなー。
これからもたえちゃんの山原点である丹沢を、自分なりに楽しむとしよう♪
残りの大室山、加入道山は秋に行こうかな。
さぶくなったら、小屋番の草野さんにお会いしがてら鍋焼きうどんを食べに鍋割にも行きたいし、雪がたくさん積もったら雪山れんしうもしなきゃやし。
丹沢様、これからもよろしくです!
あ、丹沢の縦走は暫く遠慮致します。
旅人でもあるたえちゃんの2012年夏~秋は・・・
・山ボーイないでたちで、
・自称「気分だけ超パワー系低山ハイカー、実際はヘタレ下山家山少年」として、
・あなたの街の山に行きますおー(笑)
なんてね。
受験生にとって夏が勝負なのと同じように、迫り来る今年の一大お山プロジェクトを遂行する為に、たえちゃんもこの夏が勝負なのだ。
トレーニングgo onじゃ~!
その前に、読破できずに倒れてるたけちゃんを助けなければ(焦)
【おまけ】

下山中、堀山の家から漂っていたカレーのかほりがたまらんくて、駅構内の箱根そばでカレーうどんを食す。
それでも一日で-2kg痩せたんやから、縦走パワー恐るべし。
即効ダイエットにおススメよーん。