ヨロブン、アンニョンハセヨ(*´∀`)

こちらは、『つぶやき』という名の、反省会(あとがき)です。

まだ、『今宵、月明かりの下で…』を読み終わってない方は、ネタバレになりますので、読まない方がよろしいかと思います。

ブログを書きはじめて、2年以上経ちますが、未だに、新しい物語をお披露目する『第1話目』と、『アメ記事』、『最終話』は、とても緊張します。
皆さんの反応が、とても気になるんです。
最初は、やっぱり、この物語を受け入れてくれるだろうか・・・
アメ記事は、未だに苦手だし、かなり神経をつかっています。内容的にも、少しでも、甘く、艶のあるモノになっているだろうか・・・
最終話は、終わり方を、どのように感じてくれているだろうか・・・

実は、更新したあとは、かなり気になっているんです(;゜∀゜)


今回は、初めての時代劇に挑戦してみました。
現代劇と違い、衣食住が全く異なり、しかも、異文化ということで、かなり苦戦しました。
少しでも、違和感をなくすため、関連資料を読んだりしてましたね。
(゜゜;)(。。;)(゜゜;)(。。;)(゜゜;)(。。;)

書く上で気をつけていたのは、カタカナ(英語)を使わないこと。例えば、『オレンジ色』の夕焼け空を→『橙色』の夕焼け空にしたり、擬音語、名前以外は、使わないように気をつけました。その方が、時代劇の雰囲気が伝わる気がしたんですよね。

あと、ミニョが、妓生役ということで、大人の女性な感じで、色っぽくなるようにしました。ミニョのイメージを思いっきり覆してしまいましたが…( ̄∇ ̄*)ゞ
現在のシネちゃんをイメージしてたからな…ホントに、美しく魅力的になられて、いつか、やってほしいな、妓生役。

テギョンさんは、もちろん、いつものままで。あのキャラクターを変えることは勿体無いですからね(笑)
初めての恋に戸惑いながらも、知らず知らずに、ミニョにどっぷりハマっていくテギョンさんは、書いていて楽しかったですね。

あと、テギョンとミニョの別離もありました。身分違いの叶わない恋でしたから。その時代では、一緒になることが許されなかったのです。
そのまま、テギョンはヘイと結婚し、ミニョは、妓生の道を歩くリアルを求めるよりは、未来のある夢物語のような終わり方にさせたかったんです。

さて、次のハナシは、中途半端になっているハナシを片付けていこうと思います。

「美男2」~Another Story~

バンパイアテギョンの「Secret moon」

その前に、息抜きに「happiness」か…
ミニョのお腹に3人目がいること覚えていますか?実は、名前も性別も決めてあって、いつお披露目しようか、考え中なんですけど・・・(;´∀`)

次回、読みたいハナシがあったら、是非、教えてくださいね。

中途半端になっているハナシの復習と、その後のハナシを考える為に、少しだけ、休ませていただきますので、ご了承くださいませ。休ませていただいている間も、アメンバーの受付、コメント、メッセージは確認していますので、よろしくお願いいたします。

アメンバー申請中の方は、アメンバーのお知らせをご覧ください。
申請する上での注意点があるので、めんどくさいな、と思うかもしれませんが、どうしても、アメ記事を公開させていただく方は、「美男ですね」が好きな方でいてほしいと思っています。もちろん、teaのハナシを読んでいただいてくれていることが、条件ですが…すみませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。



それでは、また。(*・∀・*)ノ



tea














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尚、アメンバーの受付は、8月いっぱい行っておりますが、期間を過ぎると、受け付ることが出来なくなりますので、ご了承くださいませ。お願いいたします。(゜-゜)(。_。)



「今宵、月明かりの下で…」30

「巡り合わせ」




テギョン様・・・
あれから、どれくらいの月日が流れたのでしょうか・・・
ユリ姉さんのお腹にいた子は、今は、小さな足で歩いています。
あの頃のことが、今は、とても懐かしく、まるで、春の夜に見ていた夢のように感じます・・・。


妓楼『桜花閣』の箱庭では、まさに宴の真っ最中だった。客は、官庁に属する官吏たちがほとんどだった。
相手をする妓生も、礼節があり、伝統歌舞に優れた一流の妓生たちが集まっていた。
桜吹雪が舞うなか、美しいカヤグムの音色に合わせ、優雅に躍り、清らかな美しい歌声を聴かせていた。

その頃、官庁の一室では、アン大監と、その部下がいた。

「テギョン、たまには、息抜きをしたらどうだ?私の知り合いの女人を紹介してやるぞ。」

「申し訳ないですが、アン大監、私は、女人に興味などございません。」

「ハハハ、そなたが、女人を遠ざけていることは知っている。それに、婚約を破談したことも・・・。そなたは、容姿も美しいから、今でも、モテるだろうに・・・。何故、今も独身なんだ?それとも、婚約者以外に、心を許した女人でもいたのか?」

テギョンは、ヘイとの婚約を破棄にしていた。どうしても、ミニョ以外の女人に、心を許すことが出来なかったのだ。
破談したことにより、父親に勘当されながらも、テギョンは、成均館を首席で卒業し、官吏の仕事に就いた。
今は、アン大監の元で働いている。

「テギョン、今宵は、私に付き合え。」

テギョンは、渋々、アン大監に付いていくことになった。
着いた場所は、『桜花閣』だった。
座敷に通されたテギョンは、興味などなく、初めての場所に居心地の悪さを感じていたが、暫くすると、ひとりの妓生が現れた。
妓生から、ふんわりと香る、懐かしい花の匂い。

“・・・まさか、な。”

忘れることが出来ない、似たような花の香りに、テギョンの胸が締め付けられる。

「アン大監様、お久しぶりでございます。」

テギョンが、目を丸くしながら、アン大監に挨拶をする妓生を見つめていた。

「ウォルファ、久しぶりだな。見ないうちに、また、美しくなったようだ。」

ウォルファは、美貌はもちろん、カヤグムの演奏と美しい歌声が認められ、『桜花閣』で官妓(官庁に属する妓生のこと)になっていた。

「アン大監様、相変わらず、お世辞がお上手ですこと。」

「ミジャさんたちは、元気にしているか?」

「えぇ・・・」

チラリと、ウォルファが、テギョンを見る。ウォルファの目も、また、驚きで丸くなったが、すぐに、嬉しそうに目を細め、頭を下げた。

「『桜花閣』へ、ようこそお出でくださいました。」

「あぁ、ウォルファに紹介しよう。ファン・テギョンだ。とても優秀な男なのだが、いい年齢して、まだ結婚もしておらぬ・・・」

アン大監の話など、既に、ふたりの耳には入っていなかった。
ただ、熱い眼差しで、お互いを見つめている。

そう・・これも、また、巡り合わせ。


今宵、月明かりの下で・・・

お会いしましょう・・・。




*終*



★★★★

これにて、『今宵、月明かりの下で…』を終わらせていただきます。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。