昨日は、皆様、お騒がせしてしまい、すみませんでした(゜゜;)(。。;)

1日経ちまして、決意は、変わりません。残念ながら、季節外れのエイプリルフールでも、ドッキリでもなく、実は、前々から、考えていたことなので、突発的な行動ではないんですよね。

ただ、タイムリミットが決まったせいか、やる気が出てきてるので、描きたいハナシは、出し惜しみなく描いていく所存です。
自分が、後悔しないように、最期まで、楽しみながら、頑張ります。o(`^´*)

アメンバーの受付は、最期まで続けさせていただきます。ラストのときは、お知らせしますので、確認してくださいね。
ただいまの受付期間は、8月末日になっております。ご了承ください。


問い合わせがあった、そのあとのブログのことなのですが、削除せず、そのまま保存をさせていただきます。
もちろん、アメンバー様も、そのまま残します。ただ、受付はしていませんが。
アメンバーの必要がないと感じれば、ご自由に抜けていただいても構いません。

また、その件につきましては、追々、連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。


次回のハナシは、「Another Story」完結編を予定しております。


それでは、また。

( *・ω・)ノ


tea




「テギョンさん、お久しぶりです」

「おぉ、お前か、久々に呼び出して、なんか用か?」

「実は・・・ですね、とても、言いにくいのですが・・・」

「ん?なんだよ、早く言えよ」

「ブログをですね・・・

辞めようと・・・思うんです・・・」

「はぁ?(゜д゜)」

「お恥ずかしいことに、とうとう、ハナシのネタが尽きたんですよ。自分が書きたいなって思うハナシをすべて書いたんじゃないかなぁ・・・って・・・『今宵~』が終わったら、いつも以上に燃えつき症候群になっちゃって・・・次のハナシが、全然、浮かんでこなかったんです・・・」

「まだ、『Another Story』『Secret moon』が残ってるじゃないか?」

「もちろん、直ぐに辞めるわけじゃないんですよ。それら残ってるハナシは、必ず完結させますから、ご安心ください。それに、学園モノを書いてみたいなと思ってるので・・・正式に辞めるのは・・・出来れば、3周年を迎えるまでは頑張りたいなって・・・でも、その前に終わっちゃうかもしれませんが・・・」

断じて言っておきますが、別に『美男ですね』に飽きたわけじゃありませんよ。このドラマのお陰で、ブログを始めて、たくさんの人たちに出逢えましたから。

ブログ村にも参加せず、アメブロの中で、こぢんまりとやってましたが、それでも、このブログを見つけ、読んでくださったすべての皆様には、本当に、本当に、深く感謝をしております。

『美男ですね』の出演していた皆さまも、随分と変わりました。
現在の彼らが、あらゆるジャンルで活躍をしていることに、いち『美男』ファンとして、本当に嬉しく思います。
彼らの活躍は、これからも、陰ながらですが、応援していく所存です。

ハナシをすべて書き終えたら、私は、また、読み専門に戻ろうと思います。まだ、たくさんの書き手さんがいらっしゃいますからね。様々なシチュエーションでハナシを書いてるのが、面白くて、いつも、すごく楽しみに、更新を待っています。そして、心から、深く尊敬をしています。

まだまだ、私のハナシは続きます。
どうぞ、最期まで、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。



tea



『happiness』

「ある日の朝。」



時間に縛られないオフの朝。
外は、真夏の太陽がジリジリと照りつけているのに、室内は、エアコンのお陰で快適だ。
幸せな微睡む朝の時間。
腕に抱いているのは、もちろん、愛しの妻であるミニョ。
自分に背を向けて、まだ眠っているのが、気に食わず、口を尖らしながらも、白い首筋にキスを落とす。
弱い耳朶を甘噛みすると、ピクッと反応する身体。
腰に回していた手を、ノースリーブのチュニックの裾から滑り込ませると、柔らかなお腹に触れる。

「えっ・・?あ ッ・・オッパ・・・ダメ・・・」

クスクス笑いながら、下着を着けていない豊かな胸に触れようとしたとき・・・

「オギャア!!オギャア!!」

「オッパ・・・クムが起きちゃったから、行かないと・・・」

「チッ・・・」

起き上がったミニョの身体からスルリと、力なくテギョンの手が滑り落ちる。
我が子に邪魔されたテギョンは、大人気なく舌打ちした。

結婚9年目を迎えても、テギョンの愛は、色褪せることなく、健在だった。

5月に、元気な産声とともに、ファン家の次男坊が誕生した。
名前は『クム』韓国語で「夢」を意味する。
テギョンが辿り着けなかったミニョの胸を、一人占めしているクムのちっちゃな手が掴み、懸命に吸っている。

ひとりじゃ寝る気もなく、起き出したテギョンが、母乳をあげているミニョの背中に覆い被さるように抱きつく。

「お前が吸い付いているモンは、俺のモノだからな」

テギョンの指が、クムの頬を突っつく。

「もう・・オッパ・・・」

途端に、頬を真っ赤にするミニョが恥じらうその姿は、いくつになっても変わらない。
真っ赤に染まるその頬に、テギョンはキスをする。

「サランヘ・・・」

「サランヘヨ・・・オッパ」

『ずっと言ってやるから、毎日、聞け!・・・サランヘ』
あのコンサートから10年以上の月日が流れようと、今も変わらずに、日常のように交わしている愛の言葉。
ふたりが見つめ合い、どちらからともなく唇を寄せる。

「あー!!お兄ちゃん!!また、パパとママがチューしてるよ!!」

ソラの無邪気な円らな瞳が、ふたりを見つめている。

「ソラー、ダメだよ!そういうときは、目をつぶってなきゃいけないんだってさ、パパに怒られちゃうぞ、って、ジェルミが、前に言ってた。」

「そうなの?ソラは、みてませんよぉ~」

ソラが、慌てて両手で目を隠してる。
ふたりは、クスクス笑い合うしかない。

「ソラ、もう、いいぞ。」

「いいの?」

すると、ソラがテギョンに向かって走り出すと、テギョンに抱きつく。
愛娘にデレデレのテギョンが、コチョコチョとソラの身体擽っている。
ソラが、楽しそうに声をあげている。

ミニョは、クムをベビーベッドに寝かす。

「おはよう、ママ・・・クムは?」

「ユエ、おはよう。今、お腹いっぱいになって、また、寝ちゃったとこ。さぁ、遅くなっちゃったけど、朝ごはんの仕度しないと。何、食べたい?」

「パンケーキ!」

「手伝ってくれる?」

「うん!」


家族と過ごす幸せなある日の朝のハナシ。




★★★★

久々の『happiness』シリーズでしたが、大丈夫でしたかね?
実は、子どもなど色々な設定や書き方を忘れちゃって…苦労してました(笑)
( ̄∇ ̄*)ゞ

次男坊『クム』の誕生です。誕生日は、ユエ(8/4)とソラ(2/18)のほぼ真ん中に当たる5月15日に設定してます。
名付けは、共通点である、名前2文字、意味が漢字一文字であること。『ユエ(月)』『ソラ(空)』『クム(夢)』