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tadatchのアウトドア日記

~t.a.d.a.factory~ tadatchによる、クライミング、トレイルラン、登山、旅の記憶を記すブログです。ぼちぼちいきましょう。

ここのところブログ更新はサボっているが、岩登りは相変わらずそれなりに頑張っている。

登る目的は何なのか。未だによくわからないが、ロッククライミングをしている以上、自分も含めて全ての岩登り愛好家は、課題や山、崖を登る事が最大の目的であるとは思う。もちろん目的は登る事以外にもあるが、それが登るという目的を超越しすぎると、少し話がややこしくなる。

ただ、自分の活動をアピールし、社会、業界の中で一目置かれる事も(自分のようなビビリなひよっこが一目置かれるかどうかは別として)、社会生活をしていく上で大事なのだと思う。という事で、つべこべ言っているとヤツにバカにされるし、たまにはブログでも書いてみようと思う。

ここ数年、ロッククライマーに漠然とした憧れのようなものを抱いている。自分の中でのロッククライマーとは、ボルダーでもゲレンデでも岩山でも、とにかく岩を登る事全てをこよなく愛する、岩登り愛好家である。2019年秋の、瑞牆で初マルチ、初クラックの経験を機に、



運良くクラックやマルチを登る機会を得る事ができ、何となく、徐々にではあるが、ロッククライマーに近づけているような気がする。




 先日、最近通っている、石鎚山系の名峰、瓶ヶ森の西壁にある「RSCGルート」(もともとはエイドのボルトルート)を、オールフリー、全ピッチリードで登る事ができた。



3度目にして挑んだ2020年10月20日、気付けば核心部を超えていた。中間ピッチの垂直にそそり立つ約30メートル程のセクションが核心ピッチ、その後半に待ち構える突如としてホールドが無くなるセクションが最大の核心である。今回も案の定シークエンスに迷い、何度も心が折れかけたが、とにかく上へ進むしかない。意を決して、それしかないと思われる極小ホールドをつまみ体を上げる。何とかスタンスを見つけ足を安定させる事ができ、無事ヌンチャクをセットしクリップ、その後も何手か続く悪いホールドをとっては足でごまかしながら進み、何とか核心は超えた。あとは慎重に登り、核心ピッチ終了。振り返れば、ご褒美のような絶景が広がっていた。来て良かった。




今回は自分にとって、ロッククライマーへ近づくための挑戦でもあった。ロープを使うクライミングなんて、まだかじったばかりの自分が、マルチ初体験、何年振りかの岩登りになる今回のパートナーをリードするという、少し危うい挑戦ではあったが、とにかく間違いは起こさないようにと心に誓い、全てにおいて慎重に、できる限り安全に進む事ができた。上まで抜ける自信はある程度はあったが、怯えながらついて来てくれたRampid照くんには感謝します。



1ピッチ目の簡単なスラブで、もう来ない宣言をしたものの、後日、何となくまたリベンジしたいとの意向を感じ取る事ができ、ひとまず安心。また行きましょう。



そろそろ大堂海岸シーズンイン、もちろんボルダーもやります。岩登り愛好家の皆さま、お付き合い、よろしくお願いします。

世界がコロナの感染爆発で大変な状況の中、

自分の周りでも、感染者はあまり聞かないが、その影響が徐々に出始めている。

とはいうものの、正直、自分自身は、今までとさほど変わらない生活を送ることができている。

何と無く岩場も自粛ムードなこの業界、

冷静に状況を判断し、節度ある行動を取りたいと思うばかりです。

今の所は、警戒は十分にしつつ、普段と同じ生活で問題ない、そう判断します。

 

岩場に関しては、周りの状況を慮り、自粛することも考えられますが、

自分としては、全てにおいてさほど問題が無いと判断できる限り、活動できる人は活動しても良いという考えです。

そもそも、良くも悪くも普段から人と関わるのが苦手な自分ですが、

今の所、警戒はしつつも、これまで通り、登りたいと思います。

 

というわけで、第3道場東エリア。

思い描いた内容にならなかったようで、呆気ないと嘆く宮脇。

俺はわかってはいたけどね。Princess3Q

 

前回お触り済みのロマンチックのハング面。

大潮の干潮をピンポイントで狙いすぎ、マットを敷いた直後から満ち潮に向かい。

濡れないと戻れない状況に。マットは濡れる一方。

登るしか無い

 

 

 

ロマンチックハング 2Q

 

しかし、のどかすぎる。

 

数日後

東エリアでアップがてらには指が痛すぎるラインを2本登り、

西エリアに移動しようとわずかに歩いたところで、気になる小さいハングが目に入る。

あの奥のあの辺、アンダーあるんやない?あるんですよね。

というわけで、やるしかなさそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人仲良く、初めての愛の分担作業。

お互いパットは登れなかったけど、探りがいもあって、なかなか良いラインが誕生。

ショボい、なんか言わせないです。

左 うみねこ 1Q

右 海猿 1D?2D?

 

続いて、ようやく東エリアへ

色々みつくろい、宮脇があるラインを提案。

自分は、簡単やろー、と見ていたが…

なるほどね、そこからスタートね。

確かにここからやね。

確かに悪そう。

バランスのとり方が絶妙な良いラインになりましたがな。

ライブロック 2Q

 

その後、宮脇の提案により、日が落ちてからトライ予定だった白いスラブへ移動。

 

思い描いていたスラブ中央を、思い描いた通りのムーブでトライ。

2トライ目、関節を全て解除し、伸びに伸びた左手がリップを何とか捉える。

 

Be Alive 1D

 

というわけで、そろそろマダニと灼熱の時期に入りつつあるここRSP。

生の喜び、日常の喜びを感じつつ、できる範囲で今後も登り続けたいと思います。

風の噂で聞いた話ではあるが、とあるトレイルランニングの大会の走行路整備に名乗りをあげた、登山道の整備を目的とする、その山域にそれまで行ったこともないような、非ローカルの団体の方々が、その地域の方の了解なく、その山域のシンボルであるシャクナゲの木を切り刻んだそうである。これは非常に残念な話であり、あってはならない事件だという認識で間違い無いと思う。そもそもシャクナゲの群生といえば、どんな山域においても、開花のシーズンとなるとその山を彩り、登山者を和ませ、楽しませ、拠り所的な存在として守られているものである。高山植物など、山の植物に疎い筆者でさえ知っている、かなりメジャーな山の植物である。そんな貴重な植物を切り刻むような、山の知識、常識が皆無な者が、登山道の整備をしている現実に愕然としてしまう。この団体の方々の目的は、一体何なのでしょうか。登山道を整備して、みんなの為になりたいのでしょうか。ヒーローになりたいのでしょうか。評価されて、承認欲求を満たしたいのでしょうか。トレイルランナーの地位を向上させたいのでしょうか。地位を向上させるような一見良い事をして、他のランナーから崇められたいのでしょうか。

筆者はアウトドアショップで働き始めて8年ほどにはなるが、トレイルランニングを始めたいのですが…というお客さんは大抵ロード出身者。そのような方が、山の事情を知らないのは当然であり、初期段階で間違いを犯すのは致し方ない事ではある。

一方、登山道の整備を謳っている団体がシャクナゲを切る、そんな有様で果たしてこの業界の将来はあるのでしょうか。その方には、今一度、山の勉強をしていただきたい。いや、小学校の授業を受け直してもらいたい。切に願うばかりである。

 

ここで言いたいのは、トレイルランナーは、実は特別な存在ではない、という事。山を歩くか走るか、その違い。人によっては歩くスピードは違うし、走るスピードも違う。早く行動するか、ゆっくり行動するか、その違いであり、その楽しみ方も様々。ゆっくり歩いて、草花を愛で、景色を楽しむ登山者もいれば、修行僧のように黙々と歩く人もいる。走って行動する方も全く同じ。要するに、山を楽しむという目的は同じである。

重要なのは、走ろうが歩こうが、山に入る以上、山の常識を知り、その山の文化を知るという事。山にゴミを捨てない、不要な自然破壊はしない、最低限の、人間としての常識を知り、節度ある行動をすれば、何も問題は起こらないはずである。何かをしたければ、独りよがりな行動は慎むべきで、上記の常識を全て把握した上で、その山に寄り添い、活動すべきである。

トレイルランナーを受け入れさせる、ではなく、

「自分たちが、そのフィールドへ馴染む」

その努力をする。これが大事であると思う。

自分達が主役ではない。山が主役である。自分たちがすごいのではない。自然が素晴らしいのである。

その自然への感謝、敬意を忘れずに、どんどん挑み、どんどん楽しめば良い。ただそれだけだと思う。

 

以上