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tadatchのアウトドア日記

~t.a.d.a.factory~ tadatchによる、クライミング、トレイルラン、登山、旅の記憶を記すブログです。ぼちぼちいきましょう。

昔から、節目の年を越えると、自分の存在に疑問を感じ始める。

よくある、あれですかね。

未だ独身、仕事はマンネリ化、そんな日常を半ば機械的に繰り返し、気がついたら1年が終わる。

そうして、3年、5年が経ち、気がついたら何も残ってはいない。

ふと我に帰ると、吐き気がしてならない。

そんな中でも、たまに岩登りに出かけ、一生懸命登っていると、何も考えなくてもよい瞬間が訪れる。

何のために登っているのか、自己実現なのか、それとも現実逃避、なのだろうか。暇つぶしなのだろうか。

いや、全てが当てはまるような気もする。全てが必要なことなのだろう。

登りをやめたら、手がかりは何も残らない。

とりあえず、登るしかない。

これをやめたら、潰れる道しか見えない。

 

昨日、何年かぶりに、高知県の大山岬へ、懐かしのメンバー、チームベイベーズで赴いた。





心身ともに、全然乗り気ではなかったが、たまたま巡り会えたようで、重い腰を上げることができた。


ありがとう、友よ!


冒涜の虹。



当時は、えぐれた下地が恐怖でしかなかったのではあるが、今回は違った。

最近、割と高いところを登っているせいか、そんなに高さは感じない。

結局、核心は止まらなかったが、ボルダリング力も、首皮一枚で繋がっていることを確認でき、それはそれで収穫であった。

帰りがけに、向かいにあるルーフクラックを触ってみることに。

初段とはあるが、抜け近くまでは、ハンドサイズの、言うなればガバをつないで抜け付近までは難なく到達。

抜けパートに差し掛かると、下地までは6m越えというところ、段差もあり、少なくても不意落ちは避けるべき様子ではある。ここからが初段パートなのだろうか。今回は、色々安定感も乏しく、怪我をしても何だと思い、抜けは次回へ取っておくことに。そういえば、batta師匠が、大山岬にルーフクラックがあると言っていたようないなかったような。このことですね。大堂の大ルーフに比べると、何てことないですけどね!!

 

久しぶりのボルダリングではありましたが、やはり岩登りは楽しいですね。スポーツルートもしかり、ボルダリングもしかり、クラックもしかり、マルチやアルパインもしかり。何だっていい、登ることが好きなら、こだわりを捨て、いろんな登りをした方が、お得、そう、お得なのです。いろんな経験をし、お得に楽しもうではありませんか。そう思いませんか。

 

ここのところ、大堂にある程度通った甲斐もあり、クラックも5.10bあたりまではOSできるようにはなってきた。



前回は、帰れずエリア、「熱風セレナーデ」に挑んだが、1P目のフィンガクラックで、フォローでフォール。何ということだ。2P目はリードで何とかOSしたのではあるが、プロテクションも計算違いでギリギリ、切り詰めて少々ランナウトしながらのOS。





ただ、ギリギリの状態を経験することにより、自分に足りないものが、実に浮き彫りになってきて、すごく勉強になる。

死なない程度にギリギリを狙って、レベルアップしていきたいものですね。


というわけで、クラック愛好家を増やすべく、少しずつタネを巻いていきますか。




 

そんなこんなで、厄年の本年、死なないように、頑張っていきたいと思います。

 





end

 

 

 

 

12月に入り、朝晩はようやく冷え込むようになってきた。

日中の気温もある程度は低くなり、花崗岩のシーズンもいよいよというところ。

2シーズンん目を迎える、大堂海岸。

久しぶりに訪れたが、なんだか懐かし。



小川山、三倉と、経験を多少は積んだせいか、モンキーエリアのクラックを見ても、さほどビビらなくなって来たことで、ある程度の成長は感じることができた。昨シーズンは、また来てしまったー、怖いなー、と思っていたのを思い出す。

 

 まずは「ぐい呑」でウォーミングアップ。フォローではあったが、ガバからのトラバースでクラックに移る箇所も、何の苦も感じずにひょいとこなす事ができた。うーん、気持ち良い。




続いて、今回の目標である、初心者の登竜門、スーパークラックのRP。

慎重に高度を上げ、慎重に体を固定しプロテクションを決め、さらに高度を上げていく。気がつけば終了点へ辿り着いていた。

ついにクラッカーの仲間入りができたような気がして、何だか嬉しい。調子に乗って、モンキーハングもRP。

やったぜ!




フォローで挑んだセイシクラックも、セイシin、セイシoutにかなり手こずったが、何とかノーテンションで突破。何としてでも落ちずに登る精神も、多少は成長したかもしれない。

 


そんなこんなで、久しぶりに自分の成長を感じる事ができた1日でした。

やはりこの歳になると、なかなか自分の成長を感じることも少なくなるものではあるが、まだまだ新しいことにチャレンジして、成長するチャンスはいくらでもある。伸び悩んでいるボルダラーの皆さん、なんだか物足りなさを感じているクライマーの皆さん、クラックは楽しいですよー!



 

 

 

 

要するに、ワイドですね。

小川山で味をしめ、大堂シーズンを待ちきれず、多田兄貴の召喚に成功。

2020年11月9-10日、念願の三倉クラックへ。





なんとなく予想はついていたのだが、お勧め課題はワイド系。

そもそも、この三倉岳の特徴がワイドなのかもしれない。

初日はショートルートを何本か登ろうという事で、まずはbatta先生おすすめの源助崩れ正面のヒップクラックにトライ。





核心は二つのオフィズス。リードで挑んだオンサイトトライは、1つ目のオフィズスは突破できたものの、二つ目のオフィズスのゴール1メートル手前で力つきテンション。そのままロワーダウン。続いて兄貴がなんとか突破でトップアウト。

グレードは、5.9。5.9ですよ!まずは三倉、ワイドクラックの洗礼を受ける事になる。

続いて、お隣のモアイクラック。こちらはチョックストーンの乗越が少しだけ思い切りが必要だが、なんとか突破。こちらも5.9。

フェイスクライミングの「持つクライミング」、とは全く別ジャンルのクラック、要するに自分を初心者と捉えると、納得。

それにしても、5.9ででヒーヒー言わせられるのは、やはり三倉グレードから来るものなのであろうか。

続いて、青じろエリアのモスクラック5.10b。

とにかく、打ちのめされた。ベテランの多田兄貴は、ヒーヒーウーウー言いながらもなんとかOS。さすがです。





セカンドの自分はというと、うーん、全く登れる気がしない。時間も迫っていた、のは言い訳かもしれないが、A0でなんとかトップアウト。次回、リベンジに来たい。できるだけ早く。

 

二日目

2日目はロングルートへ。スカイチムニーは1日目の出来高からして厳しいことが予測され、少し易しめのような気がする「パインツリートリップ」。





つるべ式で1,3ピッチを自分が、2.4ピッチめを兄貴がリード。

実にちょうど良い!一日目で少々慣れたのか、この日はワイドへの抵抗が多少マイルドに感じられる。

2ピッチ目が核心であろうか、なんとか両者ともノーテンションで突破。

要するにオフィズスですね。


デザートに登りやすそうなショートルートをさらっと登り、思い出に記念撮影!





帰りの広島焼きは3度も振られ、ようやくありつけたお店が結構当たり!





美味しくいただき、次回の訪問を誓い帰路に着いたのでした。




明日にでも来たい、そんな気持ちです。

 




今回の旅では、自分の理想とするクライマーへの、大きな一歩を踏み出せたような気がする。

とにかく、目の前の岩の割れ目を、ただただ上に向かって登って行く行為。

師匠の「とにかく登んだよ!」

この言葉を思い出す。

ロッククライミングとは、そこに集約されると思う。

特にクラックのようなトラッドクライミングは、ゲレンデのボルトルートとは違い、より自由度の高い登りができる。

常に、次はどう登ろうか、体をどっちに向けて、どっちの手を、どっちの足を出したら、この窮地を脱することができるのか。

そんな事を考えながら登る、自由に思うがままに登るという、クライミングの原点を体験できる。

ネット上に動画が上がっているようなボルダリングの課題や、ボルトやチョーク跡が次のムーブを指し示してくれるルートとは、ジャンルが違う。どちらが良いとか悪いとかではないけど、自分の理想とするロッククライミングは、このような、現場処理的な、とにかく自分の持てる力を頭にめぐらせて、とにかく登るという行為であり、その方が冒険的な楽しみができて楽しいと思うし、常にそのような登りができるようなロッククライマーになりたいものである。道は険しいけど、いつか叶う事を夢見て、日々精進あるのみです。