懸崖仕立てや
盆栽用に作られた小輪の菊を
小菊と言っています。
昨日のクッションマムも
小菊の仲間であります。
懸崖仕立ては
地域によって色々ありますが,
細長いハート形のような
前垂れ型懸崖が一般的です。
摘芯を繰り返し,
無数に出てくる枝を
しばる作業が大変なので,
前垂れ型懸崖はまず無理であります。
そこで前垂れ型にせず,
真っ直ぐ伸ばして作る,
杉作りにチャレンジです。
立ち懸崖とも言っており,
前垂れ型懸崖よりは簡単ですが,
どうなることやらです。
立ち懸崖
3種6本
笹の雪
花嫁
阪神の輝き
1回目摘芯
主幹が30㎝伸びると
1回目の摘芯をします。
2回目摘芯
1回目の摘心から
主幹が
また30㎝伸びると
2回目の摘芯をします。
1回目の摘芯の下から
伸びた枝ですが
5葉残し摘芯します。
5葉残し
摘芯したところから
側枝が出ます。
赤丸の所
今度はその側枝を
2葉残し摘芯します。
まだ短いので
摘芯はしていません。
赤の線の所
まだこの時期は余裕があるので
世話ができます。
しかし,
大菊の三本仕立が忙しくなると
おそらく放置状態で
摘芯が疎かになり
失敗するでしょう。
目に見えています。