PMSはまだまだ意外に認知が進んでなくて、「気のせい」とか「性格」などと片付けられてしまいがちです。

 

が、これはれっきとしたホルモンバランスがもたらす一つの症状であり、ちゃんとした治療をすれば症状が楽になって生活の質が劇的に向上するものです。

 

個人差が大きく、思春期からママさん世代まで幅広い年代で起こり、程度の差はあれど実は相当数の患者さんが無治療で耐え忍んでいるのが現状だと言われてます。

 

辛い症状だけでなく、イライラする、涙もろくなる、なんだか自分じゃないみたいになる。。。

 

こういったメンタル不調もPMSだったりします。

 

小児科医の僕なんかも割と多くのママさんの相談を受けてて、婦人科専用の検査や処方とかはできないけれど最近は漢方なんかを出すようにしてて、うまくハマれば劇的に楽になるため、悩まずにまず相談してくださいハマ

 

 

 

 

 

 

酒がやめられません。

 

どうもアル中小児科医です。

 

お酒は好きなので、ヤケ酒したりとかアホな飲み方は僕は絶対にしません。

お酒へのリスペクトは絶対に忘れないのです。

 

 

ただ、年々酒量が増えるのは少し問題視してはいます。。。

 

毎日飲みます。

飲まない日は皆無。

 

何故なら僕は重度の不眠症なので、酒を飲まないと寝ることができません。

 

飲まないで寝ようとしても、脳内があれこれ考え事や悩み事やアイデアで占拠され、永遠に覚醒してしまう。

 

なまじ寝なくても平気な体質なので、平均睡眠時間が2時間程度と、ナポレオンより寝てない。

 

ならそれでいーじゃん、なのですがやはり睡眠不足は万病の元。

「不満は永眠につながる」と言われてるし、子供たちのことを考えるとまだ永眠するわけにはいかない。

 

 

「酒」と「睡眠」の二つが僕の大きなテーマなのです。

 

 

 

 

 

子供とくに0歳の赤ちゃんのころからのスキンケアは重要で、ここで失敗するとアトピーになってしまうことにつながる。。。

 

どういうことかと言うと、湿疹などがずっと治らないでいると、その部分の皮膚バリアが弱まってしまいアレルゲンが皮膚から侵入してしまう。

これを経皮感作と言います。

 

経皮感作を起こさずアトピーが「成立」してしまう前にいかに食い止めるかがカギなわけです。

 

ブログを読んで遠方から皮膚の相談にこられる親御さんは今でも多いですが、誤ったスキンケアを漫然と続けることの罪の重さを感じずにはいられない。

 

子供の皮膚のことなんて知りもしない(美容ばかりやってるような)皮膚科医にあたってしまうと、もう目も当てられません・・・

 

 

改めて赤ちゃんのころから徹底すべきスキンケアの鉄則について解説します。

 

 

 

子供のトイトレに四苦八苦する親御さんが少なくないです。

 

うちの外来でもトイトレの相談は毎日必ず1件はいただくし、そもそも僕自身もうちの子のトイトレにすごく苦労した記憶があります・・・

 

その経験があるからこそ医師としてではなく親としての経験談から良いアドバイスができたりするのですが、その話はさておき。。

 

 

子供のトイトレを難航させる一つの大きな要因が「便秘」です。

 

便秘を解消させたらトイトレもスムーズに進んだ、なんてケースは珍しくないくらい。

 

そして子供の便秘ってのは実は意外に多いもので、実際に浣腸は小児科外来で一番たくさん行う処置の一つだったりします。

 

 

夏は汗を多くかくし、冬場はそもそも水分をあまりとらなくなる、、、というわけで子供ってのは一年を通して水分が不足している状態です。

 

じゃあ水分を多くとればいいのかというとそんな簡単な話じゃないですよね。

 

 

トイトレのストレスってのは、経験しないと分からないでしょう。

 

でもしなくてもいい経験であることは間違いない。

 

そのストレスやエネルギーを他のことに充てれば育児はもっともっと楽しくなるし、子供にとってもよろしい。

 

 

トイトレの障壁となる子供の便秘について改めて解説します。

 

 

 

 

抗生剤を使ってはいけない理由は「耐性菌を作らないため」に尽きます。

 

僕は以前から、人類の未来にとって本当に怖いのは、核戦争でも天変地異でもなく耐性菌だと思っています。

それくらい切迫感を持って向き合うべき問題だと危機感を持ってます。

 

それなのに、いまだに風邪のたびに抗生剤を出す医療が残ってる。

 

「こじらせたら困るから」
「念のため」
そう言われることが多いようですが、風邪のときに抗生剤を出すことで細菌感染を予防できるというエビデンスはありません

 

もういいかげん止めてくれの一言に尽きます。

 

 

ちなみに、風邪をこじらせるなどして副鼻腔炎や中耳炎、扁桃腺炎さらには肺炎や髄膜炎などの細菌感染を合併してしまった場合、その細菌はどこから来たのでしょうか。

 

多くの人は「外から入ってきた菌」を想像しますが、実際には違います。

 

風邪のウイルスは外から入ってきますが、それに続いて悪さをする細菌の多くはもともと自分の体に住んでいる菌つまり「常在菌」です。


普段は悪さしないけれど体調が落ちたときに、数が増えて悪さをする。

それが風邪に続く細菌感染の正体です。

 

なので風邪に投与される抗生剤がやっていることは、外からくる菌を駆除したり予防してるわけではなく、自分の体に元からいる菌の数を減らしているそれだけの話です。

 

 

じゃ、そんな抗生剤の誤った使い方がまかり通ってしまうとどうなるかというと、「耐性菌」の脅威ということになります。

 

抗生剤を風邪などに安易に(しかも子供のころから)投与することがどれほど恐ろしいことなのか、ここは是非とも多くの人の知っておいてほしいところです。

 

 



 

衆院選でニュースを見ていると「外国人をどうするか」という話題が、やたら目につきます。

 

外国人労働者を制限すべきだ
これ以上増やすべきではない
という主張が、かなり大きな声で語られています。

 

それを見ながら僕は正直、少し不思議な気持ちになります。

 

あれだけ少子化が問題だ、人手不足が深刻だと言ってきたのに、この話はどこへ行ったんだろう、と。

 

あ、今日の話は特定の党の考え方を支持したり批判しりする記事じゃないので・・・

 

 

日本は、もう何年も前から「働く人が足りない国」になっています。

 

介護、医療、建設、物流、飲食。。。
どの業界も、人が足りない。


これは現場にいると、かなり実感してます。

 

子供の数は減り続け、これから先も急に増える見込みは無い。

 

つまり、日本人だけで今の社会を回し続けるのは、かなり厳しい状況なのは間違いない。

 

 

その中で出てきたのが外国人労働者という選択肢でした。

 

安価な労働力、と言うと少し言葉がきついですが実際には
「日本人が集まりにくい仕事を支えている」
という側面もあります。

 

身近なところでも、コンビニ、飲食店、工場そして最近では介護施設など。


外国人がいないと成り立たない現場は、もう珍しくありません。

 

 

一方で、外国人が増えることへの不安があるのも事実です。

 

文化や習慣の違い、治安への心配、社会保障をどうするのか、、、という問題。

 

こうした不安を感じる人の気持ちも、理解できなくはありません。

 

 

問題なのはこの話が「賛成か反対か」という二択で語られすぎていることだと思います。

 

 

外国人を増やせばすべて解決するわけでもないし、外国人を締め出せば日本がうまく回るわけでもない。

 

実際には

・どの分野で人が足りていないのか

・どんな受け入れ方が現実的なのか

・教育やルールをどう整えるのか

 

などといったこういう地味で面倒な話を、一つ一つ考える必要があります。

 

 

個人的には「外国人を制限するかどうか」よりも「日本の社会をどう維持するか」という視点の方が大事だと思っています。

 

少子化の中で、誰が働き、誰が支え、誰がサービスを受けるのか。

 

そこを考えずに外国人問題だけを切り出しても、答えは出にくい。

 

 

選挙になると、どうしても分かりやすい言葉や刺激的な主張が目立ちます。

 

でも、日々の生活に直結するのは、実際はもっと現実的で地味な問題の積み重ねだったりします。

 

外国人をどうするかという話も、感情ではなく、生活の視点で考えてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

繰り返すけど、どの党が正しい、どの意見が正解、という話ではありません。

 

ただニュースを見るときに、
「それで僕らの、僕らの子供達の生活はどうなるんだろう」
と一歩立ち止まって考える。

 

そういう姿勢が選挙で一番大事なことなのかもしれません。

 



 

 

最近、思春期の子供のメンタル不調についての相談が本当に増えています。


不登校、スマホ依存、気分の落ち込み、朝起きられない。。。


一見すると「思春期あるある」に見える中に、実際には治療が必要な「本物のうつ」が潜んでいるケースも少なくありません。

 

子供のうつは、診断も治療も簡単ではありません。


だからこそ、「どう治すか」だけでなく、「どう予防するか」がとても大事だと感じています。

 

 

そんな中、興味深い研究結果を見つけました。


妊娠中にカルシウムをしっかり摂っていた母親の子供は思春期にうつ症状が出にくい、という内容。

 

カルシウムと聞くと、骨や歯のイメージが強いと思うけど、実は脳の神経伝達や感情のコントロールにも関わる栄養素でもあります。

 

もちろんカルシウムを摂れば必ずうつを防げる、という単純な話ではありません。


思春期の心の問題は、環境、性格、ストレスなど、いろいろな要素が絡み合っています。

 

それでも妊娠中の栄養状態が、子供の将来の心の健康にまで影響する可能性がある、という視点はとても意義があることだと思うし、妊娠中の栄養素の重要性ってのがますます強まった結果と言えましょう。

 



 

B型インフルエンザが流行していますが、同時にかなり多くなっているのがウィルス性胃腸炎です。

(「胃腸炎が多い」ってネタは定期的に訪れるね・・・)


もう外来じゃ「インフルか胃腸炎か」ってくらい。

 

症状としては嘔吐や下痢というのが中心ですが、熱が出ることもありますし、咳や鼻水といった風邪症状が先に出ることもあります。


いろいろ混ざっていて分かりにくいし、流行しているB型インフルも胃腸症状が出やすいのでますますややこしい。

 

 

こういうとき僕はいつも「ただの胃腸風邪」とお話ししています。


ノロだ、ロタだ、と名前が付くと、急に特別で恐ろしい病気のように感じてしまいますが、基本的にはどれもウィルス感染症です。

 

ウィルス感染症ということは、抗生剤は効きません。
それどころか、場合によっては下痢が悪化してしまうこともあります。

 

治療法がない病気なので、結局は対症療法になります。


吐き気が強ければ吐き気止めを使い、下痢が続く場合には整腸剤を使う。

 


基本的に症状を和らげながら、体が回復するのを待つしかありません。

 

一方で、下痢止めは僕は基本的に使いません。


下痢は、体がウィルスを外に出そうとしている反応でもあるからです。

 

下痢を止めてしまえば楽にはなりますが、ウィルスの排出が遅くなり治りが遅れる可能性があるどころか、免疫力の弱い子供の場合は重症化することだってありうる。


このあたり、大人と子供で考え方が違うところで、それは解熱剤なんかにも言えることですね。

 

食事についてもよく聞かれますが、下痢が強いうちは無理に食べさせなくて大丈夫。
水分がしっかり取れていれば、固形物は思い切って休んだ方が、結果的に回復が早いことが多い。

 

つうかむしろ固形物を食べないようにした方が胃腸が休まり回復が早まります。

 

 

胃腸炎の辛い症状を、上手に乗り切るようにしましょう。

 



 

昨今色々と宣伝されて販売されてる乳酸菌飲料やヨーグルトの数々・・・

 

僕はハッキリ言って信じてないし、企業の宣伝文句なので妄信するべきでないと親御さんにも啓蒙している立ち位置です。

 

 

そもそも、、、

 

インフルが流行する冬場になれば

「ヨーグルトで免疫を高める!」

と謳い、花粉症が流行する春になると

「ヨーグルトでアレルギー対策を!」

と謡う。

 

矛盾してね?と思うのは僕だけなのでしょうか。

 

 

百歩譲ってヨーグルトで免疫力が向上するとしましょう。

 

でもアレルギーってのはその免疫が不必要に高まってしまった結果おこる不都合、免疫が過剰になってしまう状態のことを指します。

 

じゃあ免疫力が向上したらアレルギーは悪化するんじゃね?と。

 

アレルギーの治療に免疫「抑制剤」を投与することだってあるわけで、免疫力を高める(とされてる)ヨーグルトは、アレルギーに対して効くどころか禁忌じゃないの?と。

 

 

理論上、感染症対策(免疫向上)とアレルギー対策(免疫抑制)ってのは相反するものです。

 

ヨーグルトがどんなに優れたスーパーフードなのか知らんけど、そんな都合の良い作用をしてくれるものを一体どう説明するの?と聞きたいもんだ。

 

 



 

 

 

 

ここ数日、当院でもB型インフルエンザが急に増えてきました。


全国的にも増加傾向という報道が出ているようで、まさに「流行期の入口」にいる印象です。

 

インフルエンザと聞くと、A型が話題になることが多いですが、B型も決して侮れません。


B型は、A型のような大きなパンデミックにはなりにくいとされますが地域レベルで広く流行することがあるウイルスです。

 


特徴としては、突然高熱が出るケースが多く、元気そうに見えても意外にしんどそうだったり、解熱剤で下がってもすぐにぶり返したりするパターンもあります。

 

もちろん、検査をしないと「AかBか」は分かりません。


でも、この時期に熱が出てしんどそうな場合、インフルエンザの可能性も十分に考える必要があるというのが、僕の印象です。

(AかBかはどうでもよろしい)

 

インフルエンザと聞くと「急に重症になる怖い病気」というイメージが先行しがちですが、B型は一般的にA型より重症化しにくい傾向があります。


とはいっても、特に小さな子供や基礎疾患のある人、高齢者などでは、症状が重くなることもありますので、完全に安心はできません。


受験シーズンでもあるし、流行の入口にいるという実感をまず共有しておきたいと思った次第。