187:諸塚山 〜アケボノツツジ鑑賞〜(西登山口) | 山登りの日記っ!〜熊本から九州の山々へ〜

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よかったら読んでやってください(o^^o)

春はあけぼの…アケボノツツジ…(美)

おぉ 今年もアケボノツツジを観にいこうっ

ということで…

 

〜諸塚山〜

諸塚村の北部、高千穂町との境にある諸塚山は、古くから神山として信仰の対象となっていた。また、修験道の道場のひとつでもあり霊山と崇められていた。山頂に十数基の円墳があると言われ、「諸塚(多くの塚)」という名がついたと言われており、諸塚村の名前の由来となっている。別名大白山とも、尾根に7つの峰があることから七ツ山とも呼ばれている。

 

昨年に引き続き今年も赤川浦岳に…とも思ったのだが、よくよく考えてみると今年に入って祖母山系の山ばかりに登っており、このままでは大分県の山登り日記みたいになりそうなので、今回は違う山域に…と調べていると諸塚山がアケボノツツジの群落地であるというので時期を探っていた。

本来であれば4月初旬から半ばあたりが見頃なのだが、今年は少し遅くなっているようで、もう4月が終わろうとしているこの日になったワケだ。

諸塚山は7年ほど前に登ったことがあり、この時は国道から登りはじめたために時間がかかったが、登山口からなら山頂まではなだらかで距離も短く1時間もかからない。

よし…バイクで行けるぞ…(喜)

 

ということで当日はゆっくり自宅を出発。

天候にも恵まれ気持ち良くライティングしながら国道218号から国道503号を経て西登山口に到着した。

おぉ 先客がけっこういるな…(驚)

 

とりあえず登山には使わない荷物をバイクに残し、準備が整ったら…

 

アケボノツツジ鑑賞ツアーに出発〜っ

まずは鳥居をくぐっての階段登り。

相変わらずしっかりと整備された遊歩道である(楽)

登ってる途中で上を見上げると…

おっ いきなりのアケボノツツジっ

満開とまではいかないが美しい花が風にそよいでいる。

今年も会えたねぇ(癒)青い空にピンクが映えてて美しいねぇ(麗)やっぱり来て良かったねぇ…(満)

さて…お目当てがすぐに現れてしまったので今回の目的をもう達成してしまった…(焦)

ま、まぁ…とにかく山頂まで進むことにしよう…(汗)

 

遊歩道はアップダウンを繰り返しながら続いている。

階段が施されてるのは悪いことではないのだろうが…やっぱり歩きづらいな…(苛)

途中にはちらほらとアケボノツツジが咲いているが、満開はもう少しかな…まだ6分咲くらい…(寂)

とはいえ咲いてると咲いてないではまったく違う。咲いていてくれてありがとう…(謝)

 

その後もゆるゆると歩みを進める。

たぶんこの道中で一番と思われる急な階段が現れた。

ロープまで用意されていて見た目は急登な感じだが…登ってみるとたいしたことはない…(易)

 

道は全般的に緩やかなのだが、登ったり下ったりで…一言でいうと面倒くさい…(悶)

景色はというと…北側に遠く祖母山を望むことができるが…木が邪魔だな…(隙)

そんな中、途中に分岐が現れた。

そのまま山頂に向かってもいいのだが…前回と同じというのも芸がないので本宮のほうに進んでみることにする。

 

道は先ほどと比べてもかなり平坦で非常に歩きやすい。

スイスイ進んでいこ〜っ

コチラからは南の山々が望める。

遠くにトンがっているのは…市房山か?

日差しも眩しく風もなく…そのかわり虫が多いな…(苛)

 

分岐に到着、山頂へと進むところだが、せっかくコチラに回ったので本宮に行ってみよう。

下るとすぐに分岐が現れた。本宮近道の看板に誘われて下っていく。

ここからはかなりの急斜面だ。

九十九折りになってるがせめてもの救いだね…

道の状態も良くないので転ばないようにゆっくり下っていこう。

 

これまでとは打って変わっての険しい道のりだったが10分ほどで無事に本宮に到着。

諸塚大白太子大明神というらしい。

謂れは…

そういうコトらしい…(抜)

 

この本宮からはちょっとした眺めを楽しめる。

まわりにはヤマシャクヤクもチラホラ…まだ蕾だったけど…(残)

 

ちょいと休憩した後はいよいよ山頂を目指す。

まずは分岐まで戻るのだが…登り返しがキツい…(急)

急登なので慌てず騒がずゆっくりゆっくり…

 

気温も上がって暑くなったが、尾根に取り付くと風が吹いてて心地よい…(爽)

 

山頂への分岐まで戻ってきた。ここから真っ直ぐ山頂へと向かう。

美しい木々に囲まれた遊歩道は青空もステキな気持ちいいトレッキングコースだ。

緑が芽吹き出すこの季節は美しいね〜(新)

 

そんな遊歩道を気持ち良く進み続けて…

諸塚山頂に到着〜っ

 

山頂は開けた場所ではないため眺望はない…まぁ、木々の隙間からちょっとは見えるけどもね…

しかし山頂にはたくさんの登山客が休憩中であった。

天気も良いのでハイキングにはもってこいな休日、アケボノツツジの開花も手伝って大賑わいである(花)

 

皆さんグループで会食していらっしゃるが、単独な私は迷惑にならない隅っこのほうに陣取って大休止。

 

本日のメニューは…

おにぎり2個とほうじ茶、デザートは定番なプリン♪

でゎ いただきまぁすw

 

季節もだいぶ進み、気候も良くなって山頂での昼食タイムも心地よく過ごせるようになった。

気持ちいいねぇ…やっぱり山は最高ですなっ

 

さて、たいして疲れてもいないし休憩はこれくらいにして下山することにしよう。

 

帰りは西登山口まで真っ直ぐ戻るルート。

最初に本宮に向かった分岐まではなだらかな下りの道で危険な箇所は皆無、お天気も良くて清々しいトレッキングである。

アケボノツツジを愛でながら気持ち良く進み、最後の階段をゆっくり下っていく…と…

ぬゎっ チョー団体の集団、それも…かなりのご高齢のグループが登ってらっしゃる…

挨拶も私の倍くらいの声量で圧倒される…(汗)

歩みはスローだが笑顔がステキだ。

元気だなぁ…これくらいになるまで山登りやれればいいなぁ…(感)

 

そんな将来を見据えながらも鳥居まで戻り…

駐車場に到着っ

今年のアケボノツツジ鑑賞ツアーはこれにて終了〜っ

お疲れっした〜

 

 

今回登った諸塚山、登山口は今回使った西登山口の他に北と南にも登山口があり、また山頂近くには今回紹介した諸塚大白太子大明神の本宮もあって、なかなか見どころのある山である。

西登山口からなら所要時間も1時間程度と短く、道もしっかり整備されているので安心な登山ができる。

そしてアケボノツツジの群落地としても有名なので春の季節はとても良いトレッキングができる山だ。

山頂を含めて眺望は良くないのと登山口までのアクセスが悪いことが欠点ではあるが、軽いハイキングなんかにはもってこいな山なので一度は登ってみてはいかがだろう。

 

〜今回のルート(クリックで拡大)〜

<今回の植物たち>

 

〜Epilogue〜

今回の目的はアケボノツツジ鑑賞だったのだが、当初は昨年に引き続き赤川浦岳を考えていた…バイクでも行けるしね…

しかし祖母山系ばかりになってしまうのもどうかと思い、それはちょっと面白くないであろう…ということでいろいろ調査したら諸塚山が当選したわけだ。

毎年のアケボノツツジは4月初旬から半ば頃が見頃だが、今年は少し遅れて当日となった。

諸塚山も赤川浦岳と同じく所要時間も短いし、高低差もたいしてないのでバイクを使うことにした。

この日はホントに天気が良く、山登りもさることながらバイク旅としても気持ちの良い行楽日和である。

ということで、これから気持ち良くバイクで帰宅するのでここらで失礼する…

もちろん安全運転でっ

でゎ またっ

 

 

 

おわり