アルバム「青空の扉」収録。
女性コーラス・グループ「ロネッツ」の代表曲。
とてもシンプルな歌詞とコード進行なのに、
いい曲はこれほど人の心をうつのだという見本のような名曲。
「BE MY BABY」は1963年の曲ですけど、
自分の音楽に対する原点みたいなのがあって、
シンプルなコード進行、すごく綺麗なメロディアスな音、
ソロでなくてバッキングボーカルも使ってっていうものがあってね。
そういうのって曲自体に力があるんですよ。
だから演るほうとしては肩の力を抜いてスタートできる。
だから「BE MY BABY」を選んだんですね。
(中略)
オリジナルがあまりにもイメージの強い曲だから他の人が聴いたら変かなって思ったんだけど、
俺が歌ったら結構いいじゃんって(笑)
そっからは自信を持って作れたし、
フィル・スペクターが今の時代やるとしたら、
こういう風にやるんじゃないかていうくらいでいたよね。
(省吾さん談)
1998年年2月26日~3月1日までの4日間 福岡サンパレスで、
“伝説ライブ“と銘打たれたコンサートが開催された。
福岡朝日放送(KBC)の音楽プロデューサーだった岸川均氏が退職する時、世話になったミュージシャン達が企画したライブである。
省吾さんは2月26日に、
山下達郎さん、スターダストレビューらと共にステージに立ち、
この曲と「Stand by me」を一緒に唄っている。
まだ残っている「ON THE ROAD 2006ー2007」のツアーブログにも、
このコンサートの事が載っているので、参照されたい。
ちなみにこの時のPAライン音源は達郎さんが所有しているようで、
自身のラジオでも何度がオンエアした事がある。