5thシングル「涙あふれて」B面。
シングルのB面と、その後カセット企画の「SLOW DOWN」
(のちにMDでも発売)にしか収録されてなかった為、
アルバム「初夏の頃」でセルフカバーするまでは、
中々聴く事の難しいレア曲だった。
タイトルからも推測されるように、自分自身の事を唄った曲。
78年のTV出演「ハローヤング」でも、この曲を歌う前に、そう紹介している。
ちなみに当時コンサートで歌ってた歌詞は、
2番がこのような内容だった時期がある。
「あの人は 二つ上で 波の音 聞こえる丘で
初めての愛を僕に 教えてくれたよ ただ遊びで」
あくまで「あの頃の僕」を歌った曲だけど、
「今の僕」も(多分少しはましになってるとはいえ)かなり厳しい状況なのだろう。
「迷いと混乱の中沈んていた70代」
後の楽曲「初恋」で、そう歌った時期の心情がリアルに感じられる。
そういう状況を越えたからこそ、
アルバム「初夏の頃」でセルフカバー出来たのだろうと、個人的に思う。