シングル「…to be Kissin' You」カップリング。
アルバム「SAVE OUR SHIP」収録。
これは自分の為に作ってたんですけど、今から2~3年前だったかな?
仙台でコンサートをやった時にですね。
役者の吉田栄作くんとミスター・チルドレンの桜井くんと
3人で一緒に食事をする機会があって、
そん時に吉田くんが、
「浜田さん、僕30代にして一年くらい人生を見つめ直したいんですよね。
だからアメリカかヨーロッパかどっか行きたいんだけど、
何か思い出の1曲作って下さいよ。
僕中学生の頃から浜田さん聴いてたんだから」って。
酒に酔った勢いで何てこと言うんだと思ったんですけど。(笑)
でもまあいい奴ですし、ある意味では可愛い弟みたいな所があって。
で、作り始めたのがあの曲なんですよ。
だからある意味で最初から自分から少し離れて、
20代の男の子が歌う歌として詞を書いたから、
わりと楽に書けた感じですよね。
だから出来上がってみると非常にシンプルな、
エネルギーのあるロックンロールになってますよね。
(省吾談)
省吾らしいストレートなロックナンバーで、
ファンはみんな大好物だと思われる。
吉田栄作が歌った時のタイトルは、
「真夏の路上~午前3時のワイルド・ボーイ」。
なので厳密にいえば、「セルフカバー」という事である。
シングル「…to be Kissin' You」のカップリング曲としてリリースされた際には、
律儀にも吉田に断りを入れたそうである。
後付けにしろこの「真夏の路上」から始まる、
「午前4時の物語」「あい色の手紙」の「3部作」は、
アルバムの核ともなっている。
「ON THE ROAD 2001 THE SHOGO MUST GO ON」でも、
そのままの曲順で披露された。
映像作品「ON THE ROAD 2001」にもそのまま収録されている。