山下達郎 PERFORMANCE 2015-2016 盛岡公演 クリスマスのあの日に戻って! | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
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4月20日 山下達郎 PERFORMANCE 2015-2016 盛岡公演

念願の「振替公演」です。
達郎さんにとっては、「リベンジ公演」でもあります。
そして実質「オーラス公演」、
いやがおうにも期待は膨らみますね。

まず一つ目のサプライズ。
ロビーでクラッカーが配られてるんですよ。
これは・・・あの曲用?
せっかくなので僕も一つ頂戴いたしました。
ちょっと緊張するなあ。
昨年の「12月25日」と同じイスに着席。
ちょっとステージに向かって左よりだけど、ステージが見やすい良席です。

ライブはほぼ定刻に始まりました。
「SPRAKLE」の華やかなギターの音色が、ライブの始まりを告げます。

「今晩は、盛岡!みんな戻って来てくれて嬉しいです。」

今回の「振替公演」ではキャンセルが100名しか居なかったそうです。
盛岡県民会館大ホールのキャパは2,000人くらいなので、
およそ5%の方が泣く泣くキャンセルしたという事なのかな?
でもこの数ってかなり少ないですよね。
その分はNETであっという間に「sold out」しましたが、
それでもいくつかは空いた席があったらしく、
「何かご不幸でもあったのかな~」などと心配してる達郎さんでした。

前半は「100人を除くお客さんが体験済み」という事で、
同じ内容のMCは割愛するそうです。
「その分、後でオマケを多くするからね」
嬉しい言葉ですね。
「2度手間をかけさせて本当に申し訳ない」
これは何度もおっしゃってましたね。
1曲演るたびに、
「この曲は(前回)本当に辛かった」
そんな解説付です。

「前回の公演は本当になんだったんだろう。普通は20分も歌うと回復するんだけど、
 そうならなかった。医者にも看て貰ったんだけど、全く異常なし。
 本当に何だったんでしょう」
 
今夜の達郎さんは声もMCも絶好調でした。
ニコニコしながら、そして時に客いじりをしながら、
楽しそうに演奏してました。
「ええお客さんや~」を連発されてましたね。
「千秋楽狙いのお客さんでないので演りやすい」ともおっしゃってました。

4月に「嵐」に曲を書いた(復活LOVE)事も話されてました。
「普通は曲を渡したら、
 後はいつも嵐の曲を手がけてる若いスタッフに任せるんだけど、
 今回は僕のデモテープを聴いたメンバーに、「是非編曲も」とお願いされて、
 特に松潤に猛烈にアタックされたんで、アレンジまでやってます。」
(実際に全てのメンバーのレコーディングにも立ち会ったらしいです)

そして2度目のサプライズ。
「新潟でも歌ってと言われたんだけど、歌詞を覚えて無いから」と、
イントロのギター部分を弾いて下さいました。
「ギブソン(?)じゃないから音が違うんだけどね」
う~ん、嬉しいけど「1コーラス」でもいいから歌を聴きたかったな~。

「クリスマス・イブ」が
「30年間連続でオリコンチャート100位以内に入った」事で、
ギネス認定された事はNEWSにもなったのでご存知の方も多いと思いますが、
今回はその「認定書」を実際に持ってきて見せてくれました。

ここで印象に残ったMCを時系列無視して書き出してみますね。

「クリスマス・イブ」については古参のファンから
「毎回演らなくていい」という声があるようで、
その気持ちは分からないでもないけど、やはりライブは「一期一会」なんで、
初めて僕のライブに遠くから来てくれて、
聴きたかった曲を演らなかったら悲しいと思う。
自分が観客だったらそう。
よく勿体ぶって、「あの曲は納得いってないんでステージでは演らない」
なんて人がいるけど、どうかと思うんだよね。
だから僕は、ずっと「クリスマス・イブ」は演り続けます。

僕のファンの方の一番コア(核)になる年代ってのは、
多分40代後半から50代、または僕と同じ年代だと思うんだけど、
一番音楽が輝いていた時代を生きてきたと思うんです。
今は踊りがメインで歌が添え物みたいな扱いになってたり、
歌でさえボーカロイドがあれば人間がいらないなんてやつもいる。
まあ僕はそうは思わないけどね。
その輝かしい時代に40年も音楽をやってこれたのは、
間違いなく皆さんのお陰です。

ツアーを再開した頃は、当面の目標が「還暦までやる」だったけど、
もうそれすら超えちゃってるんで、次の目標はどうしようかな。
○歳(忘れた)の時の三波春夫さんのライブが素晴らしかった事は覚えてるんだけど、
72歳の加山雄三さんが素晴らしいライブを演られてるんで、
僕もその年齢までは歌っていたいと思ってます。

そうそう、
番組(サンソン)にお便りをくれた夫婦の手紙を読み上げて
その夫婦が丁度「12月25日」に結婚記念日だったそうで、
本当は当日紹介するつもりだったらしいけど、公演は中止。
ずっと心に引っかかったままだったけど、
ようやく実現出来たとおっしゃってました。
その夫婦、もちろんこの日のライブにも来てらっしゃいましたよ。
(4ヶ月遅れではありましたが、)会場の皆に祝福されてました。

本当、ファン想いなんですよね。
例の「ローソンチケット」が800枚過剰に販売してしまった件でも、
その800名だけの為に「関内ホール」で追加公演をした方ですから。

「千秋楽」なので曲のネタバレもOKですね。
「土曜日の恋人」こんなメジャーな歌が、
今ツアーでライブ初披露というのが意外でしたね。
12月に歌った「Morning Glory」が無くなってたのはちょっと残念だけど、
追加された曲も多かったからね。

定番「アカペラコーナー」はもちろん、
「SUGAR BABEコーナー」も最高でした。
達郎さんの「アイドルソング」(?)「CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」。
成りきって歌う達郎さん良かったですね~。
「自分の歌うたう時より盛り上がった」
 とちょっといじけてみせる所もキュートです。
前回はこの歌の後に、「DANCER」
大滝さんの「指切り」で一旦幕を閉じたのでした。
でも今回はこれからが「本番」ですよ。

「LET'S DANCE BABY」ではクラッカー初体験。
みなさん、ちょっとタイミング早すぎませんか?
達郎さん、「今までで一番(クラッカーが)多い」と喜んでたけど、
スタッフが配ったの知らなかったのかな?

続いての「大滝詠一メドレー」には、
師匠への愛を感じました。
本編ラストは、「アトムの子」。
本当にライブで映える曲ですね。

アンコールは。「HAPPY HAPPY GREETING」
いつだかのライブはこの曲で始まりました。
「KinKi Kids」への提供曲なんですよね。

「サプライズその3」があったのは、
「RIDE ON TIME 」が始まった時でした。
灯りが付いたら何とコーラス隊が一人増えてる?
「女神降臨」!なんと「竹内まりや」さんがコーラスで参加です。
早速嫁さんに教えると、「凄いね」と大喜び。
隣りのカップルも気付いたようで、僕に「あの方は?」と尋ねてきました。
「多分竹内まりやさんですよ」と答えたら、とても喜んでました。
曲の最後に達朗さんが、
「何故かウチのかみさんがきてます」と正式に紹介するまでは、
突然過ぎて気づかなかった方も多かったんじゃないかな。

あの日(12月25日)に戻ろうという企画なんでしょうか。
メンバーはまりやさんを含めて「クリスマスバージョン」に早変わり。
始まったのは「恋のブギウギトレイン 」
いいですな~。

まりやさんはこの曲でお別れ、
オーラスだし、今度ドラマの劇中歌に起用されたので歌ってくれるかと期待した
「Let It Be Me」の披露は、ありませんでしたけど、
いやー、もう大満足です。

デビューして40年が経ち。流石に23歳の頃の体力はないけど、
63歳には63歳なりの戦い方があります。
勝つ相撲でなく、負けない相撲をとること・・・何ちて。
オーラス曲「YOUR EYES」は、
いつも以上に心に沁みました。

終わってみると22時過ぎ。
3時間半超えの大満足ライブでした。
あまりにも充実し過ぎてお腹いっぱいです。秋田弁でいうと「腹つえ~」です。
達郎さんは、今年はもうライブは行わず、「アルバム創り」に入るそうです。
また来春から始めるというツアーにも参加したいですね。
出来れば今度は「秋田県民会館」に来て欲しいなあ。

セットリスト(間違いあったら教えて下さい)
1.SPRAKLE
2.DAYDREAM
3.WINDY LADY
4.DOWN TOWN
5.土曜日の恋人
6.ENDLESS GAME
7.風の回廊
8.すてきなメロディー
9.過ぎ去りし日々"60's Dream"
10. CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU
11.DANCER
12.CHAPEL OF DREAMS
13.おやすみロージー
14.ANGEL
15.クリスマスイヴ
16.希望という名の光
17.メドレー~希望という名の光
18.さよなら夏の日
19.SUGAR
20.BOMBER
21. LET'S DANCE BABY ~大滝詠一メドレー
(びんぼう~ナイアガラ・ムーン~ハンドクラッピング・ルンバ~楽しい夜更し~夢で逢えたら~ 君は天然色~幸せな結末~熱き心に~LET'S ONDO AGAIN~MEAN WOMAN BLUES~いかすぜ!この恋
22.アトムの子
(アンコール)
23.HAPPY HAPPY GREETING
24.RIDE ON TIME
25.恋のブギウギトレイン
27.いつか (SOMEDAY)
28.LAST STEP
29.YOUR EYES

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