薬師丸ひろ子コンサート 2015 | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

2年ぶりの生ひろ子です。
会場は前回と同じ「オーチャードホール」。

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今回はかろうじて1階(28列)だったので、
彼女のちょっとした仕草や表情が分かってとても良かったです。

黒のドレスで登場したひろ子さん、
オープニングは、「風に乗って」
伸びやかな高音は若い頃と全然変わらないです。

「Wの悲劇」みたいな高音が続く難しい歌を、
オリジナルキーでしかもコンサート終盤で歌いきるのですから、
本当に凄い。

観客は男性(オヤジ)ばかりと思いきや、
半分近くは女性の方でしたね。
若い方も結構いました。
「あまちゃん」からファンになった人も多いのかな。
前日はドラマで共演されていた「光石研」さんや、
ユーミン・吉田美奈子さんも来てらしたそうですよ。

今回は「吉俣良」さんが音楽監督で、
ご本人がバンマスとしてピアノも弾いておられます。
「Dr.コトー診療所」や「篤姫」など、
多くの劇伴を担当されてる「吉俣」さんですが、
意外にもひろ子さんが出演した作品を担当した事が無く、接点は無かったのですが、
一方的にひろ子さんがファンで、カバーアルバム「時の扉」と、
今回のコンサートのアレンジ、音楽監督を依頼したとの事です。

それに絡めて、「高倉健」さんとのステキなエピソードを披露してくれました。

「野性の証明」でデビューした時はまだ13歳で、
撮影中に、「14歳」の誕生日を迎えたそうなんです。
で、健さんが「プレゼントに何が欲しい?」というので、
その当時欲しくて堪らなかった「ラジカセ」をお願いしたらしいです。
そしたら、親には買って貰えないような、
それはそれは高級なラジカセをプレゼントしてくれたそうで、
嬉しくて何処に行くにも持って歩いたという事です。
時は流れ大人になって、ひろ子さんが逆に健さんにプレゼントしたのは、
デジタルプレイヤー。自分が好きな音楽を沢山入れてあげたら、
その音楽の大半が、「吉俣良」さんの音楽だったという事です。
健さんはいつも休憩時間に聴いてらっしゃったそうですよ。
いい話ですね。

そんなに好きな割には、メンバー紹介の時に名前を間違ったりして、
結構天然なひろ子さんでした。

あくまでも原曲に近いアレンジに拘った前回と違って、
今回の「吉俣良」さんのシンフォニックなアレンジも良かったです。

今回も「サプライズ曲」はいくつかありましたが、
中島みゆきさん提供の「未完成」が聴けたのが一番の収穫でした。
「20代の頃は歌ってたんだけど」と、
さらっと歌いきってしまうのも素晴らしい。

今はこうして歌を歌う仕事が出来るのが楽しくて仕方ないそうです。

「多くのミュージシャンの方に曲を提供いただいて、
 それは私の宝物になってます。」
そう言ってアンコールの最後に歌った曲は、
「夢で逢えたら」
大滝詠一さんに捧げるように優しく歌い上げてくれました。
前のツアーでは無かった「セリフ入り」バージョン。
ファンの欲目でなく、この曲はひろ子さん歌唱が一番合うと思います。

「また近いうちに」
何度もお辞儀して、ひろ子さんは舞台の袖に消えていきました。
本当に近い将来、コンサートツアーで再会出来たら嬉しいです。

セットリスト

風に乗って
あなたを・もっと・知りたくて
紅い花、青い花
ステキな恋の忘れ方
セーラー服と機関銃・ノスタルジックバージョン
わたりどり(映画シンドバッド挿入歌)
僕の宝物(ドラマ赤ちゃんポスト挿入歌)
元気を出して
冬の星座
故郷
仰げば尊し
クリスマスには帰るから
星を求めて
黄昏のビギン

(ブルーのドレスにお色直し)
A LOVERS CONCERTO
語りつぐ愛に
未完成
探偵物語
メインテーマ
時代
Wの悲劇

アンコール
セーラー服と機関銃(オリジナルバージョン)
夢で逢えたら