やなせたかしさんが亡くなられました。
94歳という事ですから、世間的には「大往生」でしょうか。
僕ら世代には、あんまり馴染みの無い方でしたが、
(「手のひらを太陽に」の作詞とか
「千夜一夜物語」のキャラクターデザイン」は後で知った事)
息子世代はかなり「お世話」になりましたよ。
何しろ、「パパ」「ママ」以外で初めて覚えた言葉が、
「アンマン」(アンパンマン)でしたからね。
アンパンマンのビデオを流していれば、ずっと大人しくしている、
手のかからない子でした。
・・・おっと脱線してしまいましたね。
やなせさんの昔のインタビューで、印象に残ってる事があります。
「ウリトラマンや仮面ライダーで、怪獣とか悪いやつをやっつけて、
それで終わるでしょ?
あれは無責任だと思うんだ。やはり壊れた街や何かを、
皆で直していく所まで描かないと嘘だよ」
うろ覚えなので文体は違うと思いますが、大体そのような内容でした。
有言実行とは良く言ったもので、
やなせさんの作品はそこまで描かれてますよね。
アンパンマンシリーズはもちろん、
人KENまもる君・人KENあゆみちゃん他、
やなせさんの生み出された多くの愛すべきキャラクターは
永遠に生き続けます。
心からご冥福をお祈りいたします。