朝刊の「書籍レビュー」で、紹介されていた本です。
「希望ヶ丘の人びと」
タイトルがとっても気になったので、内容を見てみました。
舞台は、1970年代に開発された「希望ヶ丘」という名のニュータウン。
中流以上とおぼしき家族が住むこの町に、
父子家庭の田島一家が越してきた。(以下略)
(秋田魁新報新刊紹介コーナーより)
「希望ヶ丘」って地名や駅名もありますし、
普通だと「省吾」とは無関係の感じがしますが、
この本の著者が、「重松清」さんという事ですから、
話は違ってきますよね。
昨年、角川文庫の「7月の編集長」として、
田家さんの「陽のあたる場所」を復刊させた方ですからね。
これは、「確信犯」(笑)に違いありません。
「田島一家」というのもね。
内容は、「マイホームタウン」とは全く関係なく、
「切なく温かい家族を描いた」作品という事なんで、
本屋さんで見つけたら、是非手にとって欲しいですね。
もちろん、僕も読んでみたいです。