夏の夜空に「花火」 | ANOTHER SCRAPS ~浜田省吾さんの事 家族の事 思いつくままのブログ~

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ヤフーブログが終了という事でこちらに引っ越してきました。
浜田省吾さんの話題がメインですが、
好きな事を勝手に書き連ねているブログです。
こちらでもよろしくお願いいたします。

昨夜は「墓参り」を終えた後、
実家の父親を交えて1杯やりました。
久しぶりの孫を交えてのお酒は、
とても美味しかったに違いありません。

ほろ酔い加減になった頃、
「そういえば、明日(14日)は、土崎空襲の日だね」
と僕が訪ねると、
あんまりその頃の事を話した事が無い父が、重い口を開いてくれました。
「そうだな。おっかなかったよ。パーンって音がして、
まるで花火のような音だった。」

土崎空襲。
終戦前夜に、
「秋田市土崎港の新日本石油秋田油槽所」
を狙って行われたという空襲。
132機のB29爆撃機が1万2047発の爆弾を投下。
犠牲となった市民は93人だそうです。
父の同級生も、この空襲で亡くなったと聞いています。
ちなみに、父はこの時、11歳。
「まさか、お盆のこんな時に空襲があるとは思わなかった。
あわてて避難しようとしたら、靴が片方どうしても見つからなくて、
片足は下駄をはいたまま、逃げた。必死で逃げた」

 
その日から62年。
もうそんな「花火」は絶対に見たくないですね。
そして明日は、終戦記念日です。