暑い夏が去り、実りの秋がやってきました。
私の食卓も、なかなかにぎやかになってまいりました。
渋谷、新宿、六本木と、東京に出ている日は別として、
海辺の町にいる僕は、基本的に自分で料理します。
そのわけは、近所に食堂がない。魚屋も八百屋もない(笑)
そんな町に住んで26年。したがって、当時からクルマで買い物し、
自分で包丁を握る。よそでまずいものを食いたくないという、わがまま者なのです。
さて、FACEBOOKには何度も登場したタコですが、
クルマで20分の距離にある佐島漁港で、生きたタコを買って、自分で茹でます。
佐島のタコは、海底であわびや、サザエを食べており、その身に味がある。
味が濃い。の、で、す。
佐島以外、葉山港、逗子、この辺のタコは旨いです。
また、この海では、
カワハギなども安くて美味しいですね。
タコは夏前は不漁で、夏に活性化します。
佐島以外ですと、葉山漁港の真一丸に行き、真一さんが茹でたのも買います。
さて、かわはぎ。
肝も旨いです。魚寅とかでは1000円オーバーですが、
自分で探せば安いもの。
また、別の日には、鯵も手に入れて、
書き物に疲れた時に、出刃包丁を握って、
三枚に下ろして、小骨を抜いて、皮をはいで、
とんとんとん、と、10分くらいで、たたきにしてしまいます。
はいたたきの出来上がり。旨いよ~(笑)
まあ、魚ばっかり食べていると思われるのも何なので、
たまには肉も食います(笑)
僕は200グラムとか300グラムとか、大量のステーキは苦手。
できれば割烹で出されるような、よい肉を少量。というのが理想で、
理想的な肉を、地元の旭屋牛肉店で見つけて自分で焼きます。
そして、秋が深まると、登場するのが秋刀魚。
逗子駅前のスズキヤ逗子駅前店は高級なので、2匹で1180円とか、
値段つけますが、私は、ユニオン葉山店でリーズナブルな秋刀魚を手に入れ、
これを飛躍的に旨くするのは、表面に日本酒を塗る、(僕は大匙でかける)
そのあと、軽く塩を降って焼くのです。
こうすると、皮がパリッパリに焼け、風味も増します。
すごく贅沢をしているようで、実はエコでエコノミー。
単なる、消費者ではいたくない。クリエイティブに食べたい私なのです。
了。