秋の味覚 | F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

F1っぅ放送作家 高桐 唯詩のブログ

70年代から業界で働き、F1総集編26年。ル・マン、パリ~ダカ、ツール・ド・フランスなど冒険好き。現場経験多数。基本は詩人だがレース関係が長いので、クルマ関係者だと思われている。
ちょっとおしゃれで、インテリジェントな、時々泣ける話を目指します。

暑い夏が去り、実りの秋がやってきました。


私の食卓も、なかなかにぎやかになってまいりました。


渋谷、新宿、六本木と、東京に出ている日は別として、


海辺の町にいる僕は、基本的に自分で料理します。


そのわけは、近所に食堂がない。魚屋も八百屋もない(笑)


そんな町に住んで26年。したがって、当時からクルマで買い物し、


自分で包丁を握る。よそでまずいものを食いたくないという、わがまま者なのです。


さて、FACEBOOKには何度も登場したタコですが、


クルマで20分の距離にある佐島漁港で、生きたタコを買って、自分で茹でます。


佐島のタコは、海底であわびや、サザエを食べており、その身に味がある。


味が濃い。の、で、す。


佐島以外、葉山港、逗子、この辺のタコは旨いです。




(スーパーだと足2本で600円?これまるまる800円)


また、この海では、


カワハギなども安くて美味しいですね。


タコは夏前は不漁で、夏に活性化します。


佐島以外ですと、葉山漁港の真一丸に行き、真一さんが茹でたのも買います。


さて、かわはぎ。


肝も旨いです。魚寅とかでは1000円オーバーですが、


自分で探せば安いもの。




 (まことにお酒がススムくんで困ります)



また、別の日には、鯵も手に入れて、


書き物に疲れた時に、出刃包丁を握って、


三枚に下ろして、小骨を抜いて、皮をはいで、


とんとんとん、と、10分くらいで、たたきにしてしまいます。




はいたたきの出来上がり。旨いよ~(笑)




まあ、魚ばっかり食べていると思われるのも何なので、


たまには肉も食います(笑)


僕は200グラムとか300グラムとか、大量のステーキは苦手。


できれば割烹で出されるような、よい肉を少量。というのが理想で、


理想的な肉を、地元の旭屋牛肉店で見つけて自分で焼きます。




 (まさに100グラム以下、絶品の葉山牛)



そして、秋が深まると、登場するのが秋刀魚。


逗子駅前のスズキヤ逗子駅前店は高級なので、2匹で1180円とか、


値段つけますが、私は、ユニオン葉山店でリーズナブルな秋刀魚を手に入れ、


これを飛躍的に旨くするのは、表面に日本酒を塗る、(僕は大匙でかける)


そのあと、軽く塩を降って焼くのです。





こうすると、皮がパリッパリに焼け、風味も増します。


すごく贅沢をしているようで、実はエコでエコノミー。


単なる、消費者ではいたくない。クリエイティブに食べたい私なのです。


了。