救命救急24時のシーズン1が24年振りに地上波で放送されるというので書いたこの記事↓が、思いの外に好評だったみたいなので、もう一つ書いてみることにしました✋。

 

こっちに来てから、テレビを見ることが無いので、空いた時間には配信で過去のTVドラマをこっちで見始めたら、結構、ハマっちゃってるっていうことは以前にも書いていますが、こういう昔のドラマを見る時に必ず最初にこういうテロップが流れます

 

これって実際に経験が無かったので、セリフの中で何か不適切な表現があった場合は音が飛ぶのかなぐらいに思っていたのですが、実際に経験して

へぇ~ここまでやるんだぁ

と実感しました。

 

今回取り上げるのは「君が嘘をついた」。

先ず、ドラマの説明をすると、「君が嘘をついた」は、1988年に「月9」枠で年末クリスマスにかけてフジテレビ放送された全9回のドラマです。私はこれを見て、明けた年の4月に社会人になっているので、ドラマに出てくるこういう大人たちの生活になれるものと期待に胸を膨らませて社会人になったので、よ~く覚えています。私の原点と言ってもいいトレンディドラマでした。

 会社のデスクでタバコ吸いながら仕事

 クリスマス・イブに一人過ごすなんて

 憧れの弁護士夫人

 一発やったらバイバイ

今見ると、私には懐かしいことばかりですが、現代人にはそれこそ「不適切にもほどがある」と言いたくなるようなセリフやシチュエーションのオンパレードで、配信しても大丈夫か?と覆えるほどです。

そんな中で特に、盛り上がったのはクライマックスの最終回。それぞれのカップルの運命は如何に!?という回でした。

 

街の不動産屋勤務の布施博演じるテルが、鈴木保奈美演じるエミに医者と天秤にかけられて振られて独りのイブの夜に夜の街に繰り出そうと現場仲間達を誘うが、誰も乗ってこない、そんな中で「俺は恋愛のエキスパートとして仲間内から師匠と呼ばれているんだ」と大見得を切る

すると、後ろから「師匠!」と呼びかける声が、「おっ、来たっか」と振り返ると

そこには、医者に走ったはずのエミの姿が

このエミの姿と同時に響き渡るBGMはケニーGの名曲”シルエット”✋・・・のはずが、何か知らない音楽が鳴っている・・・

 えっ!?

私の記憶違いか?いやそんなはずはない。

ここで聞いたこの曲に心打たれて、インターネットもない当時に調べまくって、ソングバードのケニーGのシルエットという曲であることを探り当て、そのままレンタルCD屋、当時、TSUTAYAなんてないなかったので、無名の街のレンタル・ビデオ/CD屋に行って借りて、そこれからテープがすり減るほどウォークマンで聞いたんだから間違いはない。

でも、ここでBGMで流れている曲は、全く別物・・・・

 

因みに、ケニーGのシルエットはこんな曲です↓

 

そして物語はクライマックスへ

 

え~~~、嘘ぉ。いや、やっぱり納得いかない。

このシーンは絶対にケニーGのシルエットでないとぉ~~~あの時の感動は半減されてしまうよぉ・・・・えっ何で?これが権利関係というものか・・・でもYouTubeで公式に公開してんじゃん・・・えっ、やっぱ信じられない。

恐らく映像はリマスターされていると思うのですが、まさかそこでBGMを入れ替えているとは・・・・・

 

これはないんじゃないのぉ。こっちは態々、イブに最終回を見ようとスケジュール調整して来たのに・・・と昨年のクリスマスイブの深夜にボヤいていた私でした。

(因みにドラマの主人公は三上博史と麻生祐未で大江千里と工藤静香とこの布施博と鈴木保奈美がサブです。女の子が自分の腕にリボン巻いて「メリークリスマス」と言うのと男が「これがなかなか手に入らなくてさ」というセリフをまねるヤカラが多発したとかしなかったとかで(笑)← 今ならコンプライアンスで即、アウトですね)

 

でも、こうして昔のドラマが見たい時に見られるというのは、ホント良い時代だと思います。

 

 

では、また。