新NISA、いよいよ開始! | 投資家リプリーの気まぐれブログ

投資家リプリーの気まぐれブログ

株式投資に関して気になった事、調べた事などを気まぐれにアップしていきます。

あけましておめでとうございます。

能登半島地震や航空機事故など波乱の年明けに

なってしまいました。被災者の方々ができるだけ早く

平穏を取り戻されますよう、お祈り申し上げます。

 

さて、2024年、新NISAがいよいよ開始です。

どう投資していくか決められましたか?

 

期限のあった旧NISAと違い、新NISAはデメリットの

殆どない仕組みだと思うので、投資をするなら

新NISAを使わない手はないと思います。

 

この記事では、投資法をまだ決めかねている初心者の方に

お薦めの投資法をご紹介したいと思います。

 

 

どういう手法がいいのか?

それは「リスク」「期間」「投資についての勉強」

この3点についての考え方によって変わってくると思います。

 

具体的には、下図を参照下さい。

 

 

(1) 「一円たりとも損したくない」という人;

 

 投資をする以上、損をするリスクはゼロにはできません。

 「絶対に損したくない」という方は投資に向いてないので、

 資金は定期預金など預貯金に置いておく方がいいでしょう。

 

 しかし、果たして預貯金にはリスクが無いのでしょうか?

 

 2022年、消費者物価指数は 2.5%上昇しました。

 この間、1年物の定期預金の金利は、金融機関によって

 異なるかもですが概ね年利0.002%程度でした。

 

 つまり、1年前には100万円で買えたものが

 今 買おうとすると102万5千円になった一方で、

 その間 定期預金に置いていた100万円は、

 利息が20円しかついていません。

 モノに対する預金の価値が目減りした訳です。

 

 預金も結構リスクがあると思います。

 やはり、余裕資金があるのなら、投資も考えた方が

 いいのではないでしょうか?

 

 

(2) リスクも多少は覚悟するが、できるだけ抑えたい。

 投資は長い目で見てじっくり増やしていきたい。

 でも投資について勉強する時間がない、あるいは

 そもそも勉強するのが苦手…

 …という人は…

 

 次の記事の「(4) お勧めの新NISAの使い方は?」の項に

 記載した方法(4つの分野の投信に分散投資)がお薦めです。

 

 もちろん、損をするリスクはゼロではありませんが、

 分散投資の強みを活用してリスクを抑えられていると思います。

 企業決算を研究したりチャートを見たりする必要もなく、

 定期的に計算をして機械的に購入していく、という方法です。

 

 参考までに、次の記事でシミュレーションを記載しています。

 

 

(3) リスクも多少は覚悟するが、できるだけ抑えたい。

 投資は長い目で見てじっくり増やしていきたい。

 …という点は上記(2)と同様。 

 でも投資について少しでも勉強していきたい…

 …という人には…

 

 高配当株への投資をお薦めします。

 多分、(2)より大きな利益を得られる可能性が高いです。

 具体的にどうするか?は、次の広告にある本が

 非常に参考になります。

 

 この本では高配当株投資の強みや注意点、

 そして損をするリスクを抑える為にはどういう事を

 勉強すればいいか、などが丁寧に説明されており、

 更に高配当株に限らず株式投資全般について

 知っておいた方がよい基本的な事などが説明されています。

 

 著者ご自身は、

 「何がなんでも高配当株投資が一番」という言い方はせず、

 「試行錯誤してご自身に合った投資スタイルを確立

 していくとよい」とされながら、

 「少なくとも他に引けを取らない有望な投資手法の一つ」

 として高配当株投資を薦めておられます。

 

 私自身は、ここで述べたタイプの人には

 「有望な手法の一つ」どころか、「最適な手法」だと思い

 自分自身も株式投資に確保している資金の殆どを

 ここに突っ込もうと思っています。

 

 ただ、「つみたて投資枠」では株は買えず、

 「成長投資枠」も上限は年間240万円で、

 株を100株単位で買った場合は必ず端数が余ります。

 NISAをフルに活用したい方は、余った端数で投信を

 買うのがいいと思います。

 

 

(4) できるだけ短期間で大きく稼ぎたい…

 …という人もおられるでしょうが、

 初心者の方にはお薦めしません。

 

 また「かなり大きなリスクも覚悟できる」

 という方も、覚悟するのはいいのですが

 実際に大損すると、泣きますよ。

 

 こういう方々は、次の記事を読まれる事をお薦めします。

 

 それでもやはり個別株でチャレンジしたい、という方も

 少なくとも初めはリスクを抑えながら手堅くやって

 経験を積む事をお薦めします。

 

投資の手法に関しては色々な意見をお持ちの方がおられると思います。

上記はあくまで筆者個人の意見であり、多数ある意見の内の一つ

程度に思っていただければ幸いです。

 

以上です。

税理士ドットコム