昨日未明に起きた沖縄・首里城の火災は、世界中に衝撃を与えました。
そして同時に、私も大きなショックを受けました。
昨日の朝日新聞横浜版の夕刊でも、1面で大きな扱い。
誰がこんな事態を想像出来たでしょうか。
社会面には焼失後の写真。
まさに言葉が出ないです。
そして今日の朝刊でも、1面で大々的に報じていました。
炎と煙がものすごい勢いです。
使われていた朱色の塗料が燃えやすかったことから、一気に燃え広がったという説もあるようです。
同じ朝刊の社会面。
正殿、北殿、南殿の3つの建物が全焼した中で、特に正殿は跡形もなくなってしまいました。
北殿と南殿は基本構造がコンクリートなのに対して、正殿は木造建築だったことが、この差に現れたのでしょうね。
こちらは沖縄タイムスのWebページ写真で、まるで空襲を受けたかのような状況です。
沖縄へは50回以上行っていながら、首里城を訪れたのは1度しかありませんが、今日はその時の写真を見ながら、在りし日の首里城を偲びたいと思います。
時は2007年12月25日。
首里杜館(インフォメーションセンター)のジオラマで、位置関係を確認してから向かいました。
石垣がそびえているこの辺りは、まだ無料エリアです。
予想以上に険しい登り坂が続いていました(´Д`;
赤瓦と朱色の壁が独特の雰囲気です。
ここ広福門が有料エリアへのチケット売り場になっています。
ゆいレールの一日乗車券を見せたので、団体割引料金になりました(˘◡˘)
この奉神門から奥が有料エリアです。
向かって左手に北殿、右手に南殿、そして正面に正殿。
入りました!
お~、美しい~(´▽`*)
正殿の建物の奥に工事の足場がチラ見えしているように、この時(12年前)はまだ、あちこちで復元工事が行われていました。
屋根の真ん中にドラゴン!
両脇にもドラゴン!
こちらが南殿です。
こっちが北殿。
南殿はスルーして正殿から見学しましたが、しばらく撮影禁止エリアが続き、ここから撮影オッケーになりました。
創建以来4度の焼失と再建を繰り返してきたという首里城。
残っていた正殿の遺構です。
この遺構が今回の火災でどうなったのか、そして5度目の再建がどうなるのか・・・
正殿2階へ上がりました。
そして北殿へ移動すると、こんな模型が(゚0゚)
北殿からの眺めは抜群です!(*^0^*)
沖縄にある他の城(グスク)と同様に、ここ首里城も高台に位置しています。
その後はショップを通って・・・
この先の右掖門までで有料エリアは終了。
右手に見える久慶門を出て、首里城見学は終了となりました。
いま改めて写真を見返すと、12年も前のこととは思えないくらい、鮮明に記憶が甦ってきます。
実は年末に沖縄へ行く予定がありまして、ゆいレールの首里駅から先の延伸区間に乗るついでに、また首里城へ行ってみようと思っていたところだったんですよね。
今年1月に30年間続いた復元工事が完成したばかりなのに、あまりにも残酷な現実です。
5度目の再建(復元)には、また長い長い年月が必要になるでしょうが、私も陰ながら力を貸せれば・・・と思っております。
それにしてもショック。。。(/o\)