長文申し訳ない。
お疲れかとは思いますが渡米編、いってみたいと思います。
・・・疲れた
パスポートの期限が切れてる事なんてまったく問題視しない僕。
颯爽と飛行機に乗り込みまして、不法入国上等!悪徳政治家も真っ青な強い心で自由の国アメリカへの渡航をやってのけるのでした。
彼の住むロスに着いた僕は、市民が吹替え映画の様に完全に達者な日本語を駆使していることには頭を悩ませることなくタクシーに乗り込み、彼の家まで無事にたどり着きました。
「よく来たな!ずいぶんと老けたんじゃないか?」
「前こそ立派なおっさんだよ!昔の面影なんか皆無だぞ!」
僕は強がりました。
僕の目の前にいる彼は老いとは無縁でエネルギーに満ち溢れ、とてつもない輝きを放っていました。
まさにスターです。
そこにはカリスマの塊がそびえたっています。
そんな彼に多少圧倒されはしましたが、そこは長年共に過ごした仲間です。
久しぶりの再開に心躍らせ時が経つのも忘れて数日を昔のように楽しく過ごしていったんです。
そして、彼のライブ当日。
いよいよ彼がステージ立ち、そのカリスマを爆発させる日を迎えました。
その日、僕たちは彼の運転する車で会場となるアリーナへ向かい、現地にてバックステージパスを受け取りメンバー達と合流。
軽く挨拶を済ませます。
本番当日ともなるとメンバー全員緊張感に溢れており、とてもじゃないけど僕みたいな一般人が近づくことの出来ないオーラ身にまとってましてなんか僕まで緊張してました。
そして開演の時刻。
ぞろぞろとファンたちが押し寄せてきます。
その光景は凄いものがありまして、あまりの衝撃に言葉が出ない程でした。
幼い頃を共に過ごし、音楽で成功する事を共に夢見て語り明かした日々。
彼は己を信じてその夢を掴み取りました。
夢半ばで挫折して今は一般の企業に勤める平凡な僕ですが、確かに僕たちは同じ時間を共有してた。
分かりやすく人生の素晴らしさと残酷さを感じ涙が溢れそうになりましたが、この涙は素直に友の成功を喜び、誇りに思う涙だと思います。
少なくともそう思える自分でありたいと強く思いました。
みるみるうちに人に埋め尽くされていく会場。
その人々の表情にはこれから始まる事への期待と興奮が抱かれています。
それを一身に受け止めて答える我が友。
それを考え、ただ圧倒されることしか僕には出来ませんでした。
彼らはステージの脇の僕に軽く挨拶をして、そして観客の興奮が向けられている場所へと飛び出していきました。
いよいよ彼らのステージの始まりです!
それはとても言葉で言い表せられる様なものではありませんでした。
観客の中には歓喜のあまり涙を流す者までいて、その会場すべての人々が彼ら4人のパワーに圧倒されてるんです!
まさに奇跡を目の当たりにしました。
す、すげぇ・・・・
もちろん僕は彼らのCDはすべて持っていますし、すべての楽曲をコピー出来る程のファンでもあります。
ただ目の前のそれらは似て非なるもの。
彼らを中心に会場が作り出す力によって凄まじいものに様を変えていました。
会場の一体感に包まれたまま予定の曲を吐き出すかの様に進んでいくステージ。
残された曲を残すところ1曲を迎えたその時に・・・事件が起こったんです。
はぁ、またおさまらなかった・・・・
ってなわけで事件編へ続く・・・