はい!ラスト!!事件編!!!
腰が痛い・・・
興奮した観客の一人がステージに上り、バンドのギタリストであるジョンを押し倒してしまったんです。
すぐに観客はセキュリティに取り押さえられたのですが、倒れた際にジョンが左腕を怪我してしまったんです。
その怪我が軽いものではないということはステージ脇でみている僕の目にも明らかでした。
起こった出来事に戸惑い会場の空気が止まったその時です。
我が友であるボーカルのアンソニーが僕の元に走ってきました。
そして、間髪入れずにこう切り出したんです。
「ヘイ!○○○(僕の本名)!見ての通りハードラックと踊っちまった!お前の助けが必要なんだ!」
「え?」
「お前にギターを弾いてくれって言ってるんだよ!」
「え?・・・ええ!?」
「気持ちは分かる。尋常じゃないお願いだってのは百も承知だ。でも俺は集まってくれたファンのために予定していたことをやりとげたいんだよ!それにお前、家で俺たちの曲を弾いてくれてたじゃないか!あれは贔屓目なしにCOOLだったぜ。お前しかいないんだ!頼む!!」
確かに彼と数日過ごした中で僕は彼らの曲をプレイしてみせました。
彼らを応援しながら色んな曲を練習して、今じゃ弾けない歌が無いほど彼らの曲は自然に体に流れています。
でも、それはあくまで趣味や特技の範囲。
プロのステージに立って観客の前でプレイするような強靭なハートは僕にはありません。
ただ・・・目の前にはすがる様な目で懇願している親友の姿が・・・
僕にはYESと答える以外に選択の余地はありませんでした。
「分かったよ。俺にまかせとけ!俺がお前の想い受け止めてやる!!」
僕にこんな勇気があったなんて知りませんでした。
僕はジョンの衣装に着替えステージに立ちます。
ジョンの怪我により不安げな表情を浮かべている観客たち・・・
この人々の今日は僕にかかってるんだ!
もう迷いはありません。
僕のセッティングが終わるのを見計らってアンソニーが口を開きます。
※アンソニーのMC
会場のみんな!最後の最後でドタついちまってごめんな。
でも、安心してくれ。
俺のジャパンの親友○○○(僕の本名)が急遽代役を務めてくれることになった。
ジョンのステージを楽しみにしてくれてた人には申し訳ないが分かってほしい。
○○○も俺からの急な願いに答えてくれたんだ。
こいつは俺が困ったときにいつもそばにいてくれた奴で、今日もそばにいてくれた。
ほんとに仲間っていいもんだな。
僕は必死で涙をこらえてた。
遠く離れて夢を叶えた友人の発する一語一句をかみしめながら。
そしていよいよアンソニーが最後の曲を紹介する。
※アンソニーのMC
俺はまだまだ大きくならなきゃな。
そして、強く新しい自分になるよ。
俺はそれを今日ここに誓う!
そんな気持ちにふさわしいやつを最後にみんなにプレゼントします。
まだ市場には出ていない新曲。
「トゥギャザー」!
え?
え?え?
えええええええええええええええええええええええええええええええ!?
弾けるわけねぇだろ!トゥギャザーできねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!
hがskfdhぎあw(言葉になりません)
ここで目覚めたんですけど夢からはまだ覚めず、どアホなアンソニーに一言いってやらないと気がすまないもんですから必死で探しましたよ。
彼とまだ友達だと思ってるわけですから、連絡先を調べるべく携帯のすみずみを。
そしたら見つかりました。
昔、壁紙にとDLした
レッド・ホット・チリペッパーズの画像が・・・・・・・