若杉山植物同好会2022年2月20日③ | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

寒い寒い若杉山観察会、3回目です。

 

マサキ、茎が緑色です

 

シキミの実

 

 

 

シキミの木肌、材は数珠に用いる

 

シキミの新芽

 

シキミの蕾

 

ナナミノキ、実がたくさん付く

 

ナナミノキの実、楕円形

 

 

十文字シダ

 

 

本日、4本目の大杉

 

七又杉、幹周9.8m、樹高20m

 

ホンザンショ

 

 

 

大和の大杉、幹周16.2m、樹高40m

 

今回のトリを飾る、若杉山最大の大杉です

 

 

地元の小学生が製作した看板

 

根元から、何本もの木の幹が連なり出て、木目が通じています。これを「連理」(れんり)といいます

 

 

「連理」といえば、以前ご紹介したこちらの日本酒!

「連理」には、「夫婦の深い契りのたとえ」という意味もあり、その意味で命名されたようです。

頂くのが楽しみ~♪

 ちなみに、製造元である比翼鶴酒造の命名のもととなったのが、「天にありては願わくば 比翼の鳥となり、地にありては願わくば 連理の枝とならん」という言葉だそうです。

 

 

サイゴクイノデ(西国猪手)、葉に光沢がない

 

鱗片に黒い筋がネクタイのように入っている(この写真ではよく確認できません、すみません)

 

キジノオシダ、葉柄がない

 

イヌガシの花後

 
 

ボタンヅル、1回3出複葉、小葉は卵形でとがる、へりには不規則な鋸歯がある 

 
コバノボタンヅル、2回3出複葉、小葉は卵形で3裂する。小葉は大きな少数の鋸歯がある
 
 

ホラシノブ

 

カナクギノキが倒れていた、老木になると樹皮が剥離し、味わい深いものとなるそう

名前の由来は、赤くて緻密な樹皮を金釘に擬えたというもの、

幹の模様を鹿の子になぞらえた「カノコギ(鹿の子木)」が転訛したものとする説がある。

 

 

コショウノキ(胡椒の木)の蕾、名の由来は、果実が胡椒のように辛いから、ジンチョウゲの仲間

 

 

コンテリクラマゴケ(紺照蔵馬苔)、光のあたり具合で葉の色が変わるので、レインボーファンとも

 
冬の山 連理の杉や 漲りて
龍朗