植物友の会、天拝山観察会2021年12月5日(前半) | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

約1年ぶりに、福岡植物友の会の観察会に参加しました。

コロナ対策で、3密をしっかり避けての観察会です。

あまりに種類が多いので、2回に分けてご紹介します。

 

ホラシノブ(洞忍)、裂片が丸い

名の由来は洞窟のまわりの崖地に生えることから。

 

 

ノキシンブ(軒忍)

和名は家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶという意味

 

ゼンマイ(薇)、食べているのは栄養葉

若葉がほぼ銭 (ぜに) の大きさで渦巻状に巻いているところから,

初めは 「銭巻 (ぜにまき) 」 と言われていたものが,音韻変化して 「ぜんまい」 に

ベニシダ、新芽が赤いのでこの名前に

シシガシラ、獅子の頭みたい?

 

シロバイ、ハイノキの仲間、葉っぱのふちがふにゃふにゃ

 

オオアリドウシ、葉に比べて、トゲが短い

 

アリドオシ、トゲが長い

 

ツルコウジ、トゲがない、ツルコウジやアリドオシは、一両と呼ばれ縁起が良い。

トゲが無い方が縁起が良いので、ツルコウジの方が一両にふさわしいというご意見もあるようです。

 

ヤマアイ(山藍)

山に生える藍という意味で昔は染料として使用された。 日本最古の染料植物。

 

シロヤマシダ、鹿児島の城山で発見された

イワガネソウ(岩根草)、語源は、岩の根元に生えているから、

葉脈が網目状、葉はやや厚く先は次第に細くなり尖る

エノキ

 

フモトシダ、葉のふもとが少しぷくっと伸びている

 

左右非対称のヘラノキの葉

 

 

ナナミノキの葉と実、葉はツルツル、すべすべで細長い。実も細長い

 

ウラジロガシ、葉が波打っていて、裏が白い

イズセンリョウ、あまり高くならない、

 

イズセンリョウのツボミ

 

ヌカボシクリハラン(糠星栗葉蘭)

 

オオサンショウソウ(大山椒草)、葉が山椒に似ている

 

コシアブラ、葉が白っぽくなっている

 

リンボク、バラ科、シロバイに似る

別名ヒイラギガシといわれるように、幼木の葉のトゲは目立ちます。

 

イヌガシ、名の由来は、カシに似ている本物ではないという意味。

「シロダモ」に似るが、葉裏がシロダモほど白くなく、葉柄もシロダモより1cmほど短い。

「ヤブニッケイ」にも似るが、葉が柔らかく小さい、葉が先の方にまとまって付く

 

イワガネ(岩ガ根)、イラクサの仲間

 

ツルコウゾ(蔓楮)

製紙用としてはあまり重要とされていない

 

ノササゲ(野大角豆)

野に生えて、ササゲ(食用にするインゲンマメなどのこと)に似ていることから。

 別名:キツネササゲ。

 

ビロードイチゴ

 

オオハナワラビ、夏に枯れる、葉の先が尖る

 

シタキソウ(舌切草)

 

イタビカズラ、イタビとはイヌビワのことでイヌビワの仲間で茎がつる状になるので

葛の名が付いた

 

 

シキミ(樒)

 

ヤブコウジ、十両

 

天拝山山頂にあったキジョラン。種子の毛を鬼女の髪に見立てた。

アサギマダラの食草。

 

天拝山観察会、後半に続きます。