蒸し暑い日に糸島半島の火山へ2021年5月14日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

標高244メートルの低山、火山(ひやま)。 海に面した独立峰、
昔はここで狼煙を上げていたとのことで、火山となった
 
登山口近くにあった、キイチゴ。熟すと黄色い実に。
 
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)血の繋がりのない憎い継子のお尻を、トゲのある葉や茎で拭いていじめたという説からこの名に。
 
ミカンの花

斑が入っている「フイリソシンカ」(斑入り蘇芯花)
日本では沖縄で街路樹や公園木とされている。
「羊蹄木」(ヨウテイボク)の別名もある。
葉が羊の蹄に似ているというのが名の由来。こちらの名前のほうメジャーかも。
葉は円形で、真ん中あたりまでV字形に裂けている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
 
 
マメ科の植物だが、英語名は蘭の木(Orchid tree)。由来は、「花の形が蘭に似ていることから」

高さ4mほどで、民間の庭の花木としても使いよい。春に落葉した後、開花する。
花色は桃色、5弁のうち、上の1枚だけが濃い色をしている。開花期は1月から5月。
 
トウカエデ(唐楓)、江戸時代に中国(唐)から渡来したカエデ(楓)、成長は早く、大木になる
 
 
トウカエデのタネ

トウカエデの葉、葉っぱの形から、別名サンカクカエデ
 
 
 
ピンクのヤマボウシ
咲き始めは白、だんだんとピンク色に
 
サラサウツギ
 
サラサウツギ
 
 
三行脈のニッケイ
 
ニッケイの小さな花
ニッケイの木肌
 
タテハチョウの仲間、「キタテハ」(黄立羽)、2.5~3センチ
 
キタテハ、羽裏側
 
「タイサンボク」、漢字で「泰山木」「大山木」
花や葉の大きく立派なことを賞賛して、中国山東省中部にある名山の泰山(たいざん)にたとえた
また、花が大きな盞(さかずき)の形をしているから「大盞木」と書いてタイサンボクと読むという説も
 
ハナミョウガの蕾
 
フウトウカズラ(風藤葛)≫ 名前の由来は崖や樹木に絡まって成長し、風が吹くと揺れ動くさまから
フウトウカズラ(風(ふう)藤(とう)葛(かずら))と呼ばれ、藤葛は蔓草を意味します
 
フウトウカズラの花がぶら下がっている
 
 
イズセンリョウの実
 
昼前の時間帯で、すでに自分の重みで倒れてしまったキヌガサタケ、臭いけど美味しいらしい
 
ベニカミキリ
ウシハコベ
 
花の真ん中の白い雌しべが、3本だとハコベ、5本だとウシハコベだそうです。これは5本なのでウシハコベ
 
キツネノボタン
 
火山(ひやま)の標高は244メートルだが、 海に面した独立峰で山頂から絶景が楽しめる
 
キッコウチク(亀甲竹)、モウソウチクの突然変異
 
かつて、京都でしか栽培されていなかった幻の竹で、
京都市西京区にある「京都市洛西竹林公園」が有名。糸島にこの竹があるなんで!
 
ツルマンネングサ、「ツル」はつる性、「マンネングサ」は多肉植物で、水分の少ない場所でも生きられ、
常緑であるという意味、葉がヘラ形、3輪生する単葉、中国、朝鮮半島が原産。日本に帰化植物として定着
ちなみに、「メキシコマンネングサ」は花は似ているが、葉っぱが細い線状である
 
ザクロの花
 
クロバナロウバイ(黒花蝋梅)。ロウバイの仲間で、花が黒っぽいことから。
別名、アメリカロウバイ(亜米利加蝋梅)。アメリカ原産なので。
 
花は5~6月だが、香りは無い。近縁種に、香りがある「カオリロウバイ」がある
 
ヤブデマリ
 
ベニバナバイカウツギ
 
 
コバノズイナ、北米原産の ズイナ(随菜) で、通称 アメリカズイナ とも呼ばれ日本には明治時代に渡来
 
チドリソウ千鳥草)、花の形がチドリ(千鳥)の飛ぶ姿を思わせることから名づけられました
 
ナツツバキ、花弁1枚だけが赤くなっていて、ヒコサンヒメシャラに近い種類かと