GW明けの福岡市植物園2021年5月7日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

ちょっと時期が遅れてしまいましたが、ゴールデンウイーク明けの福岡市植物園の植物たちです。
 
トケイソウ、別名パッションフラワー
紫色で先がハートの形になっている雌しべが、時計の針に見える。雌しべの下の緑が雄しべ
毎年、「時の記念日」の6月10日ごろに見ごろだが、今年は1か月近くも早い
 
ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
名の由来は、花がウンラン(海蘭)に、葉がツタ(蔦)に似る事から
 
チロリアンランプ、別名ウキツリボク
チロリアンランプという名前は、花がチロル地方の赤いランプ(洋灯)に似ていることにちなみます。
ウキツリボク(浮釣木)という名前は、花木の姿が魚釣りのウキ(浮標)に似ていることにちなみます。
 
トキワサンザシ(常盤山櫨子)、通称ピラカンサス
名前の由来は、実が サンザシ(山櫨子)に似ていることから
Pyracantha(ピラカンサ)は、ギリシャ語の「pyro(炎)」と「acantha(刺)」が語源で、
火のような真っ赤な実をつけ、枝には一杯刺があるところから。これに「ス」がついて「ピラカンサス」。
 
ニッケイ、きれいな三行脈
 
ハマナス(浜茄子)、皇后雅子様のお印、日本のオールドローズ
語源は、浜(海岸の砂地)に生え、熟した果実が甘酸っぱいので、梨に例えて「ハマナシ(浜梨)」
と名付けられ、それが転訛したと牧野富太郎が唱えた
 
テイカカズラの白い花
 
フタリシズカ
 
ソライロキキョウアヤメ、アヤメ科
 
ジュズスゲ(数珠菅)
果胞のつく様子が数珠(ジュズ)に似ていることが和名の由来
ヒメヒオウギ(姫緋扇)
 
モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲月見草)
 
ホルトソウ
 

「ホルトソウ」は、種子から採った油が偽のオリーブ油として工業的に利用された

 
シキミの花
 
シャシャンボの葉に卵を産み付けるアオスジアゲハ

ハクモクレンの実
 
ユキノシタの花
 
コトネアスター
バラ科の常緑低木。サンザシ属と類似しているが、葉の部分に鋸歯がない 
 
ピンクのエゴノキ
 
エゴノキの園芸品種、ピンクチャイムズ
 
 
ゴモジュの実、葉にゴマの香りがある

 
シラカシ、別名ホソバカシ
リキュウバイの星形の実
 
トキワサンザシ
 
ワトソニア、別名ヒオウギズイセン、アヤメ科
 
シロモジ、葉の形が特徴的
 
イボタノキ(水蝋樹)、寄生するカイガラムシから蝋がとれる
 
ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)
花がジャスミン(茉莉)に似た匂い(芳香) があり、明治末に蕃(外国)から到来したので。
花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、最後は白色になる。
 
スイカズラ(忍冬)
 
ナツダイダイの花
 
ソシンロウバイの実
 
ユスラウメの実

ゴマギ(胡麻木)、葉をもむと胡麻の香り
 
薔薇展も行われていました。
 
2021年5月15日現在、福岡市植物園は、新型コロナ流行による緊急事態宣言により臨時休園中です。