南公園観察会2020年12月6日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

福岡植物友の会の12月観察会は、南公園でした。

 

ナギノキ

葉脈が平行、オリーブのような実がなる

高木に生長することと、名前の読み方が波のない穏やかな海のことを指す「」に通じるとされ、

海難から人々を守るお守りとして枝や葉っぱが身につけられてきました

オニタビラコ

コオニタビラコはもっと小さい

葉の先が角ばる、花弁が10枚以上

 

シンミズヒキ、本物と言う意味

葉っぱに模様がない

 

 

ムクノキ

剥ける木がなまってむくのき

 

ハクサンボクの赤い実、山照らし、富山の加賀白山にあるとの誤解から

 

オオハナワラビ、形がハナワラビ(胞子葉が花のように見えるワラビ)

 

アラカシ(粗樫)の名前のとおり、葉や枝振りが粗っぽいことに名前が由来しています。 

ドングリが実る常緑広葉樹のなかで一番個体数が多いとされるアラカシは、もともと雑木林を代表する樹木

スダジイ

幹が裂けている、実が小さい

 

ミミズバイ、実が幹から直接ついている、葉は狭長楕円形で、縁は裏側に少し. 巻き込む

 

蚯蚓灰、ハイノキ(灰の木)の仲間で、その果実の形がミミズの頭に似ていることによる

 

 

カクレミノ

葉っぱがミノのようにたくさん付いている、上のほうにある葉っぱが親で、下のほうの葉っぱが子供

 

葉の形を雨具の蓑(みの)に例えた名前。葉が密に付いていている、ぐーちょきぱーの木

 

トベラ、赤い実、厄除けに扉につけるその理由は臭いから(イワシの頭と同じ)

 

ヤマモモ、萌芽が、根本からいっぱい出る

 

クヌギ、幹が大きく避けている、炭として好まれる

 

ヒヨドリジョウゴ、茎に毛がいっぱいある

熟した果実にヒヨドリが群がって食べる様子が、酒に酔った人たちが騒ぐ様子に似ているのが名の由来

全草に柔らかな毛を持つ。葉はアサガオに似た三裂したものから、卵状のものまで

部位によって大きく変形する。

 

ウマノスズクサ(馬の鈴草)、ミッキーマウスの葉っぱ

名の由来は、葉が馬の顔の形に、花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に似ていることから

ウマノスズクサは強い毒性成分(アリストロキア酸)を持ち、昆虫による食害から身を守っているが、

ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサのアリストロキア酸をせっせと食べて体内に蓄積し、

小鳥などの天敵から身を守っている

 

クスノキ、葉脈の根元にダニ室がある、三行脈

 

タブノキ、神様に手向ける木、冬芽が特別に大きい、混芽(花芽と葉芽)だから

 

イヌビワの黄葉、実と尖った新芽

 

隠れ蓑の実

 

 

葉柄があるコナラ(左)、ないのがミズナラ(右)

 

クロガネモチ、福岡市の木、金持ちになる木、新しい枝が黒っぽい

 

ブナの仲間の葉っぱ

 

テイカカズラの花

 

テイカカズラの種

 

ヤマノイモ、葉が対生

 

ナラガシワは、三日月山の山頂、宮地岳神社の御神木

 

ニッケイ、クスノキ科で3行脈、シナモンの香り

 

 

ミドリハカタカラクサ(トキハツユクサ)

 

マメヅタの栄養葉(小さくて丸い)と

胞子葉(細長い)


和棕櫚(ワジュロ)、(葉っぱが垂れている)

中国原産のトウジュロ(唐棕櫚)は、葉っぱがピンピン立ち上がっている。下の写真もワジュロ

 

シャシャンボ、ミソンチョとも、葉っぱの裏の葉脈(主脈)に1カ所引っ掛かりがある、実はおいしい、

シャシャンボの花、ドウダンツツジのよう

 

 


ゴンズイとクロキの木肌

 

カナメモチ、扇の要に使う、春が真っ赤な葉っぱできれい

 

葉は互生する。形状は両端のとがった長楕円形で長さ5~10cm、革質、縁に細かい鋸歯がある。

柄は短い。若葉は紅色を帯び美しい。

 

コスミレ、葉にたくさんの毛がある

 

シロダモ

シロダモの赤い実

 

キズタ(フユヅタ)

 

ハラン

 

この種、何の種?わからんわからん♪

 

イスノキ(マンサク科)、虫こぶが多いので、虫こぶの木とも、

アブラムシが出て行った後の木化した虫こぶを笛にして吹くと「ヒョン・ヒョン」と音が鳴ること、

また、虫こぶの形を瓢(ひょん=瓢箪、夕顔、冬瓜などの果実)に見立てたので、別名ヒョンノキ

 

イノコヅチ、名前の由来は、茎の節が膨らんでいて、猪子の膝のように見え、これを槌に見立てた

 

野グルミ

複葉、葉柄がない

 

カラスザンショ(烏山椒)

サンショウに比べ、木も葉も実も大きいので、カラスが付いた。カラスが実を好むためという説も。葉は、長さ80cmになる、大型の奇数羽状複葉で、互生。ミカン科を好むアゲハチョウの山野での重要な食樹。

ナミアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハなど

 

ヒヨドリジョウゴの赤い実

 

 

ヒヨドリジョウゴ(ナス科)の白い花

 

ヤブガラシ(ビンボウカズラ)の葉

 

左がツタ(夏ヅタ)、右がキヅタ(冬ヅタ)、小さいのがマメヅタ(シダの仲間)

 

 

ハクサンボクの赤い実

 

 

カヤ、グループフルーツの香り

 

 

野蒜(ノビル)、ネギの代わりになる

 

ヤブミョウガ、実が黒紫色

 

 

カマツカ、木が硬いので、別名牛殺し

バラ科、鋸歯が細かい

 

プラタナス(スズカケノキ)、丸い実がついていたら、プラタナスかアメリカフウか台湾フウ

 

 

プラタナスの葉

 

プラタナスのタネ

 


 

福岡植物友の会の観察会、いつも覚える数が多すぎて、頭が破裂しそうです。