顔がきたなくなってきた。
歳とともに。
しわ、しみ、たるみ、が目立つ顔に、鏡をもるたびにうんざりする。
肌は、筋肉と同じで、死ぬまでつくられ続けるという。
ならば、せめて、泡洗顔でも、と思うが、
そういう習慣を持たず生きてきたわたしは、
なかなかそこへきちんと踏み込めず。
近視、遠視、乱視。
わたしの眼はすべて揃い踏みになっている。
仕事を隠退したことで眼鏡がどうしても必要な機会も減り、
いちいち眼鏡を変えながら生活するのも面倒になり、
裸眼で通すことに決めた。
きたなくなった顔と、見えずらくなった目、
お金をかけずに、この現実に対処する方法を最近発見した。
ダイソーの100円メガネで武装する。
メガネは100円均一ショップで買える。
ダイソーにいくと3尺幅1本がメガネ売場になっている。
老眼鏡、レンズ色が変化するサングラス、伊達メガネ、
その3種があり、老眼鏡が最大のスペースをとっている。
わたしは伊達メガネを選んだ。
フレームの色が黒、茶、青の3種。
満足。きたない顔がすこしはごまかせる。
その日の気分でメガネを替えられる。
ユニクロとかでも1個1000円で売っているが、
わたしはこれで十分だ。
あと。
泡洗顔で肌の再生もはじめてみるか。



