静岡市の景勝地 「三保の松原」
。
4年ぶりぐらいに訪れてみました。
世界遺産に登録されてからは初めてです。
世界遺産登録をきっかけとして、極端に人が増えたり、
妙にさまざまなリニューアル工事をしたり、
駐車場が有料になっているのでは、などの心配がありました。
実際のところ、どうなっているんだろう、と到着すると、
特にそのようなことはなく、人もそれほど多いと云う感じではなかったです。
ただ、駐車場は新たに広くなっていました。でも無料です。
ここを管理している組織がどこかは知りませんが、
ありがちな守銭奴ではない、健全で良識的な組織であると感じました。
世界遺産の「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として、
重要なものの一つが、この場所からの富士山の景色だと思います。
それを見ようと観光客が集まっています。
私の廉価コンデジでは思うに美しくは撮れませんが、
富士山の白銀が輝き、非常に美しい風景でした。
ここで有名なものと云えば、あとは「羽衣の松(はごろものまつ)」
以前に見た「羽衣の松」は二代目だそうで、
立ち枯れが進み、昨年だかに、伐採されてしまったようです。
その今の姿です。いと哀れ、です。
4年前に撮影した「ありし日」の二代目「羽衣の松」です。
枝ぶり、特に写真の右手のほうが、ふにゃと湾曲していて、
天女の羽衣を連想させ、なるほどと思ったものです。
この姿がもう見ることができないのは残念です。
湾曲的な枝ぶりは少なく、老練な味わいと云うわけでもなく、
若々しさを感じますが、この松も次第に味が出てくるのでしょう。
下は近くにある「御穂(みほ)神社」の本殿です。
こじんまりして、いい雰囲気の神社です。
同じ「みほ」ではありますが、漢字が違います。
人も少なめです。
下は自宅で色づいた、苔玉に植えた「櫨(はぜ)」です。
ハゼモミジというほどに、綺麗なものです。
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