幻の高級魚「青うなぎ」を使った至高のうな重
だんだん暑い日が増え夏が近づくのを感じる今日この頃。夏バテという言葉があるように、年を重ねる毎に「夏」の方が体力的にキツク感じるようになってきた。これを乗り切るためビタミンチャージ。「うなぎ」を食べようという事になった。
「うなぎ」の名店は多数あれど、私の過去NO1は、小田原風祭にある「うなぎ亭 友栄」さん。
昔の日記を紐解くと2018年のGWに訪問していた。「うなぎ」を食べたくなる時期が同じだったのには驚いた。生理的現象なんだと思う。
今日の天気予報は「曇り」で気温も上がらないという事だったが大外れ。晴天でむし暑った。
午前9時40分に店舗到着。既に車が満車状態で、多数の人が店舗前にいた。入店し店の方に声をかけた。うなぎの予約をしてある旨を伝えた。なんとか、1巡目で席の案内が出来るということだった。良かった。*友栄さんは、うなぎを予約する事は出来るが、席は先着順というシステムなので、お昼時に食べるのはかなり難しいのだ。
5年前より値上がりしていた。物価高の今日この頃、仕方ない。座席は2階の座敷席だった。
接客も丁寧で素晴らしいのが「友栄」さん。
割きたてのきも(タレ)がやってきた(*事前予約済)。
同時に瓶ビールを注文した。きもを食べながらチビチビとやる。
オレンジ色に輝く濃厚な卵黄に肝をたっぷりと絡ませて食べた。タレと肝のほんのりとした苦味が相性がよくって、もう1皿!!と言いたくなった。
そしてもう1品は、山葵漬け。これはお店側からのサービスだ。座敷内に蜂1匹が入り、ちょっとだけ大騒動があったお詫びということ。食べると、鼻から山葵のツーンとして香が抜け、口の中がサッパリとする。
そしてお待ちかねの「うな重」。うな重は、漬物と肝吸付。
青うなぎを使用していて、1人前が330gもある。通常は200gなので1.7倍の大きさだ。
フワフワでトロトロの食感。ワンダフルだ。大きいため一部は2段重ねになっている。
皮と身の間にある脂が溶け出し、秘伝タレと相まって、ご飯に合うのだった。鰻の脂質は獣肉類と違いコレステロールの心配のない不飽和脂肪。どんどん食べられる。
肝吸い。上品な出汁が出て、うな重の合間に口に入れる。出汁が体に染みわたる感じだった。
漬物も5種類盛り合わせ。箸のあいまに口へ放り込む。丁度いい感じだった。
美味しい鰻屋さんは多数あるが、極私的NO1のお店。小田原まで足を運ぶ価値有だと思う。