貨物鉄道博物館 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 昨日からの続きで貨物列車ネタを。日本で唯一の貨物鉄道博物館が、三岐鉄道三岐線の丹生川駅にある。昨日の番組「沼にハマって・・」でも一つのコーナーとして紹介されたし、5月にはBSフジの「鉄道伝説(第140回)」でもとりあげられていた。
 NPO法人により運営されているという手作り感あふれる博物館で、開館は2003年というから既に20年を超える歴史をもつ。貨物列車と言えば、コンテナ車やタンカーのみになってしまった今、昔の2軸貨車の実物に接することが出来る貴重な存在だ。


 各地で御用済みになった後も残っている貨車を探し、交渉して譲り受け、ボロボロになったものを自分たちで修復している。小型貨車とは言え、運送費だけでも大変な費用がかかる。
 華やかな旅客車両と違って、実用性第一の貨車は使えるだけ使って廃車というのが宿命。しかも多くが木造だから、文字通り朽ちてしまう。それを地道に復元して後世に伝えようとする努力には頭が下がる。
 博物館は本線に隣接しているので、三岐線の電車に乗っているとよく見えるのだが、定期的な開館日が月に一日だけということで、実はまだ訪問が叶っていない。本日の画像は、乗っている電車から撮ったもの。是非一度、訪れてみたいものだ。